ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記 deutschali.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


by Alichen6
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

クララちゃんが…(涙)


 実は昨夜、クララちゃんが天国へ行ってしまいました(涙) ほんの数時間前まで、楽しそうに回し車をくるくる回していたのに…。夜、隅っこにうずくまってグッタリしていました。えーん、もっと早く気づけばよかった…。ミルカ行きつけの獣医さんは小動物も診てくださるのです。早く行けば何とかなったかもしれないのに…。

 わずか半年の命でした。。。えーん145.png145.png145.png  ごめんね、長生きさせてあげられなくて134.png134.png134.png


e0141754_21001123.jpg
e0141754_21024969.jpg

すっかり馴れてくれて、本当にかわいかったのになぁ…





# by Alichen6 | 2017-04-30 21:03 | つぶやき | Comments(8)

皆様、ゴールデンウィーク初日をいかがお過ごしでしょうか。昨夜遅くにドイツでドイツ映画賞の受賞結果が発表されました。私は毎年、これを楽しみにしております。ドイツ映画界の傾向(☚いろんな意味で)がよく分かるのです。

(いろんな意味でと書きましたのは、受賞作やノミネート作品が必ずしも観客から支持された作品ではないという意味です。映画界が「推したい作品」「前面に押し出したい作品」というのもあるのかな、なんて最近は少し思っています)

各部門のノミネート作品と受賞結果がよく分かる一覧です。よろしければご覧ください → コチラ

これを見るとよく分かるのですが、ナチ時代を扱った作品が1本もない!唯一、「Die Blumen von gestern」がユダヤ人犠牲者の孫娘と親衛隊の孫息子との関係を描いたことでノミネートされたのみ。ナチ時代を描いた作品が常に話題作となっているわけではなく、波があることを実感します。また2~3年後にはナチ作品が多くノミネートされる、という現象が起こるのかも。

そして事前の予想どおり、「Toni Erdmann (邦題:ありがとう、トニ・エルドマン)」が6冠。総なめとまではいきませんでしたが、やっぱり強かったですね。キャリアウーマンで仕事第一の娘と、人生を大切にするタイプの父親のすれ違いや愛情を描いた作品。作品賞の銀賞に輝いたのは昨年秋のドイツ映画祭で上映された作品で、胎児に深刻な疾患と障害があると知った母親が、産むかどうかという究極の選択を迫られるというもの。銅賞は未見なのですが、評価の高い作品です。DVDになったら見なきゃ!下に主な受賞結果の一部をざざっと簡単に書いちゃいますね。


<作品賞>
金賞 「Toni Erdmann」(邦題:ありがとう、トニ・エルドマン)


銀賞 「24 Wochen」(ドイツ映画祭のときの邦題:24週間 決断の時)

銅賞 「Wild」(邦題:ワイルド わたしの中の獣)


<脚本賞>
マーレン・アデ (「ありがとう、トニ・エルドマン)

<監督賞>
マーレン・アデ (ありがとう、トニ・エルドマン)

<主演女優賞>
ザンドラ・ヒュラー (ありがとう、トニ・エルドマン)

<主演男優賞>
ペーター・ジモニシェック (ありがとう、トニ・エルドマン)

<助演女優賞>
フリッツィ・ハーバーラント (Nebel im August)

<助演男優賞>
ゲオルク・フリードリヒ (ワイルド わたしの中の獣)

<撮影賞>
ラインホルト・フォアシュナイダー (ワイルド わたしの中の獣)

<編集賞>
ハイケ・パルプリーズ (ありがとう、トニ・エルドマン)

<美術賞>
ティム・パンネン (Paula)

<衣装賞>
フラウケ・フィアル (Paula)

<メイクアップ賞>
カーティ・クラック (Das kalte Herz)

<音楽賞>
オリ・ビーラー (Das kalte Herz)

<観客賞>
ジーモン・フェアヘーフェン (Willkommen bei den Hartmanns)

e0141754_11342469.jpg
昨年の夏、旧東独時代から続く Kino International の前を通りかかったところ、「Toni Erdmann」の特大ポスターがかかっていたのを見て、思わずパチリ。





# by Alichen6 | 2017-04-29 11:45 | ドイツ映画 | Comments(0)

 またまたとっても素敵な本をいただきました♡ カフカが遺したメモ書きや手紙といった文章を数々のエピソードとともに紹介した作品です。99の章立てになっていて、1つ1つからカフカのお茶目な人間像が浮かび上がってきます。お恥ずかしい話ですが、カフカは「変身」くらいしか読んだことがないのです。あと、仕事でカフカが原作の作品を訳すことになったので、慌ててそれを読んだのみ。そんな私が読んでいいのか?ブタに真珠では?とも思ったのですが、著名な編集者・書評家も「本書はいわば『初心者のためのカフカ』、より広く、より深く読んでいくための手引きである」と書いているんだそうです(あとがきより)。おお!まさに私にうってつけ! カフカと聞くと、私はどうしても「難解」「変身…もとい、変人」「ほにゃく犬にはとても理解できない」というイメージで敬遠してしまいがち。しかーし。この本を読んでカフカのイメージが変わりました。

e0141754_09415314.jpg

『この人、カフカ? ひとりの作家の99の素顔』(白水社)
 ライナー・シュタッハ著
 本田雅也 訳


 …イメージがどう変わったかといいますとね。カフカって「愛すべき変人」なのではないかと。(変人というイメージ自体は変わることなく、むしろ確信に変わりましたが・笑) とにかくお茶目なんです。もっとも、本人の目の色については諸説あるそうで、「黒」と形容されていたり「灰色」だったり「青」だったり「茶色」だったり(第13章より)。ネタバレするといけないので詳しくは書けないのですが、章のタイトルをご紹介するだけで、とにかく雰囲気は伝わると思います。

2 カフカ、高校卒業試験でカンニングする
6 カフカ、システムに則り体操する
11 カフカ、バルコニーから痰を吐く
19 カフカはお上品でない
33 カフカは詩を一編書き、自分でも気に入っていた
37 カフカ、書き間違える
56 カフカ、ネズミを怖がる
57 人間と豚
61 カフカ、オリンピックでの勝利を夢見る
63 カフカが文学賞をほぼ受けたときのこと
67、68 カフカ、サインを偽造する
70 カフカ、ゴーストライターになる
73 カフカはアメリカに詳しくない
84 カフカ、人生相談にのる

などなど…

ね、興味をそそるタイトルですよね。個人的には「システムに則り体操する」「人間と豚」「カフカ、オリンピックでの~」のエピソードがツボでした。カフカったら長年にわたって「ミュラる」ことを続けていたんですね(謎)。そのシーンを想像すると笑っちゃう。

ところでドイツ語では、よく「Schwein!」と言って相手をけなすことがあります。直訳すると「ブタ野郎」。この罵り言葉が現代の映画にもやたら出てくる。「ゲス」とか「ゲス野郎」とかってバリエーションをつけることもあるけれど、イマイチなんですよね。翻訳者泣かせの言葉です。本書の翻訳をされた本田さんは、おそらく「Schwein」という言葉が使われているであろう箇所を「お下劣」とし、さらに「ブタヤロウ」とルビを振っておられました。思わずそこでぷぷっと噴いちゃいました。

 カフカが遺した文章の独特の味わい、それを集めて面白いエピソードとともにユーモアたっぷりに紹介した原作者の言葉、そしてそれをさらに絶妙な日本語に置き換えた翻訳者さんのセンス。この3つが溶け合って一つの世界 - カフカワールド - を作っている、そんな印象を受ける本でした。難解だと決めつけないで、読んでみようかなぁと思わせてくれる本です。

追記:紙の材質と色、フォント、そしてレイアウトも素敵です♪






# by Alichen6 | 2017-04-25 10:04 | ドイツのこと | Comments(4)

 ステキな本をいただいてしまいました。ドイツ語翻訳者の森内薫さん、中野真紀さんの共訳で、ダライ・ラマの言葉や思想について分かりやすく書かれた本です。子供向けではありますが、大人が読んでも心にしみる本です。「心にしみる」という言葉が、私の感想としていちばんしっくりくる気がする…。前半はダライ・ラマの半生、ひととなり、そして彼の考え方について書かれています。後半は具体的な質問が投げかけられ、それに対するダライ・ラマの回答が書かれています。ダライ・ラマの言葉を通して様々なことが見えてきます…。

e0141754_11154921.jpg

『ダライ・ラマ 子どもと語る』(春秋社)
 クラウディア・リンケ著
 森内 薫/中野真紀 訳


 世界の情勢がきな臭くなってきている今日この頃。私は平和が当たり前の時代を生きてきたので、こういう状況を意識するのは大人になって初めてかも。冷戦時代も危ない時期はたくさんあったと思います。だけどその時は子供だったので、まだ実感がわきませんでした。まさにこの状況下でダライ・ラマの本を読むと、心にしみるのです…。世界の指導者がみんな、ダライ・ラマの言葉に真剣に耳を傾けてくれればいいのに…。

 宗教家の言葉としては一見、逆説的に見えてしまうのですが、よ~く考えてみると、これこそ普遍的な宗教なのだと思えてくる一節。本書から引用させていただきますね。

だいじなの宗教ではない
 何らかの宗教に属しているか、あるいは無宗教かは重要ではありません。現在の世界では、人間が全体として倫理基準にしたがって行動することがだいじなのです。(中略)宗教的価値観はその宗教の信者のみにかかわるのに対し、普遍的な非宗教的倫理は人類全体に当てはまり、誰ひとりとして除外されません。ほぼすべての人がこの価値観を受け入れることができます。
 結局のところ、大きな宗教には似たような基本的な価値観があります。思いやりと寛容というメッセージは、あらゆる宗教でみられます。キリスト教徒であろうとイスラム教徒であろうとユダヤ教徒であろうと仏教徒であろうと無宗教であろうと関係ありません。」(以上、引用終わりです)


 本来、宗教は人々が平和に暮らせるよう、心が満たされた状態で生きていけるよう、大昔からの人間の知恵がぎゅっと詰まったものであるはずですよね。いつの間にか人はその宗教以外の価値観を認めず、排他的になり、時に攻撃的にすらなってしまう。本末転倒ですよね…。また、他者への思いやりを忘れてしまい、自分の国だけよければいい、自分の国ファーストとなっている今の傾向。これもまた、何とかならんものなのか… どうしたら「優しい心」を育めるのか…。そんなことを改めて考えさせてくれる本でした。

 そして翻訳がとても読みやすかった…!「優しい日本語」(「易しい」ではなく「優しい」日本語なのです)で書かれていて、それも心にしみた理由の1つかも。お二人が心を込めて向き合われたのが伝わってきました。表紙や挿絵も◎ とっても温かみのある絵です。もっと早く読めばよかった!と心から思いました♡






# by Alichen6 | 2017-04-25 09:27 | つぶやき | Comments(0)

昨日の夕暮れ


 わんぽ(ワンコの散歩)で近所の公園へ行ったところ、夕暮れの風景があまりにもすばらしかったので、パシャッと撮っちゃいました。


まず1枚目。
e0141754_07544640.jpg

ちょっと時間を置いて、もう一度パシャリ。

e0141754_07545937.jpg


Microsoft Office の「自動修正」というのをクリックしてみたら、こんなになりました。幻想的になっちゃった。
e0141754_07551048.jpg
この欅たち、桜が咲いていた頃は丸坊主だったのに、芽が出たと思ったらあっという間にこんな状態に。
木の生命力ってすばらしい。





# by Alichen6 | 2017-04-25 07:58 | つぶやき | Comments(0)

皆様、のどかな日曜の午後、いかがお過ごしでしょうか?皆様のご期待に応えて「チョコ見せびらかし」企画の第2弾です。え?期待していない? 見たって食べられないし? 長い前置きはもう飽きた? どうせ見せびらかすんだろ? そのジマン体質を何とかしろ? じゃじゃーんって大きなフォントで出す手口はもうバレバレ?


