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by Alichen6
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 お気楽な在宅ワーカーですが、ずっと家にいると、ウッキーーーーと叫びたくなります。だもんで今日の夕方、すっくと立ち上がって輸入食材屋さん(カ●ディともいふ)に行ってきました。お手軽なストレス解消です。おおっ Wiener Würstchen (ヴィーナー・ヴュルストヒェン)だ~。ちょうど先日、とある映画でドイツ夫人がソーセージの缶詰をキコキコ開けているシーンを見たばかり。すぐ刷り込まれるワタシは、そのうち見つけたら買おうと思っていたのです。缶詰って金属っぽいにおいがするからお味はイマイチなのですが、この際やむをえんっっ。迷わず缶詰をむんずとつかんでレジへ走りました。ちなみに缶の高さは14.5センチ、直径は6.5センチです。4本入って790円くらい。ちょっと高いかな。

e0141754_22134611.jpg 日本では、「ウィンナ~」というと、もうちょっと小さいやつを指しますよね。そもそもWiener Würstchen の定義って何だ?と思って安易にウィキで見てみましたら、「Saitling (羊の腸)に詰められた茹でソーセージ。牛と豚を使用したもの」と出ていました。小さいものは特に Cocktailwürstchen と呼ぶんだそうですよ。これってカクテルウィンナーですね。ちなみに、ヴィーナーヴュルストヒェンは、Frankfurter Würstchen (フランクフルター・ヴュルストヒェン)の仲間ですって。後者は一般的に豚肉100%で作られるんだそうです。これらの起源については諸説あるみたいですが、フランクフルトのほうは中世から存在していたそうです。一説によると、フランクフルトのお肉屋さんがウィーンにわたり、そこで「Frankfurter(フランクフルター)」を売り出したところ、大ヒットしたとか。ちなみにウィーンでは、Wiener というと、スライスしたソーセージを指すとのこと。揚げパンベルリーナが、ベルリンではそう呼ばれていないのと同じかも。
# by Alichen6 | 2008-05-02 22:09 | ドイツの食べ物 | Comments(10)

 なんかも~連日バタバタしており、焦っております。せっかく拙宅へ来ていただきましたのに、何のお構いもできず、申し訳ありません。しばらく(いえ、いつもですが)ショボい内容ばかり続きそう・・・。

 今日は何の日?フッフ~ 1945年の今日、ヒトラーがフューラーブンカー(地下壕)で前日に結婚したばかりのエーファ・ブラウンとともに自殺した日なのであります。「ヒトラー 最期の12日間」の映画で、このあたりは詳しく出ていますよね。

 前置きが長くなりましたが、ほにゃくをしていたら「Wachstuch」という言葉が出てきました。「50年代、庶民は食卓に Wachstuch のテーブルセンターをかけ、安っぽい壁掛けを飾っていた」みたいな内容です。Wachstuchってなあに?

 ・・・調べてみましたら、綿や麻のテーブルクロスに、アマニ油(Leinen、亜麻の油)を何度も塗って天然の防水加工を施したテーブルクロスのことでした。今でも似たものはありますよね。樹脂でコーティングしたテーブルクロス。安っぽいのもあるけど、素敵な柄の輸入物はお値段も張ります。昔は合成樹脂なんてなかったから、亜麻の油を塗ってたんだ~~ リッチな人は食事のたびに真白なテーブルクロスを使用できるけど、貧しい庶民は防水のテーブルクロスを使っていたんですね~。知らなかったのは私だけでしょうか? ちなみに英語では oilcloth と呼ぶらしい・・・。

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 せっかく買ったカメラ、また画像が取り込めなくなっちゃった(涙) 何が悪いんでしょう?ヒマになったら取説を読みながら再度インストールしてみます・・・。私ったらどこまでもアホ。
# by Alichen6 | 2008-04-30 10:55 | ドイツのモノ | Comments(9)

 なんかも~バタバタしていて、なかなか行進・・・じゃなかった、更新できない状態なのですが、いろいろ調べ物をしているうちに、一人の女優さんに行きつき、思わず昨夜は様々なサイトを読みふけってしまいました。簡単にばばっと書かせてくださいまし。

Sibylle Schmitz (ジビレ・シュミッツ)、1909年~1955年。第二次大戦前から銀幕で活躍した女優さんです。とくに第三帝国の時代、ウーファ映画会社のトップスターだったとか。ウーファ映画会社は第三帝国の時代に国有化され、ナチスの宣伝映画を作るはめになった映画会社です。ナチスの女優というイメージが強かったせいか、戦後は鳴かず飛ばず。過去の栄光が忘れられず、現実から逃避して精神のバランスを崩し、薬物依存症に。最後は睡眠薬の大量摂取で命を落としています。悲しいですね・・・ 先日ご紹介した、カール・ドライヤーの「吸血鬼」にも出ていたんですね。「吸血鬼」は見たのですが、どの女優さんだったのか思い出せない・・・。当時の写真を見ると、いかにも銀幕のスターといったお姿。素敵です。

ジビレ・シュミッツの画像は → コチラ

ウーファ映画会社については → コチラ (旧宅の過去ログでずびばぜん)

 普通の女優でも過去の栄光を忘れられない、ということはあるでしょうけど、彼女の場合は活躍した時代が特殊でしたから、戦争が終わって時代が激変したら、もうついてはいけなかったでしょうね。この女優の生涯をもとに鬼才ファスビンダー監督が映画化した作品が、「ヴェロニカ・フォスのあこがれ」。

 今、わけあって西ドイツの50年代~70年代を調べているところなのですが、社会が混沌としており、当時を理解をするのは非常に難しいですね。戦後処理の問題、東との関係、テロ問題・・・。80年代以降なら覚えているのですが、さすがに70年代はワタシにとっても「歴史」なので、難しいです~。

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 ドイツ映画賞が発表されました。金賞はファティフ・アキン監督の「Auf der anderen Seite」。そのほか、イロイロ書きたいのですが、また改めて・・・。マニアックな話題なので、あまり面白くないかもしれないのですが・・・。
# by Alichen6 | 2008-04-27 11:26 | ドイツ映画 | Comments(7)

4月24日


 今日は何の日?ふっふ~♪ 1974年4月24日、西ドイツのブラント首相の秘書を務めた Günter Guillaume (ギュンター・ギョーム)が、DDR(東ドイツ)のスパイとして逮捕された日だったんですね~。いわゆるギョ~ム事件です。こういったスパイ物ってとっても興味があるのですが、私の頭ではとても理解できないくらい複雑・・・。前からギョーム事件に関する本を読みたいな~と思っていたので、さきほどア●ゾンで本を注文してしまいました。GWの間に読もうっと。ギョ~ム事件のことも載っているらしいので、また改めて書かせてくださいませ。

ギョ~ム事件ってナンジャラホイ?安易に引用させていただきます:
『1974年4月24日、西ドイツのW・ブラント首相の個人秘書 G・ギョームが東ドイツから計画的に送り込まれたスパイであることが発覚、ブラント首相が責任をとって5月6日に辞任した事件。56年にギョームは東ドイツからの亡命者と見せかけ、フランクフルトで写真材料商などを営むかたわら、同地区の社会民主党に入り、地区指導者から連邦議会職員などを経てブラント首相に見出され、70年から首相官邸に個人秘書として出入りし、その間、西ドイツの外交に関する情報などを東ドイツに流していた』(ブリタニカ国際大百科事典より引用しました)

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 ところで。昨日の朝、家人が「コレ何?」と言いつつ、袋を手に2階から下りてきました。げげっ 捨ててしまったと思っていたコートのフードだ!なんと、除湿器と一緒に2階の隅っこにしまいこんでいたらしいのです・・・。除湿器(梅雨に活躍しますよね)の場所を移動したことがあったのですが、そのときにフードが入った袋をなぜか一緒にしまいこんでしまった模様。ったく、ワタシったら何を考えていたのでしょう? 嬉しかったと同時に、あまりのアホさ加減に脱力してしまいました~~ とりあえず、来年の冬は首元フサフサで過ごせそうです。皆様、お騒がせしてすみませんでした。
# by Alichen6 | 2008-04-24 12:07 | 今日は何の日? | Comments(7)

