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by Alichen6
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ハンペル夫妻の住居跡


 2月にドイツへ行ったとき、とある場所を見てきました。何かといいますと~~ 第二次大戦中、ナチやヒトラーへの批判を書いたポストカードをベルリン中に撒いた夫妻が住んでいた家の跡です。夫妻の名はオットー・ハンペルとエリーゼ・ハンペル。筆跡を隠すため、わざと角ばった文字で書いていました。見つかったら国家反逆罪で死刑は避けられない。恐怖心と闘いながらも夫妻はカードをあちこちに置き続けたそうです。国民がドイツの勝利を信じて疑わず、破滅への道へ突き進んでいた頃。そんな中で冷静に事態を見つめていた人がいたんですね… しかし夫妻はゲシュタポに逮捕されてしまいます。1943年4月8日、プレッツェンゼー刑務所内の処刑場でギロチンにより処刑されてしまいました…。


場所は Wedding という地区にある Amsterdamer Straße 10番。

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当時の建物は爆撃で焼失したみたい。今は団地になっていました。10番地にプレートが掲げられています。



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プレートには、「ここにオットー・ハンペルとエリーゼ・ハンペルの家があった」とあります。

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 ハンス・ファラダという小説家が、この夫妻をモデルに「ベルリンに一人死す(原題:Jeder stirbt für sich allein)」という小説を書いています。小説では、オットー・クヴァンゲル、ハンナ・クヴァンゲルという名前になっています。

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 また、この原作を元に映画化されたのが、現在公開中の「ヒトラーへの285枚の葉書」。どこにでもいるような、ごくごく普通の労働者がナチ体制の本質を見抜き、稚拙な文章ながらもペンでヒトラーを批判していた…。重い事実ですよね。





by Alichen6 | 2017-08-19 23:00 | ドイツのこと | Comments(0)

 アカデミー外国語映画賞2018の各国代表作が少しずつ決まる時期。スイスは『Die Göttliche Ordnung』に決まったとのこと。なんと!直接民主制のスイスでは、女性の参政権が認められたのは1971年なんだとか…!知らなかった。びっくり。スイスの女性たちが立ち上がる話みたい。面白そう!

標準ドイツ語の予告編




スイス語の予告編






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by Alichen6 | 2017-08-15 14:35 | ドイツ映画 | Comments(0)

 昨日は楽しい1日でした。というのはですねー、ドイツ食品の専門家(サイトは → コチラ)の方と、前から仲良くしてくださっているドイツ語翻訳者の方と3人で「ドイツ料理を作る会」で盛り上がっちゃったからです~。えへへ。予定では、11時に集まって一緒に買い物をし、そのあと作って試食~という流れのハズだったのですが、
11時に集まる → まず1時間近くおしゃべり → ようやく買い物 → 買い物中もしゃべり通し → 調理 → 調理中もしゃべり通し → 試食 → 試食中もしゃべり通し → 後片付け → 後片付け中もしゃべり通し → 帰路につく → 帰る途中もしゃべり通し…

…と、die unendliche Geschichte なのでしたー。(はてしない物語)。女子会って、どうしてこう盛り上がるんでしょう…。女性の方はきっと、この意見に激しくうなずいてくださっていることと思います。

 さてさて、肝心のメニューですが、シュペッツレのキノコソース、レンズ豆のサラダ、ベリーのデザート「ローテ・グリュッツェ」バニラソース添え、でした。えへへ。


 シュペッツレは、南ドイツ(シュヴァーベン地方)の名物で、パスタみたいな感じです。作るのはタイヘンだと思っていたのですが、こういう道具があるんですね!知らなんだ。シュペッツレ・シェーカーですって。中に粉・卵・水・塩を入れてシャカシャカ。
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混ざったところで、ぐらぐら沸き立つ熱湯に投入していきます。

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キノコは、ドイツのスーパーで買い求めた乾燥キノコのミックス。いろいろなキノコが入ったもので、なんとなく臭いがあって敬遠していたのですが、こうして戻して料理にしたら美味しかった!

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レンズ豆は茹でます。

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さらに茹でたニンジン、セロリ、紫玉ねぎ、万能ねぎ、チーズを加え、ドレッシングで和えます。見た目以上にずっと美味しかった!!

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さてさて、Rote Grütze ですが、ベリー類が手に入るかなぁ…と思ったら、富澤商店という食材屋さんにちゃーんとありました。 ストロベリー、ラズベリー、スグリ(Johannisbeere)、そしてベリーのミックス。
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砂糖を焦がしてキャラメル状にし、そこにベリーを投入。そのまま煮立てます。
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私の写真がへたくそなのですが、見た目よりずっと美味しかった❤ シュペッツレがこんなに簡単に作れるとは!このシェーカー、欲しいなぁ。南に行かないと売ってないかな。
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…というワケで、「しゃべり倒すドイツ料理の会」、またあるといいなぁ。




by Alichen6 | 2017-08-13 11:37 | ドイツの食べ物 | Comments(8)

本から押し花


 とある作品で聖書が出てきました。欧米言語の作品ではよくある話。ワタシはよく、古い文語体聖書で調べて参考にしております(文語体のほうがぴりりと締まる)。母がかつて使っていた古~い聖書があるのです。そんなワケで、今日も文語体の新約聖書を調べていたら…


おお!桜っぽい花びらが押し花になってる…!!!179.png
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 この聖書は母が中~高校生の時に使っていたもの。今から実に60年くらい前なのです。もしかするとこの花びら、60年間挟まれていたのかなぁ・・・。感激しちゃいました。パウチか何かでしおりにしておこうかな。

 ちなみにこの文語体聖書、旧約聖書もあります。全部ふりがなが振ってあるとは言え、えらく漢字が難しい。昔の人はすごいなぁ。

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そこで思い出しました。以前もブログでちょこっと書いたことがあるのですが、eBay で落札した1921~1923年版の百科事典 Brockhaus4巻本。これをぺらぺらめくっていたら、やはり押し花が挟まっていたのでした。もしかして約100年前の押し花178.png

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1921年といったら、第一次大戦の終戦から3年後、ヒトラーのミュンヘン一揆の2年前。そしてハイパーインフレになる直前。もしかするとこの押し花は、その後の激動の時代を紙に挟まりつつ経てきたんですねぇ…しみじみ。

・・・と思いながらぺらぺらめくっていたら、とあるページに目が釘付け。「Wirtschaftsstatistk(経済統計)」という項目。ちなみに「W」の第4巻は1923年に出た模様。

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第一次大戦直後だけあって、統計にも戦争の爪痕が… 歳出の実に69%をヴェルサイユ条約によって決められた賠償金の支払いが占めてる…。

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…と、聖書に挟まっていた押し花179.pngからどんどん話はそれてしまいましたが、とにかく古い本は面白いというお話でした。はい。













by Alichen6 | 2017-08-06 23:35 | つぶやき | Comments(0)