…すみませんねぇ…。そこまで言われちゃ、見せびらかさないわけにはいかないですよねえ…。 ではでは、敢えて…。


じゃじゃーーーーん!! うひゃ~飽きもせず…

ぬゎんと!同業のお友達から、シンガポールのお土産にいただきました♡ 私の大好きな、リッターのココアムース。これって、ホントに美味しんですよー。ココア味のムースが入っていて、中が柔らかいから16分割でなく9分割で、甘さとほろ苦さがゼツミョ~で… しかも中国語表示!!!
e0141754_15142876.jpg

コマッタ時によく使う Google 翻訳にかけてみました。そのままコピペするわけにいかないから、IMEパッドで漢字を手書きして検索するという涙ぐましい努力の結果です。
e0141754_15145192.jpg


瑞特斯波德 → Ritter Sport
可可慕斯 → ココアムース
夹心 → サンドイッチ
阿尓卑斯 → アルプス、アルペン
牛奶巧克力 → ミルクチョコレート

解読結果:「リッターシュポルト・ココアムース入りアルペンミルクチョコレート」


…ということで、チョコレートをむしゃむしゃ食べながら中国語も勉強できちゃうという、1枚で二度美味しいチョコレートでした❤ suさん、ありがとうございます~❤ いち早く、いちばんいいヤツを選んでしまってすみませんっ=3=3=3


# by Alichen6 | 2017-04-23 16:13 | ドイツのお菓子 | Comments(11)

 皆様、4月も後半に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。あの~ その~ またチョコを見せびらかしていいでしょうか? いえね、ジマンする気はさらさらないんですよ。ただ、見せびらかしたいだけなんです(同じだろ!という突っ込みはナシで…笑)。新しいタイプの駄菓子を見かけると嬉しくなっちゃいます。こいうのに喜びを感じる小市民なワタクシです。お許しを…

 庶民の味方、お安いスーパー「EDEKA」で見かけて買ったミルカの板チョコ。買ったことをすっかり忘れていたのですが、先ほど部屋を掃除したら出てきました。
忘れていたチョコを見つけたときの喜びといったら…! それがコレです。「コラージュ」だって。

e0141754_09370555.jpg


忘れていたチョコを発掘したのは嬉しかったけど、ただの板チョコだと思っていたのです。ふーん、フルーツとナッツ入りのチョコか~くらいの感覚。ところが開けてみて、「お?」となりました。普通の板チョコより、なんとなく作りが雑?テキトーにばらまいた感じ。しかも型からあふれてて、横のとくっついちゃってる。いちばん左はしのところなんて、ラズベリーが入ってないじゃん。不公平だー。

e0141754_10381433.jpg

ひっくり返してみましたら、こんな感じになってました。よくある板チョコとはちょっと違う。

e0141754_10382792.jpg

改めてパッケージを見て納得。このチョコが目指すところは、こういうカタチだったんですね(↓)
コラージュになってるかどうかは別として、新しいタイプの板チョコを作ろうという心意気は買おうではないですか…❣
ミルクチョコの中に、ラズベリー&キャラメルコーティングのヘーゼルナッツ&チョコチップをまき散らした… もとい、「ちりばめた」ものです。
美味しかった!これで1ユーロちょっとだったので、こういうのが日常的に食べられるドイツの方々がヒジョ~に羨ましい…。
e0141754_10384748.jpg

 ど~でもいい話ですみませんっ  チョコ見せびらかし企画は続きます…(☚すんません)






# by Alichen6 | 2017-04-22 10:50 | ドイツのお菓子 | Comments(4)

 過去に撮った画像を整理していましたら、Topographie des Terrors 【トポグラフィー・オブ・テラーと日本では呼ばれている模様。あえて直訳しますと「テロの地勢図」)で撮った画像も出てきました。2012年8月と、2016年2月に撮ったものです。お詳しい方や、すでに行かれた方も多いと思います。今さらでスミマセンっ。ここは元々、ゲシュタポ&親衛隊(SS)&国家保安本部(RSHA)の本部があった場所なんだそうです。本部の建物は戦争中に空襲で破壊されたとのこと。ベルリンの壁がすぐ近くに建設されたため、ここは長い間放置状態だったそうです。その後、1987年に(ベルリン市制750周年の記念で)この場所で展覧会が開かれたんですって。これを皮切りに展覧会が続けて開催されるようになり、本格的な展示施設となっていった模様…。つい最近、仕事でゲシュタポを調べることがあったので、撮りためた画像を改めて見てみて「おおお…!ここだったのか…!!」となった次第です。


入り口はこんな感じ。ベルリンの壁が残っています。
e0141754_16230601.jpg

e0141754_21084183.jpg



 地図はコチラ(↓)をご覧ください。ポツダム広場やチェックポイント・チャーリーにもほど近い場所にあります。通りは Niderkirchnerstraße (ニーダーキルヒナー通り)となっていますが、昔は Prinz-Albrecht-Straße (プリンツ・アルブレヒト通り)という名称でした。

ベルリンの壁の位置を詳しく知りたいと思い、検索したところ下のサイトに行きあたりました。ベルリンの壁がどこを走っていたかが一目瞭然。便利なのだ。

 ベルリンの壁の地図を見て分かりましたが、まさにゲシュタポの本部があったプリンツ・アルブレヒト通り沿いに壁が走っていたんですね。だから現在のニーダーキルヒナー通り沿いに壁が残されてたんだ…!納得。その旨も入り口に立てかけられた看板に書かれていました。

e0141754_16223721.jpg
e0141754_16224982.jpg
e0141754_16225691.jpg


施設入り口。

e0141754_16231992.jpg
e0141754_16232836.jpg



e0141754_16234392.jpg


展示の中心は、もちろんゲシュタポ。彼らが行った非人間的な行為(蛮行)や時代背景などが詳しい説明とともに展示してありました。徹底して自らの過去と向き合うドイツ人の姿勢には、やっぱり頭が下がります…。
e0141754_21163391.jpg

e0141754_21165177.jpg


当時のゲシュタポ本部。
e0141754_21171106.jpg
 気分が重くなりましたが、外へ出るときれいな青空。思わず、Der Himmel über Berlin(直訳:ベルリン上空の空、「ベルリン・天使の詩」の原題です)という言葉を思い出しました。さらには、「Der geteilte Himmel (直訳:分断された空、「引き裂かれた空」というクリスタ・ヴォルフの小説、および同名の東独映画)という言葉も。今は分断されてなくてよかった。
e0141754_16242695.jpg
建物の中だけでなく、その周囲でもよく特別展として様々な展示がなされています。5年前の夏は、「1933年」というテーマで、ナチが政権につくまでの過程が様々な写真と共に解説されておりました…。







# by Alichen6 | 2017-04-17 21:29 | ドイツのこと | Comments(4)

 Twitter で教えていただいた記事がとても面白かったので(Iさん、ありがとうございます❤)ご紹介しますね。中で出てくるヴォルフ・ビーアマンという人は、東ドイツの映画史を調べると必ず出てく重要人物です。Liedermacher という肩書が多いように思います。「シンガーソングライター」という訳が当てられているのを見かけますが、ちょっと少し違う気がする… 日本語に訳すのが難しい言葉です。メッセージを込めた詩を作り、それにメロディをつけて弾き語りしていたようです。(☜実はワタシもよく分かっていない…) 東ドイツ当局を批判する内容だったために当局から睨まれていたそうです。西ドイツでコンサートツアーを行っていたときに国籍をはく奪され、そのまま帰国できなくなったとのこと。その処分に対し、東ドイツの映画関係者の多くが抗議したといいます。彼らもまた、当局から睨まれることとなり、西ドイツへ亡命することに…






2月にエアフルトへ行った際、政治犯収容所記念館に行きました。
ビーアマンに関する展示もありました。当時の姿のようです。
e0141754_18300648.jpg


ビーアマンの追放処分に抗議する作家や映画関係者たち。
作家のクリスタ・ヴォルフや先日亡くなった俳優のマンフレート・クルーク、
「パウルとパウラの伝説」で文字通り伝説となった人気女優アンゲリカ・ドムレーゼの名前もあります。
彼らの多くがその後、当局から嫌がらせを受け、西ドイツへ亡命することとなりました…
e0141754_18301845.jpg








# by Alichen6 | 2017-04-10 18:32 | DDR(東ドイツ) | Comments(2)

じょじょじょ~事件


 桜が満開になりつつありますね。いかがお過ごしでしょうか。2月にエアフルトへ行った際、お店が立ち並んでいることで有名なクレーマー橋へ行きました。そこで変わったお店を発見。ユニークなカップを1つ買いました。なんでも、地元の画家が描いた絵なんだそうです。


e0141754_13470040.jpg


クレーマー橋に立ち並ぶお店が描かれています。カワイイ♪

e0141754_16473254.jpg


カップは、旧東独時代からある地元企業 KAHLA社 のもの。なかなか素敵です。
e0141754_13471834.jpg



どこが変わっているかといいますと… ぬゎんと、が開いているのです!! うひゃ~~

e0141754_13470919.jpg

この店は、「左利き専用ショップ」だったのです!
ほかにも左利き用のナイフですとか、左利き用のペンですとか、
とにかくいろいろなアイディア商品が置いてありました。

ワタクシ、実は左利きなのです。鉛筆もお箸も縫い針も左で持ちます(運動は右というへそ曲がり)。
このカップは、左手でしか持ってはいけないカップなのでした。


右手で持って飲むと…


じょじょじょじょ~~~176.png


…水浸しになります。176.png



「面白い!」と思って買って帰りました。お仕事をしながらお茶を飲もうと思って。
左利きしか使えない、と思っただけで、なんとなく「選ばれた感」があって優越感に浸れるし。へへっ



さっそく、「選ばれた感」に浸りつつ、優雅にお茶でも…


ところが!



…左利きでも、カップって右で持つこともあるんですよね。
右に置いてあれば右で持ち、左に置いてあれば左で持つ。
ただそれだけ。
でもって、被害続出!!



被害報告 その1:
よそいきのブラウスを着て(新品だった!)、出かける前に飲み残しの紅茶をぐびっと飲み干そうとして…

じょじょじょじょじょ~~176.png

新品のブラウスの真ん中につつーーーっと茶色いシミが…orz...