 先日、コール元首相が集中治療室へ、という記事をご紹介しました。その後も気をつけてニュースを PodCast で聞いておりましたところ、続報が。容体は快方に向かっているとのことです。よかったですね。やっぱり愛の力は強いのだ。なんたって35歳の年の差だもんね!(ハートの絵文字を使いたいところですが、エキサイトブログには絵文字機能がない・・・!)ところで 先日、コールさん関係のコメント欄でちょこっと話題になりました。

   『Kreislauf (クライスラウフ)』

 ドイツ人と会話をすると、よく聞こえてきますよね、この言葉。辞書を引くと「循環」「血液循環」「血行」などと出てきます。「ワタシ、今朝から Kreislauf にプロブレ~メがあって、調子が悪いの」とか、「昨夜から Kreislauf にプロブレ~メがあって、仕事を休まざるをえない」とか。それを聞くたびに、「Kreislauf の Probleme ってナンジャラホイ?」と思っておりました。いまだによく分からない・・・。日本語で「血のめぐりが悪い」と言うと、別の意味になるしなぁ・・・。なんとな~く頭がぼーっとしている状態とか、体がだるいとか、そういった状態なんじゃないかと思っております。でもね、そういうのって誰でもあるでしょ?「あ~っ 今日は(も)だるいな~」とか。ジマンじゃないけど、ワタシなんて万年それです。それを「Kreislauf にプロブレ~メが」と難しく言っちゃうあたり、ドイツ人らしいな~とよく思いました。

 で、面白いのは次の天気予報。コメント欄にコメントを寄せてくださった方が教えてくださいました。日本でも「花粉情報」とか「光化学スモッグ予報」とか「洗たく情報」などが天気予報と一緒に流されることは珍しくないのですが、Kreislauf の予報まで出しちゃうんだ・・・。そのほかにも「高血圧」「低血圧」「狭心症」「片頭痛」などなど、いろいろな予報が出せちゃう便利(?)な予報ですぜ。ぜひクリックしてみてください。

Biowetter → コチラ
# by Alichen6 | 2008-04-22 08:27 | ドイツのこと | Comments(16)

・・・すみません、とりあえず画像だけ。

怪僧ラスプーチンってこんな顔してたんですね → コチラ アヤシイ・・・

内輪話ですみません、池田理代子さんの漫画「オルフェウスの窓」を読んでいらっしゃらない方には「???」かもしれないのですが、途中で登場するアヤシイ僧侶です。実在の人物だというのは知っていたのですが、写真を見たのは初めて・・・。うーん、やっぱりアヤシイ。
# by Alichen6 | 2008-04-20 21:57 | つぶやき | Comments(3)

 先日、コール元首相が近々再婚!というニュースを聞いて驚いたばかりだったのですが、今日の夕方にドイツのニュースを聞いておりましたら、「コール元首相、集中治療室で治療を受ける」という報道がありました。

ドイツ語ですがニュースは → コチラ

 2ヵ月前に転んで頭を打ったという話は聞いていたのですが、その治療で寝たきりの状態が続いたため、現在ではうまく話すことができない状態だとか・・・。心配ですね。快復してくれるといいのですが・・・
# by Alichen6 | 2008-04-20 21:14 | ドイツのこと | Comments(14)

 「赤い男爵」というドイツ映画が現在、ドイツで公開中なんだそうです。例によって戦争関係のことには非常に疎いのですが、ドイツでは「撃墜王」として有名な伝説のパイロットなんだそうですね。時は第一次大戦のころ。赤い戦闘機に乗っていたところから、「Der rote Kampfflieger (赤い戦闘機に乗ったパイロット)」と呼ばれていたそうです。1918年、空中戦の最中に戦死。1970年代に一度、アメリカで映画化されているんだそうですね。

安易で申し訳ないのですが、ウィキから一部引用させていただきます:『彼のイメージとしては、騎士道精神、ケンカ好き、背が低い、ハンサム、プライドが高い、自信家、撃墜した敵機の残骸をコレクション、撃墜した敵パイロットを手厚くもてなしたことが挙げられる。』(引用終わり)

Der Rote Baron 予告編(ドイツ語) → コチラ

第二次大戦のころの戦闘機というのは私も時々テレビや映画で見かけるのですが、第一次大戦の飛行機ってほとんど目にした記憶がない・・・。この予告編にも映っていますが、鉄のカタマリみたい・・・。よく飛んだな~~~。

リヒトホーフェンの最期についてのドキュメンタリー(ドイツ語) → コチラ

例によって安易にウィキペディアをリンクしちゃいます。ご興味のある方は → コチラ
# by Alichen6 | 2008-04-18 17:44 | ドイツ映画 | Comments(20)

 すごーくマニアックな話題で失礼いたします。デンマーク人の映画監督が残した作品の上映会が開催されると小耳に挟み、行きたくなってしまいました~。監督の名前は「カール・ドライヤー」。スイッチを入れたらブラシから温風が出てくるくるくるドライヤーなわけではなく、サイレント映画~トーキー出始めのころから1960年代まで活躍した監督さんです。1889年生まれのデンマーク人なのですが、スウェーデンやドイツ、フランスなどを転々として映画制作に当たったとのこと。フランスで制作したサイレント「裁かるるジャンヌ」は、金字塔的作品と呼ばれているそうです。ドイツで制作した「吸血鬼」は、トーキーとサイレントがミックスしたような作品なのですが、すごーーくコワい。古い作品であるため、画面がジャミジャミで音声もぼわんとしていてよけいにコワい。古い日本家屋も恐ろしいけど、ヨーロッパの古びた洋館もオトロチイですね~。ちなみに言語はドイツ語です。

「カール・ドライヤー監督特集」は → コチラ


 ワタシ、それまで「サイレント映画」と言うと、チャップリンの喜劇だとか日本のチャンバラ映画といったイメージしかなかったのですが、何年か前に初めてドイツの傑作サイレント「カリガリ博士の小屋」を見て、そのセピアで不思議な世界がすっかり好きになってしまいました。カール・ドライヤーの作品は、実は2003年からしばしば上映会が催され、全国にも巡回していたのですが、今年が最後なんだそうです。行きたいな~~ 特にピアノ伴奏つきの「裁かるるジャンヌ」を見に(聴きに)行きたいな~ 来週の午後なら大丈夫かもな~ 
# by Alichen6 | 2008-04-18 17:10 | ドイツ映画 | Comments(8)

 すんません、こんな話題で。例の iPod でニュ~スを聞いていたら、『ヘルムート・コール元首相、35歳年下の女性と再婚へ』というニュースが。げげっ コールさんって今いくつ?

