これ見たい!⑥ 『Victoria』
2015年 01月 18日
物語の舞台はベルリン。とある晩、スペイン出身のヴィクトリアは男4人組と知り合いになります。彼らは借金の返済のために銀行強盗を計画していました。4人のうちの1人(フレデリック・ラウ)と意気投合したヴィクトリアは、軽い気持ちで運転手役を引き受けてしまいます。ところが、その「軽い気持ち」が命取りに…。
…というストーリーらしいです。これだけじゃ、よく分からないですよね。すみません、ドイツ語の記事を読んだワタシもよく分かっていません。ひょっとすると、2月の上映に向けて必死で編集しているところなのかも。とにかく情報が少ないので、公開されてからのお楽しみですね。
シッパー監督は「ギガンティック」(1999)の監督として知られていますが、俳優としても大活躍。昨年公開された「ルートヴィヒ」では、晩年のルートヴィヒⅡ世役を演じていました。日本では未公開ですが、トム・ティクヴァ監督の「DREI」では、準主役で出演。男性同士で熱烈なキスをするという、体当たり(?)の熱演を見せておりました…。見ていてちょっとヒキましたが、さすがの役者魂と言うべきですよね。なぜか、日本では「スキッパー」と表記されちゃうのですが、シッパーだと思います。「すきっ歯」はユルゲン・フォーゲルの専売特許。
フレデリック・ラウは、最近よく名前を耳にします。生徒たちが洗脳されていく過程を描いた「ウェイヴ」では生徒役で出ていました。「コーヒーをめぐる冒険」で主人公にからむ不良のリーダー役を演じたのも記憶に新しいところ。お世辞にもイケメンとはいいがたいのですが、安定した演技力が買われているのかも(←すみません、褒めてませんね^^;)。