被害報告 その2:
仕事をしながら紅茶を飲んでいたところ、

じょじょじょじょじょ~~176.png

なんと!キーボードの上にモロぶっかけてしまった…
慌てて着ていたトレーナーで拭きました。


被害報告 その3:
家族と紅茶を飲んでいたところ、ついつい話に夢中になり…

JOJOJOJOJO~~176.png

…笑い者になりました。




もうこのカップで飲むのはやめようかとも思ったのですが、
エアフルトの思い出が詰まっていますし、デザインもかわいいしで
気をつけつつ、使い続けることにいたします。


ちゃん、ちゃん。


e0141754_16424402.jpg




# by Alichen6 | 2017-04-04 16:31 | ドイツのモノ | Comments(4)

ドイツ映画の国内シェア


 桜が開花したとたん、寒くなりましたね。花が長持ちしてありがたいな❤ ところで少し前の話ですが、統一後のドイツ映画について調べることがありました。例によって図書館に足を運び、いろいろ資料を当たりましたでございます。ドイツ映画って、ドイツ国内のシェアが低いんですね。それが映画界の悩みの種の模様。


 下のグラフはドイツの映画市場におけるドイツ映画のシェアです(観客動員数ベース)。FFA(ドイツ映画振興協会)のデータを元に作成したものです(こういうのが苦手なワタシがよく頑張った!自画自賛)。ドイツの映画館に行かれた方はよくご存じだと思いますが、シネコンなどで上映されている作品はアメリカ映画が多いですよね。ドイツ人の友人も、あまりドイツ映画は観ていない…。ドイツ映画のシェアが10%を切った年もありました。ただし最近は健闘していて、シェアも伸びている模様。娯楽性を意識した作品が増えてきていることも、シェアの伸びに関係していると個人的に思っております。
e0141754_22273850.jpg

 比較のために、日本の映画市場における邦画のシェアもグラフにしてみました。ただし、参考にしたデータが興行収入だったので、厳密には比較できないのですが…
特に最近、邦画のヒット作が続いていますよね。一方でハリウッド映画の不振も伝えられます… 簡単には比較できないと思うのですが、ドイツ映画、もっと頑張れ!と思っちゃいます。

e0141754_10050274.jpg





# by Alichen6 | 2017-03-31 23:01 | ドイツ映画 | Comments(0)

 皆様、桜の季節となりましたね。いかがお過ごしでしょうか。またまた更新が滞ってしまいました。なんだかもう、連日バタバタしちゃって…。調べ物で検索をしておりましたら、自分の記事がヒットしました。検索で自分のブログに行きあたると、非常に恥ずかしい気持ちになります。。何でしょね、これって。既に読んでくださっている方には申し訳ないのですが、最近のドイツ映画の傾向をまとめる機会がありまして、まさにタイムリーだったので再掲させてください。旅行記ばかりUPしていて、「日本で公開されたドイツ映画」も中断したままでしたので、その続きも後日改めて…


*********(2014年6月の日記より)************


 先日、調べものがあって久しぶりにフィルムセンターの図書室へ行ってまいりました(フィルムセンター図書室についてはコチラを)。あそこにはキネマ旬報が創刊号からずっと置いてあるのです。その他の雑誌はすべて閉架なのですが、キネマ旬報だけは開架。とりあえず、ドイツ映画に関する記事を眺めていたのですが、面白いコラムがありました。現代に通じるところがあるのです。以下、1921年11月21日号のコラム「マリア・マグダレナを見る記」から冒頭部分を引用いたしますね。

『獨逸の映畫だといふと一も二もなく高級文藝映畫といふ銘を打つ。天下の有象無象がそれ行けと其の封切館に殺到する――まア夫れ程でないまでも獨逸の映畫は深刻だよ位の批評を與へることには大抵のフアンが一致してゐるらしい。で獨逸の文藝映畫は近代的の苦悩を著しくゑぐり出してみせてゐる點で米國ものとは趣を異にしてゐる。獨逸の映畫の方がゑぐり方が深い、のみならず切實な人生に觸れてゐる。つらい苦の世界をそのまゝスクリーン上に再現する。映畫藝術の最も得意とすべき寫實的壇場に於てその驥足を十分伸べているのが獨逸の近代文藝映畫である。最もこれは最近ポツポツ封切された若しくはされるべき獨逸の映畫に就て特にアテはまるやうにデツチあげた概論にすぎない、獨逸だつて映畫はやつぱり商賣である。だからいづれも様の御意に召すやうにいろいろな映畫がある。凸坊新畫帖式の線畫フィルムもある。センセーショナルな猛獸映畫がある。ロココ式のオペラ趣味を映畫化したものがある。千態萬状といふかね。しかしまア我々が獨逸映畫から期待し得る興味は近代的苦悩の深刻な描破といふことになりはしまいか。人によつて賢しで、獨逸映畫は獨逸映畫、亜米利加映畫は亜米利加映畫、仏蘭西映畫は仏蘭西映畫と各々その分を守らせる方がいゝ。てんでんに持味といつたやうなものがあるんだから。』

 旧字体が結構あって打つのがタイヘンでした^^; ちょっと長くなっちゃうけれど、今の仮名遣いに直したものを下に載せちゃいますね。

『ドイツの映画だというと一も二もなく高級文芸映画という銘を打つ。天下の有象無象がそれ行けとその封切館に殺到する――まあそれほどでないまでも、ドイツの映画は深刻だよくらいの批評を与えることには大抵のファンが一致しているらしい。でドイツの文芸映画は近代的の苦悩を著しくえぐり出してみせている点で米国ものとは趣を異にしている。ドイツの映画のほうがえぐり方が深い、のみならず切実な人生に触れている。つらい苦の世界をそのままスクリーン上に再現する。映画芸術の最も得意とすべき写実的壇場においてその驥足(きそく)を十分伸べているのがドイツの近代文芸映画である。もっともこれは最近ポツポツ封切りされた、もしくはされるべきドイツの映画について特に当てはまるようにでっちあげた概論にすぎない、ドイツだって映画はやっぱり商売である。だからいずれも様の御意に召すようにいろいろな映画がある。凸坊新画帳式の線画フィルムもある。センセーショナルな猛獣映画がある。ロココ式のオペラ趣味を映画化したものがある。千態萬状というかね。しかしまあ、我々がドイツ映画から期待しうる興味は近代的苦悩の深刻な描破ということになりはしまいか。人は道によって賢しで、ドイツ映画はドイツ映画、アメリカ映画はアメリカ映画、フランス映画はフランス映画とおのおのその分を守らせる方がいい。てんでんに持ち味といったようなものがあるんだから。』

 ね、面白いでしょ?(…と押しつけがましくてスミマセン) ドイツ映画は深刻だ、高級文芸映画だ、とみんな思っているけれど、それは一部の作品だけを見て、さもそれがドイツ映画だと結論づけようとしているだけだ、映画はビジネスなのだからドイツにも様々な映画があるんだ。猛獣映画(←見てみたい)や、凸坊新画帳(←大昔、「でこぼうしんがちょう」というタイトルの和製アニメがあったんだそうです。スゲー)式のアニメだってある。ただし、我々はやっぱりドイツ映画にはシリアスな作品を期待してしまう。どの国でもそれぞれ持ち味があるのだから、それぞれの得意分野を鑑賞するのがいい」ってことなんでしょうね。うーん、今にも通じる内容だー!

********************(ココまでです)****************************



e0141754_10530479.jpg
我が家のアイドル系、くららで~す❤ (小首をかしげております)



# by Alichen6 | 2017-03-30 10:45 | ドイツ映画 | Comments(4)

 皆様、三連休の初日をいかがお過ごしでしょうか。先日、ノミネート作品発表前に勝手な予想を書いてしまいました。作品賞と監督賞だけだけど、当たったものもあれば、外れたものも… 以下、詳細を書きますね。


<作品賞>

24 Wochen (24週間 決断の時)(映画祭のサイトは → コチラ

Die Blumen von Gestern (ブルーム・オブ・イエスタディ)(映画祭のサイトは → コチラ

Toni Erdmann (ありがとう、トニ・エルドマン)(公式サイトは → コチラ

Tschick

Wild (ワイルド わたしの中の獣)(公式サイトは → コチラ

Willkommen bei den Hartmanns


<脚本賞>

「Wild」(ワイルド わたしの中の獣)
「Die Blumen von Gestern」(ブルーム・オブ・イエスタディ)
「Einsamkeit und Sex und Mitleid」(すみません、予告編が見つからなかった… できたてのホヤホヤなのかな?)
「Toni Erdmann」(ありがとう、トニ・エルドマン)


<監督賞>

Anne Zohla Berrached(アンネ・ツォーラ・ベラシェド)「24週間 決断の時」
Charis Kraus(クリス・クラウス)「ブルーム・オブ・イエスタディ」クリス・クラウス
Maren Ade(マーレン・アデ)「ありがとう、トニ・エルドマン」マーレン・アデ
Nicolette Crebitz(ニコレッテ・クレビッツ)「ワイルド わたしの中の獣」ニコレッテ・クレビッツ


<主演女優賞>

Julia Jentsch (ユリア・イェンチ)「24週間 決断の時」
Sandra Hüller(ザンドラ・ヒュラー)「ありがとう、トニ・エルドマン」
Lilith Stangenberg(リリト・シュタンゲンベルク)「ワイルド わたしの中の獣」


<助演女優賞>

Sigrid Marquardt (ジークリット・マークヴァルト)「ブルーム・オブ・イエスタディ」
Christiane Paul(クリスティアーネ・パウル)「Die Welt des Wunderlichs」


Eva Löbau(エファ・レーバウ)「Einsamkeit und Sex und Mitleid」
Fritzi Haberlandt(フリッツィ・ハーバーラント)「Nebel im August」



<主演男優賞>

Lars Eidinger (ラース・アイディンガー)「ブルーム・オブ・イエスタディ」
Bruno Ganz(ブルーノ・ガンツ)「In Zeiten des Abhandenen Lichts」
(この作品も、なぜか予告編が見つかりませんでした。残念!)
Peter Simonischek(ペーター・ジモニシェク)「ありがとう、トニ・エルドマン」


<助演男優賞>

Martin Feifel (マーティン・ファイフェル)「Die Welt des Wunderlichs」
Rainer Bock(ライナー・ボック)「Einsamkeit und Sex und Mitleid」
Georg Friedrich(ゲオルク・フリードリヒ)「ワイルド わたしの中の獣」


****************


その他、ドキュメンタリー賞やキンダーフィルム賞、編集賞、衣装賞、音楽賞などがあるのですが、割愛させてください。昨年の秋、東京国際映画祭でグランプリに輝いた「Die Blumen von Gestern」(ブルーム・オブ・イエスタディ)が8部門で、ニコレッテ・クレビッツ監督(かつて「トンネル」でトンネルを掘る女性を演じた女優さんです。最近は監督として活躍しています)の「Wild」(ワイルド 私の中の獣)が7部門で、そして昨年のカンヌ以降、快進撃を続けている「Toni Erdmann」(ありがとう、トニ・エルドマン)が6部門でノミネートされた模様。個人的に、Es war einmal in Deutschland と Kundschafter des Friedens が入っていないのが残念。後者は、まあノミネートされなくても不思議ではないのですが、前者はいい映画なんだけどなぁ…。 昨年秋のドイツ映画祭で上映された「24週間 決断の時」が健闘していますね。人気女優のユリア・イェンチも出ているしなぁ。受賞結果が出るのは4月28日。楽しみです~~