日本語ニュースは → コチラ

・・・78歳だったのね。東西統一もやってのけた首相だけあって、やっぱりタダモノではない。すごい、すごいわ、すごすぎる~。

 ちなみに亡くなった前の奥様(ハンネローレさん)は食通としても有名だった方で、奥様が書いた料理本も私ったら持っているのです。私が物心ついたとき(というのはウソだけど)からコール政権だったので(あ、でもシュミット政権も覚えてるけど)、私にとってドイツの首相=コールさん、というところがありました。再婚とはめでたい、めでたい。35歳差ですって。。。でも、写真を見るとけっこうお似合いエンテ・・・。

22時追記:
こういった話を聞いたときの反応って男女で違いますよね。
女性 → 「ええっ そんな年上の人と・・・? もしかして遺産目当てとか?」
男性 → 「ええっ そんな若い女性と・・・? いいなぁ~(遠い目)」

# by Alichen6 | 2008-04-16 19:05 | ドイツのこと | Comments(12)

 ここ数日はバタバタしていたのですが、山を越えて少し落ち着きました。ホッ。あ~お腹すいた。ごちそう食べたいよ~~~

e0141754_12185865.jpg ところで調べ物で検索しているうちに、まったく関係ないものを偶然見つけちゃうことってありませんか?ワタシはしょっちゅうです、ハイ。でもってついつい脇道へそれ、そのままどっかへ行ってしまう・・・。昨日、偶然クヌ~トの映画の予告編を見つけてしまいました。(DDR関係を調べていたのに、なぜかクヌートの画像がヒット) クヌ~トの映画が公開されているのは知っていたのですが、あまり詳しくは知らなかったのであります。タイトルは「クヌ~トとおともだち」というんだそうですよ。

 ドイツではニュルンベルクの動物園にフロッケが誕生したので、オヤジと化したクヌ~トは以前ほどの人気ではないと聞きました。静かな環境になって、かえってよかったんじゃないかしら。

Knut und seine Freunde 予告編 → コチラ

公式HP → コチラ

 黒いクマも出演しているみたいで笑ってしまいました~。映画は未見なので内容はよく知らないのですが、大らかでのんびりしていそうですね。と同時に、北極の氷が解けて白クマが絶滅の危機に瀕していると耳にしますので、こういったのどかな風景がいつまでも続くといいな~と思わずにはいられません。

ちなみにクヌ~トってナンジャラホイ? → 親が育児放棄をしてしまったために、人間の手で育てられた白クマの名前です。ベルリンの動物園で大ブレイク。クヌ~ト現象が起こったそうです。。。うちにもぬいぐるみのクヌ~トがパソコンの横におります。一度うちのワンコに食いつかれ、そのまま左右にぶんぶん振られ(←ワンコを飼っていらっしゃる方ならお分かりかと・・・ああやって獲物をおとなしくさせるのね・・・ブルブル)、死にそ~になりました。ヨダレでべちょべちょになっただけで大したケガもなく、ホッ。
# by Alichen6 | 2008-04-14 21:38 | ドイツ映画 | Comments(4)

吹き替えと字幕


 以前もココログのブログで書いたことがあるのですが、ドイツ人は吹き替えのほうが好きなんじゃないかと思います。とゆ~か、映画祭など大量の映画が上映されるイベント以外では、ほとんどが吹き替えなんじゃないでしょうか?(← 最近のドイツにおける映画事情に疎いのでよく分からないのですが・・・。ドイツ在住の方、フォローぷり~ず)

 かなり前の話ですが、ドイツ人の知り合いからメールが来ました。TVで日本映画が放映されたんだそうですが、その吹き替えが「katastrophal (すさまじい、オソロシイ、サイアク)」だったんだそうな。口の動きと吹き替えのセリフがまったく合っていなくて、それが気になって仕方がなかったとのこと。彼いわく「日本語とドイツ語は言語構造がまったく異なるから、完璧な吹き替えは不可能だ」と。ただ、英語やドイツ語の映画を見事な日本語吹き替え版にへんし~んさせてしまう翻訳者さんを私はよく存じていますので、これは単にそのドイツ語吹き替え版を担当した方の責任では・・・とついつい思ってしまいましたぜ。

 話はそれるのですが、日本語って字幕に合う言語だよな~とつくづく思います。表意文字と表音文字の両方を使えるというのは強みですよね、やっぱし。以前、中国語字幕が載った映画を見たことがありました。俳優さんはだだだだーーーーーっとしゃべっているのに、それに対する漢字の字幕が数文字だけだったりして驚きました。表意文字だからできる技だと感心したわけです。と同時に、英語の固有名詞などの表記ではやっぱり工夫が要るんだろうな、とも思いました。日本語の場合、横文字はカタカナでOKだし、漢字数文字でかなりの意味を表現できちゃう・・・。

 ・・・なーんて、私が今さら書かなくても当たり前のことではあるのですが、先日もドイツ人の友人からきっぱりと「字幕はキライ」と言われてちょっと悲しかったので、ここでこっそり反論しちゃいます。日本語は字幕に合う言語だと私は思ってしまうのでありました。それに俳優さんの声が聴けるのは嬉しいですよね。「イッヒ・リーベ・ディッヒ」はやっぱり「愛してるよ」じゃなくて、原語のまま聴きたい♡ 「しゃ●せ!」も「くそ!」じゃなくて、原語のままのほうが迫力あるのだ~。

 ただ、複雑なストーリーのときは、やっぱり吹き替えのほうが分かりやすい。結局は観る人の好みということでしょうか。
# by Alichen6 | 2008-04-12 10:22 | つぶやき | Comments(16)

4月10日


 今朝はワンコのしゃっくりで目が覚めました。枕元で盛んに「ひくっ ひくっ」とやってるのが聞こえてくるのです・・・。ワンコにもしゃっくりがあったとは知らなんだ。ところで昨日は「ハヤシもあるでよ」に反応してくださり、ありがとうございました~。もしかして名古屋限定だったのかも、と思っていたのですが、皆様覚えていてくださり(genauer gesagt: 皆様覚えている世代でいてくださり)、ミョ~な安堵感と親近感。名古屋にいたころ、私にとっては麺類イコール「寿がきや」のすーちゃんだったのですが、その後大阪や東京に行ったらそれほどメジャーではないことが分かって驚いたことが。てっきりオリエンタルカレーも寿がきやすーちゃんと同じだと思っていましたら、全国区だったのでどえりゃ~驚いたがね。

 ・・・すみません、朝からしょ~もないことを。4月10日って何の日?とばばっと検索しましたら・・・

1932年4月10日:ドイツで大統領選挙で二度目の投票。3月13日に行われた大統領選では絶対多数を獲得する候補者がいなかったため、4月10日に最下位の候補者2人以外の3人で決選投票が行われたとのことです。ヒンデンブルクが約1936万票(53.1%)、ヒトラーが約1342万票(36.7%)、共産党のテールマンが約370万票(10.1%)という結果に終わり、ヒンデンブルク大統領が再選されたんだそうです。

1038年4月10日:オーストリア併合(Anschluss) の是非を問う国民投票。これについては先日、ちょこっと書かせていただきました → コチラ

e0141754_939168.jpg大統領選挙の投票用紙がWiki に載ってました。パブリック・ドメインと書いてありましたので、またいただいてしまったのですが、ホントに使ってもいいのかなぁ?こういったことにお詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示くださいませ。

このパウル・フォン・ヒンデンブルクさん、経歴をざざっと見たのですが、面白い・・・。伝記を読んでみたくなりました。ゆっくり読みたいところなのですが、あらためてまた今度。安易にサイトを紹介するだけで申し訳ないのですが、ご興味がありましたらクリックしてみてくださいね。

バイオグラフィ~(ドイツ語です) → コチラ
安易でずびばぜん ウィキ(日本語)です → コチラ
# by Alichen6 | 2008-04-10 07:22 | 今日は何の日? | Comments(2)

ハヤシもあるでよ


 ちょっとドイツ語と関係ない話なのですが、先日「~もあるでよ」とつい書いてしまい、思い出しました。あれって確か、カレーのCMだったよな~。名古屋弁でカレーを食べながら、最後に「ハヤシもあるでよ」と言うのがキョーレツで、今でも耳に残っています。あれを知っている人って、かなりトシ???それとも名古屋限定のCMだったのかしら・・・(←小さいころ、親の転勤で名古屋に住んでおりました)

 ・・・当時のCMが見たくて、つい「ハヤシもあるでよ」で検索したら、出てきました・・・。オリエンタルカレーという商品だったんですね↓

オリエンタルカレ~ → コチラ

上のサイトでもCMは見られますが、映像が小さいのでYouTubeも貼り付けちゃいます↓

当時のCMは → コチラ

当時をご存じないと、(とゆーか、若い方は)「へ?何コレ?」と思われると思うのですが・・・ すみません、「ありちゅんってアホだな~」と皆さん思われるでしょうね。でも載せずにはいられないのだ~。
# by Alichen6 | 2008-04-09 08:20 | つぶやき | Comments(13)

