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まるちぱんローマッセが買えまっせ

 …などと、いきなりオヤジギャグ的なノリで失礼いたします。いえね、先日「富澤商店」@新宿京王百貨店 へ行ったのです。パン用ライ麦全粒粉がなくなっちゃったので、それを買いに行ったのですが、そこでこれを見つけてしまいました。

  じゃじゃーーーーん!!!
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…と騒ぐほどでもないかもしれないのですが、それでも嬉しかったのでお許しください。そー、Marzipanrohmasse、いうなれば「生マジパン」、ドイツ語なら「生まるちぱん」です。今年こそ余裕を持ってシュトレンを焼こうと固く決心しているワタシ。熟成に時間が必要なのです。そしてアンパンにあんこが欠かせないように、シュトレンにはマジパンが欠かせないとワタシは勝手に信じているのです。それが買えて嬉しい!しかもドイツ製!ホンモノ!Hurra! (ちなみにオンラインショップでも同じものが買えます。ご興味のある方は → コチラ

マジパン(Marzipan) とはナンジャラホイ? …てなわけで、横着して大変恐縮ですが、過去の記事から引用させてください。既に2回ほど引用しているので、ほとんどの方が既に読んでくださっているのだと思いますが…すみませんっ

***********(過去の日記から)******************

『シュトレンにもマジパンが入っていることが多いのですが、このマジパンのルーツって何だろう・・・?うちにある料理本や料理辞典を開いてみましたら、どれにもほぼ同じ説明が載っていました。

・マジパンの起源については諸説ある。オリエントから伝わったとする説。イスラム圏からスペインやポルトガル経由でヨーロッパに入り、十字軍の遠征で広まったという説、などなど。

・ドイツでは、18世紀までマジパンは薬としてApotheke(薬屋)で売られていたそうです。砂糖の含有量が増えるにつれてお菓子として珍重されるようになり、やがてお菓子屋さんが作るようになったとか。

・ハンザ都市リューベックに残る言い伝え。同じ話が複数の本に載っていました。1407年、リューベックは敵に包囲され、深刻な食糧難に陥ったそうです。市の倉庫に残っていたのは砂糖とアーモンドだけ。市の参事会は「この二つの材料でパンを作った者に褒美を与える」との命令を出しました。そこであるパン職人がアーモンドを砂糖と練って、パンの形に整えたとのこと。この「パン」は聖マルコの日に市民に配られました。この、「Marci Panis(マルコのパン)」が、Marzipan の語源となったとか。 リューベックの老舗の一つ、Niederegger (ニーダーエッガー)というKonditorei (お菓子屋さん)のマジパンは有名ですよね。

ただし、この「飢餓からマジパン誕生説」、イタリアやスペインの町でも似たような言い伝えが残っているそうですよ。確かに説得力のある「ちょっといい話」ですもんね。「マジパン(まるちぱん)」の語源についても諸説あるようです。ドイツ語のWiki には、ペルシア語のmärzäban (辺境伯) や、ギリシア語の mazaz(粉で作られたお粥)が語源であるとする説も紹介されていました。』

…だそーです。自分でもすっかり忘れておりました。ともかく!10月中に絶対マジパン入りシュトレンを焼くぞ!焼いた暁にはまたブログでご報告いたしますね。


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by Alichen6 | 2013-09-29 10:59 | ドイツの食べ物

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


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