ちなみに、受賞者に授与されるトロフィーは「ローラ」と呼ばれています。傷だらけじゃない、ぴかぴかのローラ(笑)。これは、「ラン・ローラ・ラン」(Lola rennt)や、「嘆きの天使」でマレーネ・ディートリヒが演じたローラから来ているそーです。

e0141754_17345861.jpg





# by Alichen6 | 2017-03-18 12:25 | ドイツ映画 | Comments(0)

 うっかりしていましたが、今日はドイツ映画賞2017のノミネート作品が発表される日でした。現地時間の10時半、こちらの18時30分からライブで発表の様子が流れるそうです。

その前に、勝手にノミネートを予想しちゃいます。当たれば拍手喝采、外れたら芸をします(ウソ)。

ロングリストは…

<ほにゃく犬のダイタン予想>

●作品賞ノミネート

Toni Erdmann
Willkommen bei den Hartmanns
Paula
Es war einmal in Deutschland
Tschick
Kundschafter des Friedens

さらに…
Der Geilste Tag
Blumen von gestern あたりもありえる?(希望的観測です)


●監督賞ノミネート

Maren Ade (Toni Erdmann)
Fatih Akin (Tschick)
Florian David Fitz (Der geilste Tag)

…あたりじゃないかと思うのですが、外れたらすみませんっ 


こんなの載せちゃってすみません。アイゼナハ市内で食べたカリーブルストです(苦笑)
ど~でもよい画像ですね^^;
e0141754_18302115.jpg





# by Alichen6 | 2017-03-16 18:31 | ドイツ映画 | Comments(2)

最後にフルダへ



長々と、ワタシの珍道中にお付き合いいただき、ありがとうございました。これで最後です。アイゼナハからフルダへ向かい、1泊してからフランクフルトへ行ったというワケです。フルダは前から気になっていたのですが、行ってよかった❤ とても素敵な街でした。


e0141754_15573798.jpg


抜けるような青空。フルダの Stadtschloss です。「フルダ城」と訳されているみたい。画像を加工したワケじゃないのにこの色…!

e0141754_15541511.jpg

フルダの大聖堂。逆光でしたが、これはこれで趣がありますよね。

e0141754_15554568.jpg

旧市街の模型がありました。一番奥に大聖堂があります。

e0141754_15561940.jpg


 いま気づいたのですが、見どころの1つ、旧市庁舎をちゃんと見なかった…!画像を探したら、かろうじて写っているのが1枚だけありました。一番奥の木組みの建物がソレです。ああ、惜しいことをした…!正面から見たかった(涙)
e0141754_07222596.jpg

アイゼナハやエアフルトと同様、木組みの家がたくさんありました。どこもキレイに手入れされていて美しい…うっとり。
e0141754_16213723.jpg

おっ と思ったのが、修復中の家。木組みの家って、こうやってメンテナンスするんですね。しっくいがはがされた状態でした。構造がよく分かる…
e0141754_15565483.jpg


木の部分は黒だけじゃないんですね。この家は茶色に黒の縁取り。たまに「木組み風」の家も見かけるけど(表面に黒いペンキで「木組み」っぽく塗られたもの)本物はそばで見るとよく分かりますよね。

e0141754_16221763.jpg

この家は木枠を黒く塗り、ふちどりが赤。華やかだなぁ…
e0141754_15584810.jpg



…なんて思っていたら、ななななんと!この家は、ブラウン管で知られるカール・フェルディナント・ブラウンさんの生家だった!今はレストランみたい。ちなみにブラウン管ってドイツ語で Kathodenstrahlröhre と言うんですね。初耳(恥)。俗称が Braunsche Röhre なんだそうな。
e0141754_15591912.jpg


…というワケで、珍道中は終わりです。お付き合いいただき、ありがとうございました。翌日フランクフルトへ行き、30年来の友人と久しぶりに会っておしゃべりし、夜の便で帰りました。また行けるかなぁ…行けるといいな。






# by Alichen6 | 2017-03-13 15:59 | ドイツ珍道中 | Comments(3)

 またまた長文すみません。今回の旅で観た映画のメモです。某所にUPした記事なので、二度目の方は申し訳ありません。この作品は昨年12月に公開されたそうで、ベルリンの小さな小さな映画館でかろうじてまだ上映していたものです。


e0141754_11235740.jpg


***************************************************


「Vier gegen die Bank」(直訳すると「4人vs.銀行」ですね)
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
出演:ティル・シュヴァイガー、マティアス・シュヴァイクヘーファー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒ、アンテェ・トラウエ、アレクサンドラ・マリア・ララ



 クリス(ティル・シュヴァイガー)はいつか自分のジムを開くことを夢見る元ボクサー。マックス(マティアス・シュヴァイクヘーファー)は、独立を夢見るチャラい広告マン。そしてペーター(ヤン・ヨーゼフ・リーファース)は落ち目の俳優。それなりに売れた時代もあったけど、今じゃすっかり「あのひとは今」状態。かつての栄光を取り戻そうともがいています。まったく接点のない3人でしたが、共通点がありました。ベーレン銀行になけなしの虎の子を預け、資産運用してもらっているのです。いや、いたのです。運用していたのはベーレン銀行に勤めるトビアス(ミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒ)。有能ではあるけれど、人とのコミュニケーションが極端に苦手な人物。今風の言葉でいうと「陰キャラ」。銀行の頭取は経営不振の責任を彼に押しつけ、彼を不当に解雇するとともに彼の顧客の資産も“没収”してしまいます。3人の資産も消えてしまいました。
 虎の子をなくした3人は銀行に押しかけ、そこで意気投合。最初はトビアスからお金を奪い返そうとしますが、トビアスも仲間に入れて銀行から現金を強奪するほうがよいとの結論に達します。なにしろ、トビアスは銀行を知り尽くしていますから。銀行の構造、何曜日に現金が銀行に到着するのか、金庫の番号を知る頭取の“右腕”は、いつトイレに行くのか、などなどなど…。計画を練った4人はベーレン銀行へ。はたして4人は現金を強奪できるのか?!?


 「U・ボート」のペーターゼン監督が久々にドイツで撮ったコメディです。前回、ドイツで撮った作品は「ネバーエンディングストーリー(1984)」というから、30年以上ドイツでは撮っていなかったんですね。大物が監督しただけあって、キャストも豪華。ティル・シュヴァイガーは言わずもがなですが、マティアス・シュヴァイクヘーファーはドイツでは超売れっ子。チャラ男を演じさせたら彼の右に出る者はいないという気がします。ヤン・ヨーゼフ・リーファースやミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒは国民的俳優というポジションかも。この作品、「ドイツのオーシャンズ11」と呼ばれているんだそうです。あれに比べるとさすがに地味かもしれませんが(汗)ティル・シュヴァイガーには「ドイツのブラピ説」もあったので、まあ、そういう例えもアリかなとも思えます。
 今回、主役の男4人は、みんなどこか抜けているという設定。ティル・シュヴァイガーが演じるクリスに至っては、ボクシングのやりすぎで頭がもう機能していない…。それに対し、彼らの恋人や奥さん、そして彼らを捜査する女刑事は超美人で才媛という、これまたよくありがちな設定でした。下ネタあり、ドリフのようなドタバタありで、あっという間の96分でした。すっごく楽しかったけど、「U・ボート」~「ネバーエンディングストーリー」と来て、33年後に満を持してドイツで撮った作品がこっち系?と、思ったりもした作品でした。ま、楽しければいいのだ❤


e0141754_11223074.jpg

こんな映画館でした。お客さんが少なくて、ほとんどプライベートシアター状態。

大都会ベルリンの片隅にひっそりと営業する小さな映画館 - これはこれで趣があって楽しかった♪



# by Alichen6 | 2017-03-12 09:00 | ドイツ映画 | Comments(4)

アイゼナハ市内へ


 皆様、週末はいかがお過ごしでしょうか?またまた旅行記にお付き合いさせてしまって、すみません。アイゼナハでは午前中にヴァルトブルク城へ行き、午後は駆け足で市内を回りました。バスで市の中心地へ戻り…


広いマルクトプラッツにある聖ゲオルク教会に…
e0141754_17541913.jpg
こちらは市庁舎。なんか、空がすっごい色に撮れております。
e0141754_17545224.jpg

木組みの家が美しかった…!

e0141754_13582320.jpg

ルターがかつて住んでいた家の隣に近代的なルターハウス(博物館)が。
e0141754_13470031.jpg


ルターが住んでいた家は、こんな感じ。素敵です。

e0141754_13471177.jpg
看板でございます。
e0141754_13472233.jpg


ルターハウスから比較的近いところに、バッハの生家もあります。
向かって右隣りに近代的な博物館も。

e0141754_13474671.jpg

1685年3月21日にバッハがこの家で生まれたというプレート。
このプレート自体、とても古いもので1868年に作られたみたい。
戦争も経てきた年代物。

e0141754_13475563.jpg

博物館内にかかっていた写真。
空襲を受けたのでしょうか。ボロボロです。
悲しそうに見つめるバッハ像。
e0141754_13482794.jpg


そのバッハ像です。
e0141754_18014866.jpg

バッハの家の中。

e0141754_13481618.jpg


これが面白かった!当時の楽器が飾られていたのですが、これもその1つ。
一見するとバイオリンですが…
e0141754_13485019.jpg


レントゲンで撮るとアラ不思議。バイオリンの中にホルンっぽいラッパが…!
ラッパを吹きながらバイオリンも弾けちゃうという優れモノ。
演奏者はプープーギコギコ、忙しいなぁ…
e0141754_13483680.jpg

…というわけで、駆け足でしたがアイゼナハの要所は全部押さえたゾ。その後、電車でフルダへ…






# by Alichen6 | 2017-03-11 18:05 | ドイツ珍道中 | Comments(2)


 またまたドイツ珍道中に戻ります。お付き合いいただき、恐縮です…。エアフルトで1泊し、翌日朝早くにアイゼナハへ向かいました。バッハが生まれた地であり、ルターがかつて住んでいた街でもあります。また、ルターがこもって聖書のドイツ語訳をしたというヴァルトブルク城もあります。

e0141754_11142881.jpg


アイゼナハ駅は、こんな感じでした。駅前にバスターミナルがあるので、10番系統でヴァルトブルク城へ。

e0141754_20570064.jpg

 寒い朝。バスでお城のふもとまで行きました。看板が立っています。ここから先は歩き。

e0141754_20571167.jpg

こんな車が停まっていました。
e0141754_20572382.jpg


とにかく寒かった!湧き水が凍っています。
e0141754_20580277.jpg
おお!お城が見えてきた…!雲ひとつない快晴。
e0141754_20590992.jpg

パノラマ写真に挑戦。ちょっとひずんでしまいましたが、なかなかの出来栄え?(☜自画自賛)
e0141754_20592343.jpg

お城の案内図。
e0141754_21152370.jpg

お城の中に、Luther Stube (ルターの部屋)があります。
聖書のドイツ語訳を行った部屋があるのです。
e0141754_21022652.jpg


ここです。足置きに使ったという、クジラの背骨(椅子の横にある白い物体)は当時のものなんだとか。
それ以外はレプリカだそうです。
e0141754_21020217.jpg

部屋に掲げられていたプレート。16世紀末のころからすでにルターファンによるルター詣でがあったそうです。で、熱心な支持者(というか、ファン)は自分の名前や日付を壁などに刻みこみ、記念に家具の一部を削り取って持ち帰ってしまったんだそうな。それで、クジラの背骨以外は何も残っていないという…。
e0141754_21124314.jpg


 …ヴァルトブルク城の中も見学できるそうです(有料・ガイドつき)。しか~し、時間の関係で参加しませんでした。午後には次の目的地であるフルダへ行く予定にしていたので、それまでにアイゼナハの市内も見たかったのです。。アタフタアタフタ=3=3=3=3






# by Alichen6 | 2017-03-07 21:48 | ドイツ珍道中 | Comments(4)

週末に京都へ


 皆様、いかがお過ごしでしょうか。実は週末に1泊で京都へ行ってしまいました。久しぶりです、Kyoto。娘との2人旅です。突然の思いつきでしたが、なんとかホテルも新幹線も取れてヨカッタ。しかも天気にも恵まれて気持ちのよい週末となりました。ちょびっとだけ画像を載せていいでしょうか?????