ドイツのお札


 毎日バタバタしていて、なかなか更新できません。おまけに私ったら大チョンボ(「チョンボって死語?そういえば昔「ドジ」という言葉もよく使いましたが最近はとんと耳にしませんね。すべて死語の世界へ~~)。今年買ったばかりのロングコートをクリーニングに出そうと思い、ファーのついたフードを取り外しておいたのです。毛が抜けちゃいけないと思い、そのフードをそのへんの袋に入れておいたのですが、私ったらそのまま忘れてしまいました。コートにフードがついていないことを思い出し、土日に必死で探したのですが、袋が見当たらない・・・。ンなバカな。そういえば先週の燃えるゴミの収集日、収集車が来たので慌てて幾つか袋をむんずとつかみ「すみませ~ん、これもお願いしま~す」「あいよっ」「やれやれ、間に合った~」とやったよな~。ぎくっ もしかして・・・ もしかして・・・ もしかして・・・ か、か、買ったばかりのコートのファ~つきフードを萌えるゴミとして出してしまったかも・・・

…ガックシ。当分立ち直れません・・・

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 調べたいな~と思っていることはたくさんあるのですが、ばたばたしていて時間がにゃい。お立ち寄りいただきましたのに、何のお構いもできず申し訳ありません。テンプレにあるチーズケーキでも召し上がってくださいね。今日、調べ物をしていたらドイツの紙幣のサイトを見つけてしまいましたので、それだけご紹介いたします。

コチラ(英語です)

 じっくり見たいところですが、ご紹介だけですみません。もしご興味がありましたらクリックしてみてくださいませ。19世紀のお札ですとか、かの有名なインフレのときのお札も載っています。東ドイツのもあるでよ。(「~もあるでよ」が分かる人は、かなり古いです~。というか、かなりローカルかも。)
# by Alichen6 | 2008-04-07 23:20 | ドイツのモノ | Comments(23)

 「ドイツ映画賞」といっても知名度はイマイチなのですが、ドイツ国内では最も名誉ある賞だとされているようです。優秀なドイツ映画やその関係者に贈られる賞で、ドイツ映画の映画評などを読むと、必ず出てきます・・・。今年の授賞式は4月25日。3月28日にはノミネートされた作品や関係者が発表されました。個人的な興味で書き出しちゃいます。日本未公開の作品ばかりなので、邦題を併記することができないのですが。有名どころだけちょこっと下にコメントを書きました。

 ちなみにこのドイツ映画賞、1951年に始まったんだそうです。女神のようなトロフィーは「ロ~ラ」と呼ばれているんだそう。別にヒデキの「傷だらけのローラ」(古っ)から来たわけではないので、そこんとこヨロシク。マレーネ・ディートリッヒが「嘆きの天使」で演じたローラから来ているそうですよ。間違えないでね~(←間違えるハズがない)

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☆最優秀作品賞にノミネ~ト
AM ENDE KOMMEN TOURISTEN
AUF DER ANDEREN SEITE (ファティフ・アキン監督の作品。見たい~)
KIRSCHBLUETEN (日本通 ドーリス・デリエ監督の作品で、ベルリン国際映画祭でも出品されてましたよね。ご覧になった方はいい映画だとおっしゃってました。Hanami(花見)という副題もついてます。)
SHOPPEN
DIE WELLE (先日拙宅でご紹介した映画です。面白そう)
YELLA (昨年、東京で開催されたドイツ映画祭で上映されていました)

☆最優秀主演女優賞にノミネ~ト
Nina Hoss (YELLA):ニーナ・ホス。きれいで華のある女優さんです。
Carice van Houten (BLACK BOOK)カリス・ファン・ハウテン。ブラックブックに出た美しい女優さん。オランダ語の表記が分からないので、allcinema online を参照しました。
Valerie Koch (DIE ANRUFERIN)
Victoria Trauttmansdorff (GEGENUEBER)

☆最優秀主演男優賞にノミネ~ト
Matthias Brandt (GEGENUEBER)
Ulrich Noethen (EIN FLIEGENDES PFERD):ウルリッヒ・ネーテン。この人は売れっ子ですね。「ヒトラー最期の12日間」でヒムラー役を演じたおじさん。ケストナーなどの子供向け映画でもよく出てきます)
Elmar Wepper (KIRSCHBLUETEN)

☆最優秀助演女優賞
Hannelore Elsner (KIRSCHBLUETEN):ハンネローレ・エルスナー。カンロクの大女優。
Christine Schorn (FREI NACH PLAN)
Hanna Schygulla (AUF DER ANDEREN SEITE):ハンナ・シグラ。この方も大女優さんですね。

☆最優秀助演男優賞
Justus von Dohnanyi (BIS ZUM ELLENBOGEN):ユストゥス・フォン・ドナーニー(この人、陰湿そうな感じであんまし好きじゃないのですが、よく出てきます。「ヒトラー 最期の・・・」では、ブルクドルフ大将を演じたおじさん。そのほかにもしょっちゅう見かけます)
Herbert Knaup (DU BIST NICHT ALLEIN):ヘルベルト・クナウプ。声がシブくて素敵♪
Frederick Lau (DIE WELLE)

☆最優秀監督賞
Fatih Akin (AUF DER ANDEREN SEITE):ファティフ・アキン監督 
Doris Doerrie (KIRSCHBLUETEN):ドーリス・デリエ監督
Benedict Neuenfels (LIEBESLEBEN)

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ちなみに、ここ数年はどんな作品が作品賞を受賞しているかというと・・・(日本で公開されたもののみ)

2007年:金賞「4分間のピアニスト」 銀賞「パフューム ある人殺しの物語」など
2006年:金賞「善き人のためのソナタ」
2005年:金賞「何でもツッカー!」 銀賞「ベルリン、僕らの革命」「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」

などなど・・・。詳しい内容は本国のHPをご覧ください♪ → コチラ
# by Alichen6 | 2008-04-02 18:35 | ドイツ映画 | Comments(0)

 先日、ワンコのおやつの「ブタ耳」についてコメント欄でプチ盛り上がり。ワンコを飼っていらっしゃる人はよくご存じだと思いますが、「ブタ耳」とはズバリ、ブーちゃんの耳を乾燥させたものです。コラーゲンたっぷり、美肌効果バツグンの美味しいおやつ。盛り上がっているうちに思い出してしまいました。

ブタの耳 → Schweineohr → パルミエ(源●パイともいふ)

e0141754_2224010.jpgそ~です、あのハート型のパイ。フランス語では palmier (椰子の葉)と呼ぶそうで、日本でもオシャレなフランス系のお菓子屋さんでは「パルミエ」との名で売っていますよね。「夜のお菓子う●ぎパイ」もこの系統のお菓子でした・・・。ドイツでは「Schweineohr、ブタの耳」。地方によっては Schweinsohr とも。また、小さなサイズのものは「Schweineöhrchen、ブタの小耳」。写真のようにチョコがかかっているバージョンもありまっせ。

 名前の由来を知りたくて、検索したり家にある本をめくったりしてみたのですが「不明」とのこと。ま、ブタの耳に似ているからそう呼ぶようになったのでしょうが、誰が、もしくはどこのお店が最初にこれを「ブタの耳」と呼んだのか私は知りたかったのです・・・。でも分かりませんでした。ちぇっっ どなたかご存じないですか? ドイツ語のウィキによりますと、こういったハート型のパイが初めてお目見えしたのは1848年、パリのカフェ Frascati (読み方が分かりません・・・。すーさん、もしご覧になっていましたら、読み方教えてください しるぶぷれ♪) なんだそうです。やっぱりこういったハイカラなお菓子はパリ発なんですね~。

