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by Alichen6
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<   2016年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧



 皆様、なんとな〜く肌寒い日曜日、いかがお過ごしでしょうか。このところ、更新が途絶え気味なのに遊びに来てくださって、ありがとうごぜえやす。ほんともー、ショボい日記なんかお見せしてしまってすみません。

 クララちゃんはすぐ我が家になじんだようで、連日くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる…と回し車をせっせと回しております。そろそろほにゃくにも本腰で力を入れてもらわないと。。。

 さてさて、先日チラっと書きましたようにドイツ映画祭もブジ終わりました。今回、ほにゃく以外のお仕事でも少しだけ映画祭にかかわり、緊張もしたけれどいい経験になりました。違う角度から映画に関わるというのも大事だなぁと改めて思った次第です。上映された作品は(公開が決まっている1作品を除き)皆様の目に触れる機会はおそらくないと思うのですが(ううぅ〜残念…!)、ラインナップからドイツ映画界の傾向が透けて見えてきますので、ちょこっとだけご紹介させてくださいっっ 今回上映されたのは7本。2回に分けて書いちゃいますね。(実はこの記事を書き始めて、すでに何日も経っております。いい加減、UPしなきゃ古くなっちゃう…)

1)Gr??e aus Fukushima(フクシマ・モナムール)2016、108分
監督:Doris D?rrie(ドリス・デリエ)
出演:Rosalie Thomass(ロザリー・トーマス)、 井かおり

あらすじ:(公式サイトから引用させていただきます)
『結婚式の直前、式場から逃げ出した若いドイツ人女性マリーは、傷心を抱えて福島への慰問の旅を決心する。被災地の人たちに少しでも明るい気持ちを届けたいと。その試みもうまくいかず落ち込んでいたマリーだが、福島最後の芸者だというサトミという女性と知り合い、帰還困難区域で暮らすことになる。性格が大きく異なる二人の女性の間に、不思議な友情関係が築かれていく。』


「フクシマ、モナムール」は2016年2月のベルリン国際映画祭で、ハイナー・カーロウ賞という賞を受賞した作品。親日家でいてくださるデリエ監督らしく、芸者やお茶の心得も出てきます。一瞬ですが、Butoh (舞踏)も…。日本人からすると ( ゚Д゚)!!!となってしまうシーンもあるにはあるのですが、作品の根底にあるのは普遍的なものなので、鑑賞後はいろいろ考えさせられます。原発事故は、決して過去のものではないのだと。フクシマの荒涼とした景色が胸を打ちます。イデオロギーや政治に関係するセリフは皆無。それでも、仮設所で暮らす人々の苦しみや怒り、痛みは伝わってきます。同時に明日への希望も描かれているのが救い。


2)Das Tagebuch der Anne Frank(アンネの日記)2016年、126分
監督:Hans Steinbichler(ハンス・シュタインビヒラー)
出演:Lea van Acken(レア・ファン・アッケン)、Ulrich Noethen(ウルリヒ・ネーテン)、Martina Gedeck(マルティナ・ゲデック)

あらすじ:(公式サイトから引用させていただきますね)
『ごく普通の少女であるアンネはナチス政権から逃がれて、家族とともに隠れ家で生活することになる。13歳の誕生日に日記をプレゼントしてもらったアンネは、日々の体験、希望、夢や恐怖を書き綴る。』


「アンネの日記」は、数年前に出版された「アンネの日記 完全版」を元にしたもの。「アンネの日記」は、唯一生き残った父オットーが、性の目覚めに関する記述や、母親に対する辛辣な批判を削除した上で出版したことは知られています。その後、思春期ならではの心の揺れや批判も含めての「日記」だという考えから、完全版が出版されるに至ったといいます。シュタインビヒラー監督は、そこを忠実に再現したかったとのこと。アンネはごく普通のティーンネイジャーであり、決して聖人ではなかった。むしろ、アンネを聖人として特別視するのではなく、ごく普通の少女としてとらえたうえであの時代を考えることに意義があるという考えから、徹底的に忠実に描いたそうです。したがって、映画の前半のアンネは、ちょっと(いや、かなり)生意気で憎たらしい。だけど後半に行くに従い、少しずつ表情が大人びてくるのです。主演の女優さんは、実は私のイチオシ。2年前に東京国際映画祭で「十字架の道行き(Kreuzweg)」という作品が上映されたのですが、その時の演技が圧巻…!私は度肝を抜かれましたでございます。彼女は今後も絶対に活躍すると思いますっ! なお、ど〜でもよいことですが、監督がイケメンで優しい方でした(いや、ど〜でもよくないか?重要な情報ですよね)。