まず、宇治方面へ。10円玉の宇治平等院に…
e0141754_07184840.jpg


すぐ近くの宇治上神社。

e0141754_07195496.jpg

宇治は、かつて「兎道」と書いたらしく、ウサギと縁がある模様。宇治上神社はうさぎみくじで有名なんだそうです。引いたらイマイチの内容だったので、神社内の木に結んできました。(「旅行は費用がかさむから控えよ」とあり、苦笑。確かにこのところ、旅行でかなり散財してしまいました…)

e0141754_07215771.jpg

 サン●リー「伊右衛門」で知られる福寿園の宇治茶工房にて。

e0141754_07203262.jpg


宇治川にいたアオサギ。こっちを見ています。娘撮影。
e0141754_07201232.jpg


その後、伏見稲荷の千本鳥居へ。

e0141754_07190695.jpg

混んでいたのですが、ほんの一瞬、人がいなくなりました‼️

e0141754_08581804.jpg

千本鳥居を横から見ると…

e0141754_08590718.jpg

 翌日は南禅寺へ。人が少なそうな「天授庵」という所に入ったら大正解!朝だったということもあり、観光客は1人もいなくてシーンとしていました。この画像ではイマイチですが、庭園がすばらしかった❣ 隣接する池や竹林も見事。紅葉の時期は激混みになるという話…。

e0141754_07205961.jpg

秋は、こうなるらしい… JR東海のCM「そうだ、京都行こう」でも使われたそうです。この(↓)管理人さんの画像がすばらしく、ほかの画像もしばし見とれてしまいました…


 最後に南禅寺から歩いてすぐの永観堂禅林寺へ。

e0141754_07213051.jpg
 ここの「みかえり阿弥陀如来像」がすばらしすぎて、目頭が熱くなりました…。




…というワケで、慌ただしかったけど充実した週末でした。。。個人的な日記をお見せしてしまってすみません(☚今までもさんざんお見せしておきながら今さらって感じですが…)





# by Alichen6 | 2017-03-06 16:37 | つぶやき | Comments(6)

コメントをありがとうございました‼️ うっかりしておりました。私ったら、のん気にブログに書いたりして…お知らせくださってありがとうございました。非表示にしたのですが、いただいたコメントも非表示になってしまいますので、こちらにお返事を書きました040.gif040.gif040.gif

これに懲りず、また遊びにいらしてくださいね。



.

# by Alichen6 | 2017-03-04 22:28 | Comments(2)

またまた観た映画の感想です。ベルリンで見た映画をまだUPしていないのですが、こっちがとっても面白かったので先に載せちゃいます。某所にすでに書いたものなので、二度目の方は申し訳ありません。

実は~ エアフルトで見てしまったでございます。政治犯収容所を見学したあとに映画というのもアレなのですが…。全国展開している立派なシネコン CineStar でした。エアフルトの CineStar はスクリーン数が8、座席数の合計が2158席。
e0141754_09450079.jpg

上映していない時は星空になっています。こういうのは日本でも見たことがありますが、お客さんの髪が反射しているのはドイツですねー。黒髪の日本じゃ、こうはなりません…。

さてさて、観た映画のご紹介です。すっごく、すっごく面白かったので、日本に来てくれるといいなぁ。

できればご縁も…(本音)




「Kundschafter des Friedens」
監督:ローベルト・タールハイム
出演:ヘンリー・ヒュプヘン、ヴィンフリート・グラツェーダー、ミヒャエル・グヴィスデック、ユルゲン・プロホノフ、


 もー、最高でした!タイトル「Kundschafter des Friedens」は、直訳すると「平和の(ための)スパイ」ですが、これは東ドイツ用語だそうです。シュタージの中の一部門、HVA(偵察総局)所属のエージェントをこう呼んだみたい。「平和のための」というのはもちろん建前。よ~するに、東独の体制を維持するために投入されたスパイをそう呼んだそうです。

 東西統一後、四半世紀が経ち、かつての敏腕スパイたちも今はRentner(年金生活者)。ところが、彼らが急きょ連邦情報局BND(現在のドイツの諜報機関です)に招集されることになりました。彼らの手腕を買われてのことです。かつてソ連に属したカチェキスタン(架空)で、過激な武装ぐるーぷに連邦情報局のエージェントが拘束されたからです。招集された元スパイを演じる顔ぶれが豪華。…と言っても、みんな東ドイツの映画界で活躍したスタアなので今は70歳代。よって、映画館ではシルバ~な方々が歓声を上げていました。ところどころで炸裂する自虐的な東ドイツネタに、「うっひゃっひゃ~~~(爆)」とか、「がっはっは~(笑)」と、茶色い声を上げて大ウケするおばさまたち。「ん?ワタシは綾小路きみまろオンステージに紛れ込んだのか?」と一瞬頭が混乱しましたです。

 音楽はあくまでもカッチョよく、また映像もすごーくスタイリッシュ。元敏腕スパイだけあってお腹は出ていないし、黒いサングラスにカッチョいい服(含:ジャージ)で決めています。あくまでもキザでスマート。ひらりと柵を乗り越えていく…  ハズが、「ぐきっ!」と音がしてぎっくり腰っぽくなってしまうのはご愛敬。彼らは当時のテクニックを駆使し、拘束されたエージェントの救出に向かいます。東ドイツ時代のスパイテクニックですから、もちろん古い。使う言葉も旧東独用語そのもの…。観ていて「マジか…」となるのが楽しいのでした。がはは。

 なんと!その「捉えられた連邦情報局のエージェント」は「U・ボート」の艦長だったユルゲン・プロホノフです。ハリウッドに渡ったのに、いつのまにか戻ってきていたんだ…!頭は白くなりましたが決して肌色ではなく(爆)、まなざしも当時のまま。「艦長、よくぞご無事で…!」と思わずスクリーンに話しかけたくなりました。それ以外の仲間の顔ぶれも豪華。主役のヘンリー・ヒュプヘンは東独出身の名優です。唯一、東独作品としてオスカーの外国語映画賞にノミネートされた作品「嘘つきヤコブ」で準主役を演じた俳優です。ほかのスパイ役もみんなビッグ。日本での知名度は低いのですが、ドイツでは大御所ばかりです。さらに、スパイには欠かせない「女性を落として情報を得る役」だった元イケメンスパイ役に、「パウルとパウラの伝説」のヴィンフリート・グラツェダーが…!これは本当に内輪ネタで恐縮ですが、ぴらぴらのフリルがついた白いシャツを着ていたので私も大ウケ。70年代に東独だけでなく、ドイツやその他の国でも大ヒットを飛ばした作品「パウラとパウルの~」のパロディです。

 長くなってすみません。半信半疑ながらも彼らに仕事を依頼する女性(連邦情報局の局員)が、先日ちらっと書いた絶賛売り出し中の女優、アンテェ・トラウエです。切れ者でグラマ~という設定なので、わざとぴっちぴちのブラウスでバストを強調。おじいさんたちのまぶしそうな目がどこかおかしかった…^^;

 東ドイツの自虐ネタや、シルバー世代のスパイ珍道中に大ウケし、カッチョいいスパイ映画風のスペクタクルシーンを堪能し… というワケで、とっても楽しい映画でした。


*******************************************

おまけ:このシネコンで上映していたアニメ「時をかける少女(2006)」。

ドイツ語タイトルは Das Mädchen, das durch die Zeit sprang。

直訳すると「時をかけ少女」になるような…

e0141754_09452248.jpg






# by Alichen6 | 2017-03-03 10:07 | ドイツ映画 | Comments(4)

 エアフルトでは、ガイドに載っているような素敵な場所を散策しました。大聖堂やクレーマー橋(橋の上に古い家が並んでいます)、そして古い街並み。ふと地図を見ると、「Gedenkstätte(記念館)」とあります。何コレ? 行ってみると…

e0141754_08055140.jpg



…かつての政治犯収容所でした。今は記念館 兼 若い人たちのための教育施設となっている模様。考えてみると、そうですよね。今の中学生や高校生は、生まれたときからすでに統一ドイツ。親御さんも恐らく40代でしょうから、壁が崩壊したときはまだ未成年。東ドイツの記憶は語り継がないとどんどん忘れられていってしまうのかも…。

 …なお、この施設は階ごとに展示のテーマが決まっていました。 ①収容所の実態(3階)②ドイツ社会主義統一党(SED)による独裁(2階)③革命(1階)この3種類です。

e0141754_08060781.jpg


まず、収容所に関する展示から。床に書かれた文字。ここから先は名前ではなく、番号で呼ばれた事実をイメージ化したもの。VR36 というのは監房(最近は居室というのでしょうか?)の番号、Ⅳは4番目のベッドという意味だそうです。これは4人部屋のケースですね。


e0141754_08214596.jpg


「事情を聞きたいから、ちょっと来てくれ」という言葉から始まるんだそうです。この Kommen Sie mit zur Klärung eines Sachverhalts! というのは、ほかでも目にしたことがあります。おそらく決まり文句だったんでしょうね。こうして政治犯は身柄を拘束され、全国に17か所あった拘置所へと移送されます。苦痛の日々が始まるんですね…

e0141754_08220734.jpg


身柄を拘束された者は、犯罪者のような扱いを受けるそうです。まず警察で事情聴取が行われ、その後に護送車(車種はバルカスB1000など)で拘置所へ移送されるそうです。
e0141754_08064177.jpg