********************

 ところでこういったパイ生地自体もフランスが発祥の地だと私は勝手に思っていました。ところが!またまたウィキからの情報で恐縮なのですが、パイ生地はオスマントルコから十字軍によってヨーロッパに伝えられた、という説があるんだそうですね・・・。知らなんだ。11世紀のトルコ語辞典には、複数の層からなる生地を指す言葉が載っていたんだそうです。そういえばトルコのデザートで、蜜がたっぷりかかったパイみたいなお菓子を食べた記憶がある・・。が、どこで食べたのかが思い出せない。とにかく何層にもなった生地はもともとトルコから来たらしいのです。やはり異文化交流(?)というのは文化を発展させるんですね…。
# by Alichen6 | 2008-03-30 17:08 | ドイツのお菓子 | Comments(51)

親バカですが


 ワンコの写真です~ ケータイで加工してもらっちゃいましたぜ☆

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↑ ここはお気に入りの場所で、毛布やらタオルやら、いっぱい持ちこんでくれております。たまにめくって掃除しないとヤヴァイ。中からジャーキーだの、犬用玉子ボーロだの、牛のアキレス腱(硬くてアゴの鍛練に良さそう)だの、かじってつぶしたピアスのキャッチャーだの、いろいろため込んだブツが出てくるのです・・・。
# by Alichen6 | 2008-03-27 20:30 | つぶやき | Comments(14)

 Stern 誌の芸能記事は結構面白いので、私ったら定期的に読んでおります。ちょっと古い記事(3月17日付)なのですが、先ほど偶然見つけたのでご紹介しちゃいます。「U・ボート」のヴォルフガング・ペーターゼン監督のインタビュー記事&映像です。

ペーターゼン監督インタビュー → コチラ

映画「U・ボート」に詳しい方も大勢いらっしゃいますので、私が今さらこんなことをご紹介してもお恥ずかしいばかりなのですが、ご存じない方もいらっしゃると思い、内容を簡単に要約させていただきますね:

 監督は映画少年だったそうです。当時のドイツはまだ戦後の影を引きずっており、暗い時代だったとか。そんな重苦しい時代でも映画館の中だけは別世界。少年は映画館に入り浸り、華やかなアメリカ映画を見ては空想にふけっていたんだそうです。そして忘れもしない12歳のクリスマス。両親におねだりしたのは、8ミリカメラでした。当時の値段で217マルクしたんだそうです。これで撮影したのが映画人生の原点となりました。

 監督にとって忘れられない初期の作品が、ナスターシャ・キンスキーを主役に抜擢した「Reiferzeugnis (邦題:危険な年頃/課外スクール)」。このTVドラマでナスターシャ・キンスキーは一躍トップスターに。実は私、このドラマを見ています。15歳のキンスキーはびっくりするほど初々しく、美しい。atemberaubend schön (息をのむほど美しい)とはこのことだな、と思いました。それと同時にペーターゼン監督ったら、この類の映画も撮ってたのね~とちょっとビックリいたしました、ハイ。

 大きな転機となったのが、ご存じ「U・ボート」。監督いわく「あれはハリウッドへの扉を開けるきっかけとなった作品だった」「私だけでなく、あの作品にかかわった多くの人々にとって、人生のターニングポイントとなる作品になった」 私は知らなかったのですが、当時のドイツでは酷評されたんだそうですね。あれは立派な反戦映画だと思うのですが、どこがいけなかったんだろ?なすびさん、U99さん、もし見ていらっしゃいましたら理由を教えてプリ~ズ。一方、この作品はアメリカでは絶賛され、数多くの部門でオスカーにノミネートされましたよね。監督によると、あれでドイツに嫌気が差してハリウッドに移ったんだとか。

 ハリウッドに活動の場を移してからの活躍は、よく知られていますよね。あれから30年近く経ち、監督にも心境の変化が訪れたようです。もう一度、ドイツやヨーロッパのテレビ向けにシリーズ物の大作を作りたいと。ただし「U・ボート」の続編は今後も絶対に撮らないと明言しています。撮れば、あの映画の名声に傷をつけてしまうだけ、と。ドイツに戻ってTV向け作品を撮りたい、というのはやはり、「U・ボート」がもともとTVドラマだったからでしょうか。TVを嫌って劇場映画に絞る監督が多い中、ペーターゼン監督は自分の原点を忘れていないんだな~と思います。
# by Alichen6 | 2008-03-26 08:39 | ドイツ映画 | Comments(2)

画像UPしちゃいました


「板東俘虜収容所&大塚国際美術館&鳴門渦潮ぐるぐるツア~」の画像をUPしてしまいました・・・。でも、はしゃいでトップにたくさん画像を貼り付けるのは申し訳ない気がして、こっそ~りUPしております。もしご興味がありましたら、ご覧になってみてくださいまし → コチラ

私は決して「すだち娘」とか「渦潮ぐるぐるレディ~」といったマワシ者ではないのですが(←当たり前か)、とにかくいい所でした。皆様も鳴門へGo!
# by Alichen6 | 2008-03-23 15:54 | つぶやき | Comments(2)

 先日は私が目を離したスキに、ワンコが大変失礼いたしました。ソフトのインスト~ルがうまくいかず、あ~でもない、こ~でもない、しゃ▲せ~~と適当にいじっているうちに、いつの間にか画像がPC内に保存されておりました。何となくアヤシイ雰囲気なんですけど・・・。ま、いっか。結果オ~ライってことで。

 そ~なんです、私ったら徳島へ行ってしまいました。映画「バルトの楽園」のロケセット公開が3月20日をもって終了すると聞き、「うっしゃ~ 今行かなきゃいつ行くんだ?!」と思い立ち、春休みに入った娘を連れて飛んでしまったというワケです。たった1泊なのですが、ブログでいつもお世話になっている「ろこちゃんさん」が車で効率よく回ってくださったお陰で、名所は全部回ってきました。できなかったのはお遍路と阿波踊りだけ。短かったけど、とっても充実した2日間でした。 新しく買ったカメラで200枚以上撮影しちゃいましたぜ。「ほらほら見て~」と、全部お見せするのも申し訳ないので、ごくごく一部だけご紹介。当ブログには残念ながらアルバム機能がないみたいなので、後ほど別ページに写真をまとめて公開させていただきますね。もしご興味がありましたらご覧になってみてください。

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 お昼前に徳島空港に到着、すぐ地元のうどん屋さんへ。讃岐が近いから讃岐うどんかな~と思いましたら、麺が細めでした。でもコシは強いです。煮つけたお肉や天かすが入った「かみなりうどん」というのをいただきました。絶品。

 その後、ロケセットへ。映画をご覧になった方はよくご存じだと思うのですが、もしかして初めて当ブログに来てくださった方もいらっしゃるかと思い、ちょこっとだけ書かせてください。第一次大戦時に青島で日本軍と対戦した際、敗れたドイツ兵を収容した施設の一つが鳴門市にある「板東俘虜収容所」です。所長がリベラルな人物で、かなりの自由を捕虜たちに認めたそうです。お遍路の土地柄もあり、地元の人たちはよそ者扱いせず、温かく迎えたとのこと。こうして日独の交流が生まれ、ドイツ人たちは有形無形の財産を板東の地に残していってくれたそうです。彼らは音楽活動にも熱心で、様々な曲を演奏していたようです。手に入らない楽器は自分で作ったという話。そして日本で最初に第九が演奏されたと言われています。撮影から2年を経ているため、さすがに地面は草ぼうぼうでしたが、バラックは古びていい味わいになっておりました。
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↑ 収容所ロケセットの入口
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↑ 酒保の入口

 ロケ地を見学したのち、ドイツ館へ。板東俘虜収容所の貴重な展示物などが見学できます。近くには俘虜たちが造ってくれた「ドイツ橋」や「めがね橋」があります。石を切って作ったもので、釘などを1本も使っていないそうです。アーチ形で頑丈。ゾウが踏んでも壊れないア~▲筆入れ並みの頑丈さだとか。ただし手すりなどがないため、落ちてケガしてはいけないとの理由から今では通行できなくなってしまったそうです。構造的には全く問題ないのに残念。
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↑ 鳴門市ドイツ館
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↑ めがね橋
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↑ ドイツ橋