バルカスB1000って、昨年バウツェンの政治犯収容所に展示されていました。コレ(↓)です。
e0141754_21113356.jpg


拘置所内部。寒く、屈辱的で孤独な独房。
e0141754_08062631.jpg


バウツェンの拘置所にもあった懲罰房。
e0141754_08065927.jpg


扉を開けると、さらに扉が。
e0141754_08072117.jpg


中の扉を閉めるとこんな感じ。

e0141754_08073948.jpg


内側から見るとこんな感じ。より重い罰では中の扉が閉められてしまい、トイレの使用が制限されて垂れ流しを強要されるというもの。

e0141754_08075783.jpg

人間の尊厳を奪う残酷な仕打ち。ひどいなぁ…(絶句)
e0141754_08081492.jpg

監房は5分~8分おきに監視されるとのこと。夜は20分おきですって。
e0141754_08083181.jpg


ここにもホーネッカーの写真が掲げられておりました。

e0141754_08104370.jpg


教育のセクションでは、漫画によって様々なケースの解説がなされておりました。東独の体制がいかに理不尽であったかが一目瞭然。たとえばコレ(↓)は、美術専攻の女子大生エリカの場合。彼女は自分の個性を発揮したいと願っていますが、国が望むのは「社会主義リアリズム」。エリカは教授と衝突し、退学になってしまいます。このあと、①当局の言うことをきいた場合 ②逆らった場合 の、2種類が描かれています(ここでは省略。著作権もあるでしょうし…)。①は、織物工場に2年間勤めたのち復学を許され、当局が望むような絵を描く画家になるという結末。②は悲惨。退学処分になったエリカは、画家として働く道を断たれます。それでも絵を諦められず、隠れ家でこっそり描き続けるエリカ。ある日、当局から「事情を聞きたいからちょっと来てくれ」と言われ身柄を拘束されます。そしてエリカは「反社会的行動」のために逮捕されてしまいます…ううう、悲しすぎる。これ以外にも様々なケースが漫画で示されておりました。リアル。

e0141754_08244609.jpg


Anpassung(当局の言うことを聞き、合わせた場合)は右へ、Eigensinn (自分の意志を押し通した場合)は下へ。それぞれの結末(末路)が分かるという仕組み。
e0141754_11470965.jpg



小規模ながら、非常に充実した施設でした。最後にトイレへ行こうとすると…
…独房がトイレに!

e0141754_08305589.jpg

中はキレイな普通のトイレでした^^;(トイレなんて載せちゃってすみません)
e0141754_21501244.jpg

…というワケで、とっても充実した1日でした…。











# by Alichen6 | 2017-03-01 21:54 | ドイツ珍道中 | Comments(4)

ベルリンでは、ほかにも映画を観たり友達と再会したりしたのですが、それは後回しにして次の目的地の旅行記に移っちゃいます。5日目に鉄道でエアフルトへ向かいました。旧東ドイツに属し、テューリンゲンと呼ばれる地方にあります。東ドイツ出身の友人が、「テューリンゲンに別荘がある」とか「夏はテューリンゲンで過ごすって決めてる」とよく話していて、ワイマール以外の街にも行ってみたいなーと思っていたのです。

e0141754_08051368.jpg



駅から見える「WILLY BRANDT ANS FENSTER」の文字。これは何だ?
直訳すると「ヴィリー・ブラントが窓際へ」って感じでしょうか。
e0141754_08052415.jpg


1970年3月19日、西ドイツ首相のヴィリー・ブラントが、西ドイツ首相としては初めて東ドイツを訪問したんだそうです。ブラントは鉄道でエアフルト駅に到着し東ドイツの閣僚評議会議長(Ministerrat der DDR) ヴィリー・シュトフと会談。ヴィリーとヴィリーの会談は Erfurter Gipfeltreffen と呼ばれているんだとか。初の東西首脳会談だったそうです。


中央駅は統一後に建て替えられ、当時の面影はあまり残っていないようです。
e0141754_08054453.jpg


聞いた話によると、西ドイツのヴィリー・ブラントは東ドイツでも大人気!規制されていたにもかかわらず、市民がブラントを一目見ようと駅まで押し寄せたんだそーです。ブラントが駅前にあるインターホテル「Erfurter Hof」の窓から顔を出したところ、みんな「ヴィリー!ヴィリー!」という大歓声を上げて大喜び。この窓は「ヴィリー・ブラントの窓」と呼ばれるようになったんだとか… 同じ名前なのに人気のないヴィリー・シュトフは、面白くなかったでしょうね(苦笑)

なお、この Erfurter Hof は統一後にホテルの営業を停止。その後、しばらく空き家状態だったようですが、きれいに修復されて現在は商業ビルとして利用されている模様です。




2分04秒あたりをチラ見してみてくださいね。ヴィリーが顔を出します。


さてさて、駅から町中へ。広々とした Domplatz (大聖堂前広場?)があります。向かって左が大聖堂、右がセヴェリ教会ですって。

e0141754_08251051.jpg

両教会とも一段高いところにあります。登って一休み。
これ、なーんだ?
e0141754_08253057.jpg

2つの教会は、こ~んなに接近した状態で建っております。
e0141754_08261849.jpg


大聖堂の祭壇。美しいですね~~。
e0141754_08270978.jpg


お腹がすいたら、テューリンゲン名物の焼きソーセージ、Thüringer Bratwurst。
e0141754_08280633.jpg
エアフルトの街は、木組みの家や古い造りのお店がいっぱい。
どこもきれいに手入れされていて、おとぎの国のようでした。
e0141754_09121195.jpg

お店のフォントがステキ。
e0141754_09123975.jpg

…ふむふむと思いながら街を探索。そうこうするうちに、見つけてしまいました…!
旅行ガイドには載っていないシュタージの拘置所!
こ、こ、これは…!!!(つづく)









# by Alichen6 | 2017-02-28 09:14 | ドイツ珍道中 | Comments(4)

 ところで今年のベルリン映画祭では、アウグスト・ディール主演の『Der Junge Karl Marx』という映画が話題になっていました。神経質で繊細なイメージのあるアウグスト・ディール。きっとすばらしいに違いない。。。

e0141754_21281433.jpg
 これはアレクサンダー・プラッツ駅の巨大広告でした。アウグスト・ディール、カッチョいい❤

e0141754_21363609.jpg
 ぜひ見たかったのですが、体調がイマイチだったのと、翌日の早朝、次の目的地へ行かなくてはならなかったのでカール君は諦めました。いつかご縁があるといいなぁ。




# by Alichen6 | 2017-02-27 21:39 | ドイツ映画 | Comments(4)

 今回の目的の1つはベルリン映画祭でした。この時期、とってもワクワクそわそわ❤しますです。

e0141754_16363831.jpg


ネットでの事前購入も可能なので、発売開始時刻(現地時間の10時=日本の18時)に合わせてネットでスタンバイし、万全の状態で臨みました。しかーし、あっという間に sold out。ちぇっと思っていたら、ドイツ在住の方が「諦めないで!当日券もありますよ❤」と言ってくださったので、ダメ元で上映日に行ってみました。


 …そうしたら、あっけないほど簡単に買えました。当日券のほうが、むしろ買いやすいんだとか。会場は Haus der Berliner Festspiele、最寄り駅は地下鉄の Spichernstrasse駅。

e0141754_16422442.jpg

e0141754_16403408.jpg

<横着して、某所でUPしたメモを再掲させてください>






Es war einmal in Deutschland (英語タイトル:Bye Bye Germany、原題を直訳すると「かつてドイツで」といった感じでしょうか))

監督:ザム・ガルバルスキ
脚本:ザム・ガルバルスキ、ミヒャエル・ベルクマン
出演:モーリッツ・ブライプトロイ、アンテェ・トラウエ

***************************

終戦直後のドイツ、アメリカ軍占領地区。ユダヤ人のダーヴィットは強制収容所の生還者。財産も家族もすべて失い、見も心もボロボロになってドイツに戻ってきました。一刻も早くドイツを抜け出し、自由の国アメリカに移住したい。しかし先立つものがない…。…ということで、ダーヴィットはユダヤ人仲間と一緒に商売を始めます。シーツや布巾などのリネン類を言葉巧みにドイツ人に売りつけ、金もうけをしようという算段でした。そんな折、アメリカの女性将校サラ・シモンがドイツへやってきます。ナチの犯罪に加担した者を調査するためです。サラはダーヴィットの過去を疑い、執拗に取り調べを行うのでした… はたしてダーヴィットは無事、アメリカへ出国できるのか???

…という物語です。モーリッツ君がやたらうまい。特に、ちょい胡散臭い商売人をやらせたら、彼の右に出る者はいないって感じです。ヘラヘラしてて口がやたら回る。しかしそれは表向き。彼らはユダヤ人ゆえに、みーんな暗い過去を背負っています。ある者は家族を皆殺しにされ、またある者は人体実験の犠牲となって片目を失い…。だけどまったく暗くない。あくまでも明るいから、ずしっと来るんでしょうね。そしてアメリカの敏腕美人しょうこうが、これまたキレ者。凛としていてすっごい美人。この女優さんは絶賛売り出し中らしく、今回見た作品のうち3本に重要な役で出ていました。いいなぁ、こういう顔に生まれたかった(笑)。この女性捜査官とモーリッツ君の間で、緊迫したやり取りがあるのです…  あったはずなのです… 絶対にあったはずなのですが…



ううう、不覚にもいいところで痛恨の寝落ち! zzzzzzzz...



だって時差が~~(;´Д`)  ほんの数分だったと思うのですが、記憶にない…(涙)。肝心なところで寝てしまう自分の阿呆っぷりが恨めしい。ああ、もう一回見たい!!!途中、寝落ちしておきながら言うのもナンですが、すっごく面白かったです。そして最後はホロリとなりました。新たなジャンルのナチ物という感じです。日本に来るといいな♪ ご縁があるといいな♪♪






# by Alichen6 | 2017-02-25 16:45 | ドイツ映画 | Comments(6)

 月曜日、早めに宿を出て旧東独の政治犯を収容したホーエンシェーンハウゼン拘置所に行ってきました。「善き人のためのソナタ」の冒頭で取り調べのシーンが出てきますよね。あの舞台となったところです。

e0141754_16291953.jpg

 行き方は… 私はアレクサンダープラッツ駅まで行き、そこから市電に乗り換えていきました。M5系統ならフライエンヴァルダー・シュトラーセで、M6系統ならゲンスラー・シュトラーセで降ります。
e0141754_16290919.jpg
e0141754_16290399.jpg
 博物館や記念館の類は月曜定休が多いけれど、ここは定休日はナシ。9時~18時まで。ガイドは平日ですと11時、13時、15時。3月~11月はこれに12時、14時の回も加わります。土日は10時から16時まで、毎時あるみたい。ちなみに英語の回とドイツ語の回があります。

e0141754_12485295.jpg


<歴史>
 ここはもともと、機械工場があったところなんだそうです。第二次大戦勃発直前の1938年にナチがこの敷地に大調理場を建設したそうです。すぐ近くに捕虜収容所があったらしい。終戦後、米英仏ソの4か国が分割統治しましたよね。ソ連はこの建物を「第3特別収容所」として使用することになったそうです。当時、ソ連軍は占領地区に10個の特別収容所を設置していたそうですが、その3番目ですね。収容されたのは、主にナチ犯罪者。4000人が押し込められ、そのうち900名が亡くなったそうです。1946年/47年の冬、この建物の地下にさらに数多くの独房を備えた収容所が建設されたそうです。独房には窓がなく、薄暗いことから「Uボート」と呼ばれたんだそうな…。1950年には国家保安省(シュタージ)が設立され、この収容所も1951年にはソ連の管轄からシュタージの管轄下に移行した模様。

<実態>
 ここは刑が確定する前の政治犯が収容されたところだそうです。ホーエンシェーンハウゼンが中心的役割を果たしたそうですが、東独には各県に1つずつ同じような拘置所があり、囚人はどこへ送られるか全くわからない状態だったようです。自分がどこにいるのか、これからどうなるのか、そしてそもそも今は何年何月何日なのかもわからず、ただ毎日独房の壁だけを見て過ごす日々。多くの囚人は精神に異常をきたすか、あるいは自白(”改心”)に追い込まれるかしたそうです…。