 夕方、楽しみにしていた渦潮を見に行きました。満潮の前後1時間半までが見ごろとのこと。その日の満潮時刻は5時半くらいでしたが、ものすごい強風で白波が立ってしまい、渦が少々崩れ気味。しかも大鳴門橋に隠れてしまい(淡路島をつなぐ高速道路の橋の下に「渦の道」という通路があり、そこから渦を見学できるようになっています)半円しか見られなんだ…。ま、いっか。 とにかく「ぐるぐる体験」クリア。
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↑ ぐるぐる~

 夜はホテルの和食レストランでミニ懐石。阿波牛や地鶏、チョ~新鮮な魚介類、地元産の野菜などが少量ずつ多種類入っていて女性向き。しかも東京に比べて安かった…。東京なら間違いなく倍近くしそう。満腹じゃ~

 翌日は「大塚国際美術館」へ行きました。すごい、すごいわ、すごすぎる~。行く前にHPをチェックしてビックリ。

大塚国際美術館 HP → コチラ

 ヨーロッパの芸術を古代から現代に到るまで網羅しており、しかも年代別・テーマ別に展示してあるため、非常に分かりやすくなっております。もちろんコピーですが、ただのコピーじゃないのです。陶板でできているのです~。古代の壁画などは風化しているものですが、その「ボロボロ感」もバッチリ再現してあります。中世の油絵に特有の「こってり感」もよく出ていますし、ミケランジェロの「最後の審判」やダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、ピカソの「ゲルニカ」などは原寸大で圧巻。コピーなのに全くチャチくなく、系統立てて見られるのは素晴らしかったです。飛行機の時間が迫っていたため、駆け足で見て回ったのですが、本当なら最低2日間くらいかけて、じっくり説明も読みながら見学したかったです。
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↑ システィーナ礼拝堂壁画 圧巻です
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↑ 天井も美しい・・・
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↑ スクロヴェーニ礼拝堂壁画 ここに住みたい!

パンフレットによりますと、原画→色の分解→転写紙に印刷→陶板に転写→焼成→レタッチ→焼成→検品 という工程を経て完成、とありました。

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 たった1泊でしたが、充実した2日間でした。久しぶりに心から楽しい!と思える旅行でしたわ~。お忙しい中、あちこち車で回ってくださり、しかも丁寧に解説までしてくただったマダムろこちゃんさんに、改めて御礼申し上げます。
# by Alichen6 | 2008-03-23 13:12 | つぶやき | Comments(6)

 こんにちは。いつも人間の「ありちゅん」のほうがお世話になっております。ほにゃく犬の「ありちゅん」です。実はワタシを置いて人間の「ありちゅん」は昨日~今日と1泊で鳴門へ行ったらしいのです。ワタシを置いて行くなんて許せないっっ しかも本人は「ドイツ兵俘虜収容所の関係施設を見るのもシゴトだから」とか言っていましたが、明らかに目的は観光。先ほど帰ってきたのですが、両手にはいっぱいお土産らしきシロモノが…。ワタシは鼻がいいので、さっそくクンクンしました。どうやら中身は 「鳴門金時芋」、「すだちパイ」、「鳴門わかめ」、「めかぶの佃煮」、「四国・中国限定いよかんぷっちょ」「手打ちうどん」などらしいのです。ひどいっ ワタシのお土産がないっっ しかも全身から「ひゃ~楽しかった~美味しかった~羽伸ばした~渦見ちゃった~収容所のロケセットも見ちゃった~ドイツ館見学しちゃった~ろこちゃんさんに遊んでいただいちゃった~」光線出しまくり。あちこちで激写しまくってきたくせに、いまだパソコンへ取り込む方法が分からない模様。本人がモタついている間に、ワタシがこっそりブログに書き込んでしまいました。

 それにしても仕事どうすんだっ?? 終わるんかいな?? え?どうする?!?
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# by Alichen6 | 2008-03-21 18:26 | つぶやき | Comments(12)

 昨日の夕方、試写会の帰りに成城●井に寄り、また品物を買ってしまいました。「ほらほら見て~」と家族に見せても誰も感動してくれないので、ブログ上で言わせてください。

e0141754_975491.jpgNiederegger 社のマルチパン(マジパン)を見かけたのは久しぶり・・・。ドイツにお住まいの方ならスーパーなどで日常的に見ていらっしゃると思うのですが、このマルチパンが日本人の口に合いにくいのか、ミルカやトブラローネほどは見かけないですよね??(とドイツ菓子の同志の方々に同意を求めてみる・・・)

Niederegger 社の沿革などもHPで調べて日記に書きたいのですが、今日は時間がないのでまた後日・・・。

e0141754_985075.jpgそれからお約束の黒パン。先日とは違う種類を買ったと思っていたのですが、同じ物を買ってしまいました・・・。Mehrkornbrot(メアコルンブロ~ト)、複数の穀物を使用した黒パンでごじゃります。Vollkornbrot (フォルコルンブロ~ト、粗挽きライ麦を使った黒パン)にすればよかった・・・。




e0141754_992370.jpgこれは成城石●で買ったわけではないのですが、新しいデジカメ。これですとブログ用の写真もきれいに撮れるらしいのですが、まだ機能を把握しておらず、普通のモードしか使えない・・・。しかもどうやってパソコンにデータを取り込めばいいのかが不明。取説を何度も読まないと理解できないワタシって頭ワル~。

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 昨日の試写会で見た映画、ヒジョ~に面白かったです。タイトルがぎょぎょっとするものなので書くのがはばかられる・・・。リンクしちゃえばいいのですが、6月公開だということで、まだHPができていない模様。ええいっ 書いちまえっ 「コミュニストはSEXがお上手?」。昨年度の山形国際ドキュメンタリー映画祭(←映画関係者なら誰もが知っている有名な映画祭で、上質の作品が上映されます)で上映された作品で、評判がよく、劇場公開されることになったんだそうです。タイトルや内容の説明を読むとギョギョッとなるのですが、あくまでもドキュメンタリーです。東西ドイツでは性教育に対する方針が全く違ったそうで、その結果統一後もかなりの「温度差」があった模様・・・。当時の貴重な映像をふんだんに盛り込み(裸の女性のパレードを見て鼻の下を伸ばすホーネッカーさんの映像もあります)、非常に面白かったです。70年代、80年代の東独がかなり「進んでいた」のに対し、西独が意外と保守的であったのも私としてはビックリでした。教会の存在が大きかったようです。ちょっと、いやかなり「トホホ」な映像もあり、女性には居づらいところもあったのですが、東西ドイツの歴史や体制の違いなどに興味がある方は必見。80年代に旧東独へ遊びに行った際、友人の学生寮に泊めてもらったりもしたのですが、とにかく「文化の違い」におったまげた記憶があります・・・。西側のように「商品化された性」もなかったため、国家が介入して「青少年を健全な方向へ導こう」としていたんですね・・・。日本人的には「ウッソ~」と思うこともてんこもり。ただし、どちらかというと西寄りの視点で見ている側面もあり(監督は旧東独出身ですが)、旧東独の方が見ると不快に思うこともあるかも・・・。また、このドキュメンタリーを女性の視点から撮ると、また違ったものになったのではとも思います。ちなみに字幕はベテランの松岡葉子さん。
# by Alichen6 | 2008-03-19 09:12 | つぶやき | Comments(4)

preußisch プロイセン的


 小さなネタでございます~。Sie ist sehr preußisch. という表現が出てきました。直訳すると「彼女はとてもプロイセン的だ」なのですが、転じて「厳格だ」「やたら厳しい」「高慢」といったネガティブな意味もあるようです。「プロイセンとバイエルンは異文化だ」みたいな表現も出てきました。やっぱり同じドイツ人でも気質はだいぶ違うんですね・・・。ま、日本語でもチャキチャキの「江戸っ子気質」という表現もありますもんね。

今日の夕方は映画の試写に行ってまいります。とてもタイトルをここには書けないような映画でして・・・きゃ~ でもちょっと内容が楽しみなのであります。詳しいことはまた後日。
# by Alichen6 | 2008-03-18 13:55 | ドイツ語 | Comments(4)

ドイツ映画 Die Welle


 昨夜、ドイツ映画関係のニュースを聴いていて、また新作映画が公開されたことを知りました。早速トレーラーを見ましたら、またユルゲン・フォーゲルが主演と判明。売れっ子だなぁ~。

Die Welle 公式HP → コチラ

監督:デニス・ガンゼル

出演者:ユルゲン・フォーゲル、マックス・リーメルトなどなど

 監督はデニス・ガンゼル。実は先日、mau さんに薦めていただいて同監督の「エリート養成機関 ナポラ」をDVDで見たばかりでした。さらにその前の作品「GIRLS★GIRLS」は未見なのですが、この監督さんは若者が出てくる映画を得意としているのかな。(余談ですが「ナポラ(NaPolA)ってナンジャラホイ? → Nationalpolitische Lehranstalt の略で、ナチス時代に作られた寄宿舎制ギムナジウムのことだそうです。エリート養成機関だったそうですね。ナボナの姉妹品というわけではないので、そこんとこヨロシク。)

<HPに書いてあった簡単なあらすじ>
ギムナジウムの教師ライナー・ヴェンガーが、生徒たちに独裁がどんなものかを理解させるためにある実験を行うそうです。それは、実際にギムナジウムに独裁を持ち込んで生徒たちを厳しく訓練するというものでした。最初は遊び半分で実験に参加していた生徒たちも、次第に現実と非現実の区別がつかなくなり、やがてギムナジウムは制御不可能な状態へ・・・

 このあらすじだけ読むと、「es (原題:Das Experiment)」を思い出しますわ~。リアルな実験を行っているうちに、現実と非現実の区別がつかなくなって暴走してしまうといったあたりが似ているような・・・。俳優のユルゲン・フォーゲルは引っ張りだこですね。昨年東京で開催されたドイツ映画祭でも彼の出演作が何作も上映されていました。すきっ歯で不思議な兄ちゃん(というより、もうオッサン)です。ハンサムとはほど遠いけど、一度見たら忘れられないキャラ。上述の「ナポラ」を見たとき、主役の若者2人がちょっとカワイイかも♪ と思っていましたら、今回の作品にも片方が出演しているようですね。日本で公開されるといいな~。「ドイツ人と独裁」というのはデリケートな問題ですので、日本でも公開されるような気がします、ハイ。
# by Alichen6 | 2008-03-18 07:42 | ドイツ映画 | Comments(2)

 昨日、俳優モーリッツ・ブライプトロイの件で takuya さんとコメントをやりとりしているうちに気づきました。ブライプトロイも何度か一緒に仕事をしている Fatih Akın 監督の名前の読み方についてです。外国の名前の日本語表記って難しい問題で、たびたび頭を悩ませてくれます。まして非ドイツ語の名前ですと、お手上げのことも・・・

 日本では「ファティ・アキン」と呼ばれることが多いような気がして、私もそう表記しておりました。takuya さんは、ドイツで呼ばれるように「ファティフ・アキン」と書いておられます。げげっ 「フ」が入るのね~~~知らなかった! 検索しているうちに見つけたのが例によってウィキの記事。引用させていただきますね。

『彼のトルコ系の名前はトルコ語に慣れない者には読み方に困難を伴い、「ファティ・アキン」、「ファーティー・アーキン」など様々に呼ばれておりカタカナ表記に混乱が見られるが、彼の母語の一つであるトルコ語の文法に従えば「ファーティフ・アクン」という表記がもっとも正確に近いと思われる(彼の姓は「Akin」ではなく「Akın」である)。ただし「母国」のドイツでも一般には「ファーティフ・アキン」と呼ばれている。』(以上、ウィキペディアより引用)

 アキン監督はトルコ系なので、トルコ語の発音に従った日本語表記がよいとも思われますが、トルコ系といってもあくまでもドイツ人(ein deutscher Filmregisseur türkischer Abstammung)であることを考えると、ドイツ語の発音に従った日本語表記が妥当とも思われます・・・う~ん、フクザツ。本人が自分の名前をどう発音しているかが分かれば一番よいのですが。

 なお、「I」 に似ているトルコ語の「ı」。覚えがあります。「Kumkapı」というトルコの地名の表記に迷ったことがありました。「クンカピ」かな~と思っていたのですが、トルコ語ができる方に教えていただいたところ、「クムカプ」が正しいとのこと。それ以外にもトルコ人の名前がたくさん出てくる映画だったのですが、私の「読み」はことごとく外れ、トルコ語の表記の難しさを感じました。やっぱりこういうのはその国の言葉ができる方に伺うのが一番だと思った次第です。

 名前の表記でもう一つ、思い出しました。先日のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「ヒトラーの贋札」。主演の俳優は Karl Markovics といいます。綴りからして東欧系の名字でしょうね。ドイツ系の名前ではないです。たまたま別件でこの名前を日本語表記にすることがあったのですが、私は日本で定着している「カール・マルコヴィクス」と書きました。その数日後、ドイツ語のニュース(ポッドキャストだよ~ん)を聞いていたら、「マルコヴィッチ」と発音されているのに気づき、「しまった・・・」と思って訂正をお願いした次第です。外国語系の名前は難しいのだ~。(アメリカ映画に「マルコヴィッチの穴」という面白い作品がありましたが、あのスペルは「Malkovich」でして、ビミョ~に違いました・・・)

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 話はアキン監督に戻りますが、ドイツでの発音に従い、これからは「ファティフ・アキン」と書くことにいたします。大変失礼いたしましたm(_ _)m
# by Alichen6 | 2008-03-17 07:35 | ドイツ映画 | Comments(6)

 実はこのところ、モーリッツ・ブライプトロイづいております。別にファンだというわけではないのですが、なぜかよく目にするうちに気になるようになってしまいました。

e0141754_2151638.jpg 初めて「お? この人、ちょっと普通の人と違うかも」と思ったのは『es (原題:Das Experiment)』でした。模擬刑務所の中で刑務官と受刑者に分かれてロールプレイングをしているうちに、現実と非現実の区別がつかなくなって事態は最悪の方向へ向かう、という実話を元にした映画です。特にハンサムでもないし、唇はタラコちゃんでオバQみたいだし、背もドイツ人の割に低いし・・・。だけど「お調子者で親しみが持てる雰囲気」「純粋さ」そして「影」が同居しているように思えました。見ているうちに、「あ、この人って『ラン・ローラ・ラン(原題:Lora rennt)』に出てた兄ちゃんだ~」と思ったワケです。

 コチラ(ドイツ語)にいろいろ載っています。1971年生まれ(36歳)、両親ともに俳優で(母親は『4分間のピアニスト』で熱演を見せたモニカ・ブライプトロイ)小さいころからテレビに出ていたそうです。父親は2歳の時に家を出、その悲しい出来事が彼に大きな影響を与えたとのこと。学校を中退、オーペア(家事手伝いなどをして外国の家庭にステイすること)でフランスへ。その後アメリカにわたり、演技の勉強を続けます。ところがそこでイタリア人の女性に恋をし、彼女を追ってローマとヴェネチアへ。この一途さ、『太陽に恋して(原題:Im Juli)』と重なりますな。この映画では、トルコ人女性に一目ぼれした青年が彼女を追ってイスタンブールへと行くわけですが、その純粋さ、不器用さ、切なさが表情によく表れていて、見ていて「きゅん」となっちゃいました。