 常設展の展示から。旧東独の商務大臣を務めたカール・ハーマン。彼は1952年、「サボタージュ」の容疑でホーエンシェーンハウゼンの地下に2年間勾留されたとのこと。これが勾留のビフォー&アフターみたい。人相が変わってしまっているのがよく分かります。ハーマンにはその後、禁固10年の刑が下りましたが途中で恩赦により出獄。その後、旧西独に亡命したんだそうです…。
e0141754_11465112.jpg

拘置所の向かいの建物には「der Operativ-Techinische Sektor」なる部署が入っていました。
これはズバリ、スパイ活動を技術的に支える本部。
盗聴器や隠しカメラなど、スパイ活動で使う道具や機器類をここで作っていたんだそうです。
また、「善き人のためのソナタ」でも有名な「手紙開封機」もここで作ったんだそうですよ!!
それだけでなく、パスポートや文書の偽造もここで行ったそうです。
e0141754_12184355.jpg

e0141754_12185472.jpg


入り口は、こんな感じ。今は病院になっているみたい。

e0141754_12194891.jpg


その建物を、拘置所の中庭から見たところです。
e0141754_12201597.jpg

e0141754_12210272.jpg


…ってことは~~ ライプチヒのシュタージ支部で展示されていた手紙の自動閉じ機も、実はここで作られたってこと?
e0141754_12255343.jpg

蒸気を当てて開封するという機械もここで?
e0141754_12261237.jpg

ベルリンのシュタージ博物館(元国家保安省があったところです)に展示されていた、切り株の隠しカメラもここで作られた?
e0141754_12270803.jpg


…驚きです。


これは所長室。ホーエンシェーンハウゼン拘置所は、全国に17か所あった拘置所を束ねる組織。
ここから各拘置所にいろいろ指令を飛ばしていたのでしょう。
e0141754_12294589.jpg

ザ・DDR(=東ドイツ)な壁紙と、当時マスト(must)だったエーリヒ・ホーネッカーの写真。窓枠が反射して、まるで十字架みたい。。
e0141754_12301891.jpg


ちょっと見づらいのですが、各県に1か所、拘置所がありました。
e0141754_12293134.jpg


実は、拘置所内は勝手に見学はできないのです。必ずガイドつきじゃないとダメみたい。
この日は予定がビッシリ入っており、2時間のガイドを聞く時間がない…
…ということで、拘置所内部の見学は諦めました。
でも、常設展を見るだけでも十分、当時の雰囲気は分かります。


ガイドなしだと、独房はごくごく一部しか見られません。
e0141754_12295704.jpg


昨年の夏、バウツェンにある拘置所を訪れましたが、どこもヒドイ環境。
とくに政治犯の扱いはひどかったようですね。
こうして引き締めを行い、不自然な体制を何とか維持しようとしたのでしょう。ふう。
















# by Alichen6 | 2017-02-21 12:36 | ドイツ珍道中 | Comments(23)

ちょっと順不同になってしまいますが、まずはブルーノ・タウトによる馬蹄型集合住宅をご紹介させてくださいっ ユネスコの世界遺産に指定されたこともあり、テレビや雑誌などで頻繁に紹介されていますよね。前から行ってみたいなぁと思っていたのです。馬蹄型集合住宅は世界遺産に指定された「モダニズム集合住宅群」のごく一部。詳しい解説が下のサイトに載っていました。
ウィキペディアの航空写真はコピー&シェア可となっていましたので、下に貼り付けました。
e0141754_13275291.jpg


地下鉄(U7)で行けます。「ブラシュコ・アレー」という駅で下車。歩いて5分!
e0141754_14303120.jpg



こーんな駅。なかなかオシャレです。
e0141754_13265834.jpg


よくある地下鉄の駅とは一味違うカンジ。
e0141754_13263589.jpg

駅のロゴもオシャレです。
e0141754_13262120.jpg



駅からてくてく歩くと、すぐにインフォーメーションが見つかりました。
ただし朝早くに行ったので、まだ閉まっていました。カフェも併設。

e0141754_13060452.jpg


e0141754_13234237.jpg

「ツム・フーフアイゼン」というレストランが馬蹄の下の部分にありました。
ただし時間が早かったのでオープン前。

e0141754_13234936.jpg


e0141754_13240748.jpg

馬蹄の下の、反対側の部分。
e0141754_13241547.jpg

馬蹄の内側です。この日は寒かった…!
e0141754_13245488.jpg


iPhone でパノラマ写真を撮ってみました。初の試みだったので、あまりうまくいかなかった…。

e0141754_13242601.jpg


馬蹄の真ん中に池があるのですが、それがカンペキに凍っていました。
e0141754_13235846.jpg

ほらね、カッチカチ。
e0141754_13250640.jpg



きれいに剪定された植え込み。きっと夏は緑鮮やかで美しいんでしょうね。
e0141754_13424842.jpg


馬蹄を外側から見ると、こんな感じ。ブルーがとてもきれい。
住人が犬の散歩をしていたので話しかけたところ、この家をとても誇りに思っている様子でした。

e0141754_13431086.jpg


Litfaßsäule (広告柱)があったので撮ってみました。
この馬蹄型集合住宅の沿革&スローガンが書かれています。
Hufeisen gegen Rechts. (=馬蹄型集合住宅は右翼に反対です)。すばらしい!

e0141754_13082035.jpg

これによると、この住宅ができたのは1925年~1933年の間。
馬蹄型集合住宅の向かいにある Krugpfuhlsiedlung は1925年~1927年に建てられた模様。

e0141754_13253832.jpg


ナチの時代、ここに住んでいたユダヤ人や左翼系の人々は家から出ざるをえなくなった模様。
そして驚いたことに、ここにはかつてアドルフ・アイヒマンも住んでいたとのこと。
ビックリです。
(22時訂正・追記:ごめんなさい、アイヒマンが住んでいたのは、
馬蹄の中ではなく、馬蹄の向かいに立てられた Krugpfuhlsiedlung のほうでした。
Krugpfuhlsiedlung と馬蹄は、もともとは1つの騎士領だったそうで
1925年にベルリン市が2つに分けて開発に着手したそうです。
それぞれ別の会社が手掛けたため、コンセプトは異なるらしい・・・
馬蹄はモダン、Krufpfuhlsiedlung はクラシックな設計だったそーです。
お詫びして訂正いたします。)



e0141754_13254722.jpg


幸い、第二次大戦ではそれほど被害を受けなかったみたい。中心部から外れているからかな。

e0141754_13255347.jpg

そして住人達が極右の台頭を懸念し、立ち上がった模様。すばらしい!

e0141754_13260145.jpg


この馬蹄だけでなく、周囲の建物も趣があってとても素敵でした。
e0141754_13261239.jpg


馬蹄の周囲に放射状に広がる住宅。
e0141754_13430275.jpg


e0141754_13425503.jpg

しつこくてすみませんっ ここを散策しているうちに、アムゼルに出会ったのです。

e0141754_14153641.jpg





# by Alichen6 | 2017-02-19 13:48 | ドイツ珍道中 | Comments(2)

帰ってきました~


 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 昨日の夕方、なんとかブジに戻ってまいりました。出発直前に体調を崩したこともあり、前半はエンジン全開とは言い難い状態だったのですが、後半からフル回転!朝から晩までギッチリ予定を詰め、いろいろ見聞きしてしまいました。個人の旅行記なんてお見せしたら申し訳ないかなぁと毎回思うのですが、一方で「こ、このネタはみんなで盛り上がりたい…!」というのもあり、葛藤してしまいますです。

 今回、羽田 ⇒ ベルリンに4泊 ⇒ エアフルトに1泊 ⇒ アイゼナハで途中下車 ⇒ フルダで1泊 ⇒ フランクフルト ⇒ 羽田 …というコースで回りました。アイゼナハで途中下車したのは、祝ルター宗教改革500周年、ということでヴァルトブルク城に行ってみたかったからです~。ベルリンは日中でも零下で寒かったのですが、ユニ●ロの極暖と、現地で買った「なんちゃってPUMA靴下(ザ・まがいもの)」で乗り越えました。靴下は、3足8ユーロという安物の割に柔らかくて暖かかった! 

e0141754_13584748.jpg
 ブルーノ・タウトの設計で有名な Hufeisensiedlung (馬蹄型の集合住宅です)に行ったところ、植え込みにアムゼル(クロウタドリ)が…! 今回、いちばんヒデキ感激☆した瞬間でした。えへへ。夏のリス写真に続くワタシ的ヒット作品です。



 …ということで、また改めてネタをUPさせてください…。




# by Alichen6 | 2017-02-18 14:01 | ドイツ珍道中 | Comments(4)

いってきます


e0141754_00195581.jpg

すみません、またちょびっとドイツへ行ってきます。実は火曜の夜中から体調不良だったのですが、気合いで治しました! お目当はベルリン映画祭+α。 面白そうな映画ネタ+α を探してきますね( ^ω^ )


びすばると



.


# by Alichen6 | 2017-02-10 00:19 | ドイツ珍道中 | Comments(10)

 皆様、おはようございます。暖かった昨日から一転、今日は寒いですね…。さてさて、日本で公開されたドイツ映画その6です。このあたりになると、さらに「華やかな作品」が増えてきた気がします。「おお!あの作品が公開されたのはこの年だったか!」となっちゃうラインナップ。豪華ですね~。あくまでも個人的な印象ですが、2000年代半ばごろから明らかにドイツ映画の傾向が変わってきたように感じます。


2006年(2007年2月下旬号)

1月28 「白バラの祈りゾフィー・ショル、最期の日々」Sophie Scholl - Die letzten Tage2005

     /監督:マーク・ローテムント、ユリア・イェンチ

2月18 「アメリカ、家族のいる風景」Don’t Come Knocking 2005、独+米)

     /監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:サム・シェパード

4月29 「愛より強く」Gegen die Wand2004

     /監督:ファティ・アキン、出演:ビロル・ユーネル、シベル・ケキリ

4月29 「太陽に恋して」 Im Juli2000

     /監督:ファティ・アキン、出演:モーリッツ・ブライプトロイ

4月29 「隠された記憶」Chache2005、仏+墺+独+伊)

     /監督:ミヒャエル・ハネケ、出演:ダニエル・オートゥイ

5月6日 「ドッグ・デイズ」Hundstage2001、墺)

     /監督:ウルリッヒ・ザイドル、出演:マリア・ホーフシュタッター

5月20 「サージェント・ペッパー ぼくの友だち」Sergeant Pepper2004、独+伊+英)

     /監督:ザンドラ・ネッテルベック、出演:ウルリク・トムセン

6月17 「マイヨ・ジョーヌへの挑戦/ツール・ド・フランス100周年記念大会」Höllentour2004

     /監督:ペペ・ダンカート、ドキュメンタリー

7月1日 「ミュージック・クバーナ」Musica Cubana2004、キューバ+独+日)

     /監督:ヘルマン・クラル

1028 「クリムト」Klimt2006、墺+仏+独+英)

     /監督:ラウル・ルイス、出演:ジョン・マルコヴィッチ

1230 「みえない雲」Die Wolke2006

     /監督:グレゴアー・シュニッツラー、出演:パウラ・カレンベルク



ドイツ映画祭

「血の結婚式」Die Bluthochzeit2005

     /監督:ドミニク・デリュデレ、出演:アルミン・ローデ

「3度下がれば」3 Grad kälter2005

     /監督:フロリアン・ホーフマイスター、出演:ヴィヴィアン・

「異国の肌」Fremde Haut2005

     /監督:アンジェリーナ・マッカローネ、出演:ヤスミン・タバタバイ

「マサイの恋人」Die weiße Massai2005

     /監督:ヘルミーネ・フントゲブルト、出演:ニーナ・ホス

「裸足の女」Barfuss2005

     /監督+出演:ティル・シュヴァイガー、出演:ヨハンナ・ヴォカレク

「漁師と妻」Der Fischer und seine Frau2005

     /監督:ドリス・デリエ、出演:アレクサンドラ・マリア・ララ

「ワイルド・ブルー・ヨンダー」The Wild Blue Yonder2005、英・米・仏・独)

     /監督:ヴェルナー・ヘルツォーク、出演:ブラッド・ドリフ

「サウンド・オブ・エタナティー」Klang der Ewigkeit2005

     /監督:バスティアン・クレーヴ

「黒い雲Die Wolke2006

     /監督:グレゴアー・シュニッツラー、出演:パウラ・カレンベルク

     (のちに「みえない雲」として公開)

「素粒子」Elementarteilchen2006

     /監督:オスカー・レーラー、出演:モーリッツ・ブライプトロイ、マルティナ・ゲデック



EUフィルムデーズ

「シュルツェ、ブルースへの旅立ち」Schultze gets the Blues2003

     /監督:ミヒャエル・ショル、ドキュメンタリー



19回東京国際映画祭

特別招待作品

「パフューム ある人殺しの物語」Purfume: The Story of a Murderer2006、独+仏+西)

     /監督:トム・ティクヴァ、出演:ベン・ウィショー



大阪ヨーロッパ映画祭

「クロッシング・ザ・ブリッジ」Crossing the Bridge; The Sound of Istanbul2005独+トルコ)

     /監督:ファティ・アキン、出演:アレクサンダー・ハック



2007年(2008年2月下旬号)

1月27 12タンゴ ブエノスアイレスへの往復切符」12 Tangos-Adios Buenos Aires2005

 /監督:アルネ・ビルケンストック、出演:ロベルト・トネット

2月10 「善き人のためのソナタ」Das Leben der Anderen2006

     /監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク、出演:ウルリッヒ・ミューエ

3月3日 「パヒューム ある人殺しの物語」Purfume: The Story of a Murderer2006、独+仏+西)

     /監督:トム・ティクヴァ、出演:ベン・ウィショー

3月24 「クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール」

     Crossing the Bridge; The Sound of Istanbul2005独+トルコ)

 /監督:ファティ・アキン、出演:アレクサンダー・ハック

3月24 「素粒子」Elementarteilchen2006

     /監督:オスカー・レーラー、出演:モーリッツ・ブライプトロイ、マルティナ・ゲデック

3月24 「マリアの受難」Der tödliche Maria1993

     /監督:トム・ティクヴァ、出演:ニナ・ペトリ

4月21 「ドレスデン、運命の日」Dresden2006

     /監督:ローラント・ズゾ・リヒター、出演:フェリシタス・ヴォル、ジョン・ライト

7月28 「オープン・ウォーター2」Open Water 22006

     /監督:ハンス・ホルン、出演:スーザン・メイ・プラット

8月25 「厨房で逢いましょう」Eden2006

     /監督:ミヒャエル・ホーフマン、出演:ヨーゼフ・推す・ドルフ、シャルロット・ロシュ

9月1日 「ワン・デイ・イン・ヨーロッパ」(独+西)One Day in Europe2004

     /監督:ハネス・シュテーア、出演:フロリアン・ルーカス

10月6日 「ラズベリー・ライヒ」The Raspberry Reich2004、独+カナダ)

     /監督:ブルース・ラ・ブルース、出演:スザンネ・ザクセ

1110 「4分間のピアニスト」Vier Minuten2006

     /監督:クリス・クラウス、出演:ハンナー・ヘルツシュプルング、モニカ・ブライプトロイ

1110 「いのちの食べかた」Unser tägliches Brot2005、独+墺)

     /監督:ニコラス・ゲイハルター

12月1日 「マグナム・フォト世界を変える写真家たち」Magnum Photos – ein Mythos ändert sich1999

     /監督:ライナー・ホルツェマー、ドキュメ

1215 「眠れる美女」Das Haus der Schlafenden Schönen2005

     /監督+出演:ヴァディム・グロヴナ



仏独エリゼ条約締結44周年記念上映会

「炭坑」Kameradschaft1931、仏+独)監督:G.W.パプスト、出演:フリッツ・カンパース

ヘルムート・コイトナー監督特集(アテネ、ド文)

「さようなら、フランツィスカ!」

「短調のロマンス」

「グローセ・フライハイト7番地」

「橋のたもとで」

「あの頃は」

「最後の橋」

「ルートヴィヒ2世 - ある王の栄光と没落」

「悪魔の将軍」

「雨の夜の銃声」

「ケペニックの大尉」

「赤毛の女」



ドイツ映画祭

「戦争の子供」Warchild2006

     /監督:クリスティアン・ヴァーグナー、出演:ラビーナ・ミテフスカ

「僕の友達Ein Freund von mir2006

     /監督:ゼバスティアン・シッパー、出演:ダニエル・ブリュール、ユルゲン・フォーゲル

「4分間のピアニスト」Vier Minuten2006

     /監督:クリス・クラウス、出演:ハンナー・ヘルツシュプルング、モニカ・ブライプトロイ

「タフに生きるKnallhart2006

     /監督:デトレフ・ブック、出演:ダーヴィット・クロス

「イェラ」Yella2007

     /監督:クリスティアン・ペッツォルト、出演:ニーナ・ホス、ダーヴィット・シュトリーゾフ

「サマー‘04Sommer 042006

     /監督:シュテファン・クローマー、出演:マルティナ・ゲデック

「マドンナ」Madonnen2007

     /監督:マリア・シュペート、出演:オリヴァー・ブレンドル

「TKKGと謎のマインド・マシーン」TKKG und die rätzelhafte Mind-Machine2006

     /監督・トミー・ヴィーガント、

 出演:ヤニス・ニ^ヴェーナー、ユルゲン・フォーゲル

「ピンポン」Pingpong2006

     /監督:マティアス・ルートハルト、出演:ゼバスティアン・ウルツェンドフスキー

「FCヴィーナス」FC Venus2006

     /監督・ウーテ・ヴィーラント、出演:ノーラ・ツィルナー

「冬の旅」Winterreise2006

     /監督:ハンス・シュタインビッヒラー、出演:ヨーゼフ・シュタインビッヒラー

「人生の真実」Das wahre Leben2007

     /監督:アラン・グスポーナー、出演:カティヤ・リーマン


SKIPシティ Dシネマ映画祭

「月の子供たち」Mondscheinkinder2006

     /監督:マヌエラ・シュタッケ、出演:レオニ―・クラール


難民映画祭

「ヨーロッパへの道」

あいち国際女性映画祭2007

「オフサイド」



交差する過去と現在 ドイツの場合 @山形ドキュメンタリー映画祭

「ブラック・ボックス・ジャーマニー」 Black Box BRD

「キック」

「あるドイツ人テロリストの告白」

「反逆者」

「永遠の美」

「誰しもすべては語れない」

「壁」

「冬の子どもたち」

「コミュニストはセックスがお上手?」

「小さな魚のおとぎ話」

「人民への愛ゆえに」

「名もなき兵士」

「掃いて、飲み干せ」



2008年(2009年2月下旬号)

1月19 「ヒトラーの贋札」Die Fälscher2007

     /監督:シュテファン・ルツォヴィツキー、出演:カール・マルコヴィッチ

6月21 「コミュニストはSEXがお上手?」Liebte der Osten anders? - Sex im geteilten Deutschland2006

     /監督:アンドレ・マイヤー

9月6日 「わが教え子、ヒトラーMein Führer - die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler2007

     /監督:ダニー・レヴィ、

 出演:ウルリッヒ・ミューエ

9月27 「ヘヴィメタル・イン・ザ・カントリー」Heavy Metal auf dem Lande2006

     /監督:アンドレアス・ガイガー、ドキュメンタリー

10 18 「マルタのやさしい刺繍」Die Herbstzeitlosen2006、スイス)

     /監督:ベッティーナ・オベルリ、出演:シュテファニー・グラーザー

11月1日 「帝国オーケストラDas Reichsorchester - Die Berliner Philharmoniker und der Nationalsozialismus2007

     /監督:エンリケ・サンチェス・ランチ、ドキュメンタリー

1227 「そして、私たちは愛に帰る」Aud der anderen Seite2007、独+トルコ)

     /監督:ファティ・アキン、出演:バーキ・タヴラク



EUフィルムデーズ

「シー、ミー、ハー」Meine Schwester das Biest2002、墺+独)

     /監督:ラインハルト・シュヴァーベニツキ、出演:ザンドラ・ピレス



東京国際映画祭

コンペティション

「プラネット・カルロス」Planet Carlos2008

     /監督:アンドレアス・カンネンギーサー、出演:マリオ・ホセ・シャヴェス・シャヴェス



ドイツ映画祭2008

「ノース・フェイス - アイガー北壁」Nordwand2008

     /監督:フィリップ・シュテルツル、出演:ベンノ・フュアマン、フロリアン・ルーカス、ヨハンナ・ヴォカレク

     (翌年「アイガー北壁」で一般公開)

「クララ・シューマンの愛」Geliebte Clara2008

     /監督:ヘルマ・サンダース=ブラームス、

 出演:マルティナ・ゲデック、パスカル・グレゴリー

     (翌年、「クララ・シューマン 愛の協奏曲」で一般公開)

「クラバート - 謎の黒魔術」Krabat2008

     /監督:マルコ・クロイツパイントナー、出演:ダーヴィット・クロス、ダニエル・ブリュール

HANAMIKirschblüten - Hanami2008

     /監督:ドリス・デリエ、出演:エルマー・ヴェッパー、ハンネローレ・エルスナー

「耳のないウサギ」Keinohrhase2007

     /監督+出演:ティル・シュヴァイガー、出演:ノーラ・ツィルナー

「ベルリンDJBerlin Calling2008

     /監督:ハネス・シュテーア、出演:パウル・カルクブレンナー

「ウェイブ - あるクラスの暴走」Die Welle2008

     /監督:デニス・ガンゼル、出演:ユルゲン・フォーゲル、フレデリック・ラウ

 (翌年、「ウェイヴ」のタイトルで一般公開)



東京フィルメックス

特別招待作品

「クラウド9」Wolke 92008)/監督:アンドレアス・ドレーゼン、出演:ウルズラ・ヴェルナー


e0141754_10071827.jpg





# by Alichen6 | 2017-02-07 10:03 | ドイツ映画 | Comments(2)