 その後、イタリア女性との恋が成就したかどうかは分からないのですが、とにかくブライプトロイは21歳で初舞台を踏みます。その後もテレビ映画などでの出演を重ねました。彼の名前を一躍有名にしたのが、トム・ティクヴァ監督の話題作「ラン・ローラ・ラン」だったそうです。オスカー・レーラー監督の「アグネスと彼の兄弟」「素粒子」と、2連チャンで性欲を抑えられない兄ちゃんを演じたため、「これがひょっとして彼の地とちゃうか?」と思ったりしてしまったのですが、前言撤回します。やっぱり最初に抱いた印象どおり、本当は純粋で一途で映画が大好きな俳優さんなのではないかと思います。記事によると、以前は「おバカ」「愚直」といった役どころが多かったたそうです。そういう役を演じるのは嫌いではないけど、そのイメージが定着するのは嫌なんですって。そうですよね。役者なら誰だっていろいろな役を演じてみたいと思うでしょうから。

 モーリッツ・ブライプトロイのフィルモグラフィ~全部を挙げるとキリがなくなってしまうので、日本で公開された作品のうち、特にメジャ~になったものだけ挙げさせていただきますね↓

     ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年)
     ラン・ローラ・ラン(1998年)
     ルナ・パパ(1999年)
     太陽に恋して(2000年)
     es [エス](2001年)
     アグネスと彼の兄弟(2004年)
     ミュンヘン(2005年)
     ストーン・カウンシル(2006年)
     素粒子(2006年)などなど多数

takuya さんお薦めの「Solino (ファティ・アキン監督)」は残念ながら日本では未公開の様子。それともどこかで公開されたのでしょうか? 見たいな~残念!
# by Alichen6 | 2008-03-16 00:00 | ドイツ映画 | Comments(12)

3月13日


 「今日は何の日? ふっふ~♪」で3月13日を調べてしまいました。今からちょうど160年前の今日(1848年3月13日)、フランスにおける2月革命の影響がウィーンにも広がり、とうとう暴動が起きたんだそ~です。蜂起したのは自由主義的な市民層や窮乏した都市下層民、そして貧困に苦しむ農民層。いわゆる「ウィーン3月革命」ですな。この晩、宰相メッテルニヒが失脚、ロンドンへ亡命しちゃいます。そして革命の嵐はさらにベルリンへと広がっていくのでした。各邦国の政府は出版の自由や身分的特権の廃止、全国議会の設立といった要求を受け入れることになります。多民族国家であったオーストリアは対応に苦慮。そして統一と自由を求める国民運動は一気に高まっていくことになります…。ただしこの「ウィーン3月革命」、勃発した当初は「革命」と名づけるほど立派な市民運動であったわけでもなさそうな・・・

ウィーンに詳しい方が、3月革命のトホホ話を紹介なさっています → コチラよ♪

メッテルニヒと聞くと、彼が注文して作らせたという「ザッハートルテ」を、そしてそのチョコレートケーキをめぐる老舗デメルとの「甘い戦争」を思い出します…。長くなりそうなので、またの機会に書かせてくだしゃい。
# by Alichen6 | 2008-03-13 07:27 | 今日は何の日? | Comments(4)

3月12日


 1938年3月12日は、ナチスドイツがオーストリアに進駐した日だそうです。ちょうど70年前の今日ですね。そして翌13日にはオーストリアを併合してしてしまいました。ドイツ語では Anschluß Österreichs an das Deutsche Reich と言いますよね。下↓にほんの少~しだけオーストリア併合のことを書いてしまいましたが、万が一私がウソを書いておりましたら、どうぞご指摘くださいませ。ワタシったら勘違い・早トチリは得意でして、怪しいことを書いちゃう可能性も・・・。

 オーストリアのナチ党員たちはドイツとの合併を強く望んでいたものの、国民の中にはまだまだ反対意見があったとのこと。ドイツからの圧力にさらされた首相シューシュニク(Schuschnigg) は最後の切り札である国民投票を行い、ドイツ帝国との合併の是非を国民に問うことにしました。ところがそれを知ったヒトラーは国民投票を中止させるとともに、3月12日に国防軍をオーストリアへ送り、翌日にはオーストリアを併合してしまいます。

e0141754_23572612.jpg その後の4月10日、ドイツ(併合後のオーストリアも含む)で国民投票が行われたとのこと。オーストリア併合を支持するか否かを問う内容だったようです。結果は99%以上が「Ja」。ちなみに、この国民投票の用紙では「Anschluß (併合)」ではなく、「Wiedervereinigung (再統一)」という言葉を使っているんですね・・・。なんで「Ja」のチェック欄のほうが大きいんだ?

 中身を書きだしちゃいますね:Bist Du mit der am 13. März 1938 vollzogenen Wiedervereinigung Österreichs mit dem Deutschen Reich einverstanden und stimmst Du für die Liste unseres Führers Adolf Hitler?

 ドイツ語の話になりますが、Anschluß, anschliessen と聞くと、やっぱり「●●を▲▲に接続する」「●●を▲▲に併合する」というイメージがあります。原語で聞くと、ドイツがオーストリアを「併合する」というイメージが頭に浮かびますよね。だけど上の国民投票の用紙にはあくまでも「Wiedervereinigung」という言葉を使ってる…。やっぱりAnschluß と Wiedervereinigung ではイメージがかなり違うんだろうなぁ~。(この写真、「パブリックドメイン」と書いてあったので、ウィキからいただいてきてしまったのですが、マズいかなぁ・・・。もしマズいようでしたら教えてくださいまし。)

ちなみに東西ドイツの再統一でも「Wiedervereinigung」という言葉を使いますよね。「●●と▲▲が一つになる」というイメージ。実質上は西が東を吸収したとも言われたりしますが、やっぱり言葉の上では対等の国どうしが1つになった、というイメージのほうがいいですよね。
# by Alichen6 | 2008-03-12 00:09 | 今日は何の日? | Comments(4)

e0141754_10331430.jpg ちょっとマイナ~な話ですみません。映画「U・ボート」の中で出てくるセリフです。ご覧になった方じゃないと分からない内輪の話ですんません。敵の魚雷を受け、満身創痍、ボロボロの状態でいったんは海底に沈んでしまったUボートですが、乗組員たちが夜を徹して修理にあたり、なんとか浮上します。もうダメだと思われたエンジンが再び元気よく動き始めたとき、機関長が口にしたセリフがコレなのです。

Na, wer sagt's, dass Marmelade keine Kraft gibt?

直訳すると「ジャムじゃ力が出ないなんて誰が言ったんだ?」。でもね、前後にジャムを食べるシーンなんてなかったし、あまりに唐突で意味が「???」でした。だけど最近、もう一度検索し直してみて意味が分かった・・・! Zu spät. orz...

…これってポーカーなどのトランプをしている際によく言われる言い回しだったようです。下のサイトによると、wenn man unerwartet einen Stich macht (意表を突いて相手のカードを取ること)の際に言う、とありました。「ボクがダメだと思ってもらっちゃ困るんだよね~」とか、「ボクのこと、なめてもらっちゃ困るんだよね~ 実は力があるんだよ~」といったニュアンスかと。
トランプの際によく言われる言い回し → コチラ

こうした言い回しには、「ジャムでは力が出ない」という「常識」があることが前提になりますよね。検索した結果、それらしき言葉は1つしか出てこなかったのですが、これかな?というのはありました。

Marmelade, Muss und Saft gibt 'nen Hucken Schiete, aber gibt wenig Kraft.
(ジャム、ムース(=ピューレ)、果汁はお通じにはいいけど力にはならない)

これが一般的に知られていることだとしますと、「ジャムじゃ力が出ない」につながってきますよね。たぶんこれじゃないかなぁ~と私はにらんでます。

で、結論。機関長はあのシーンで「ボロボロのUボートはもう浮上できないって誰が言ったんだ?」「おれたちがもうダメだなんて、誰が言ったんだ?」「おれたちをなめてもらっちゃ困るよ~」といった意味を込めてあのように言ったんでしょうね。翻訳するときは、絶対にあきらめることなく調べ物をしなきゃいけない、と心から反省した次第です・・・。以上、内輪話でした。
# by Alichen6 | 2008-03-10 07:58 | ドイツ映画 | Comments(39)