3)24 Wochen (24週間、決断の時)2016年、102分
監督:Anne Zohra Berrached(アンネ・ツォーラ・ベラシェド)
出演:Julia Jentsch(ユリア・イェンチ), Bjarne M?del(ビヤーネ・メーデル)

あらすじ:(公式サイトから引用させていただきますね)
『コメディアンのアストリッドは、マネージャー兼パートナーのマルクスとの間で二人目の子どもを妊娠中。出生前診断によって赤ちゃんがダウン症と重大な心臓病を抱えることを知ったアストリッドは重い決断に迫られる。赤ちゃんを産むか、後期中絶をするのか?』

(あり注:「コメディアン」とされていますが、Kabarettistin (カバレットに出るアーティスト)なので、「コメディアン」という訳には抵抗があります…。辞書には「Kabarett の芸人」とありますが、これも違和感があるなぁ。日本にないものなので難しいですね…。「文芸寄席のアーティスト」などとしたいなぁと思うのですが、これでも分かりづらいですよね。難しい…いずれにしても、日本語の「芸人」や「コメディアン」と「Kabarettist」は違う気がします。)


「24時間、決断の時」は、2016年2月のベルリン映画祭のコンペティション部門に出されたことで話題になった作品です。そして人気女優ユリア・イェンチが出演しています。出生前の遺伝子診断で、遺伝子疾患であることが分かり、母親は自分のキャリアと愛しい我が子への愛情のはざまで揺れます。追い打ちをかけるように、エコーで心臓に重大な疾患も認められます。生まれてすぐに開胸して心臓を取り出し、大手術をしないといけないという事実。ドイツの場合、こういう場合は妊婦が望めば臨月まで中絶を行うことが認められています。胎児に塩化カリウムを注射して心停止させ、それから陣痛誘発剤によって死産のかたちで出産するとのこと。妊婦は、精神的にも肉体的にも非常に過酷な状況に置かれることになります…。主人公がギリギリの決断に迫られ、精神的にも追い詰められる様子がリアルに描かれています。もちろん、建前だけでなく本音の部分も。このリアルさがドイツ。ユリア・イェンチは「きれいなお姉さん」から脱したなぁ〜という気がしました。

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 …と、駆け足で3作品をご紹介しちゃいました。字が多くて読むのも面倒ですよね…。ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。後日、後半の4作品をざざっと。ホントにありがとうごぜえやす。

 監督の方々はとてもフレンドリー。上映後、みなさんに丁寧にサインをしていらっさいました。ワタシもちゃっかり、サインの列に並んでおねだり♪
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by Alichen6 | 2016-10-30 09:50 | ドイツ映画 | Comments(2)

新しいほにゃくスタッフ


新しいスタッフが入ってきました。まだ見習いです。

じゃじゃーん!
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はじめまして~ ほにゃくハムです。名前は…




クララ




…です!


私は「フリデリーケ」か「ゲルトルート」もいいな♪と思ったのですが、呼びにくいとの理由でボツになりました(苦笑)



しか~し。回し車をくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる回してばっかで、なかなかほにゃくしてくれましぇん。









by Alichen6 | 2016-10-25 23:28 | つぶやき | Comments(11)

『EUは死んだのか?』


 皆様、おはようございます。夏日になったと思ったら、こんどはひんやり。この1週間は気温の上がり下がりが激しかったですね…。お風邪などひいていらっしゃらないでしょうか?

 ミュンヘン在住のジャーナリスト、熊谷徹さんの記事が面白かったのでご紹介します。「EUは死んだのか?」という衝撃的なタイトル。EUの前身、ECの起こりから世界を揺るがせたイギリスのEU離脱まで、分かりやすく解説されております。そしてエキサイトブログも最近、いろいろ新機能が加わり、記事のリンクが進歩しました。早速試してみます!

 実はワタクシ、1990年代前半はもっぱら実務翻訳をやっていたのですが、当時いちばん多かったお仕事が「EU統一指針」に関するもの。ドイツ工業規格(DIN)をヨーロッパ統一指針に合わせて云々する~~(詳しい内容は失念…)といった内容が多かったです。ちょっぴり懐かしく思い出しもしました。日本もいろいろと前途多難だけど、EUも大変そう…








by Alichen6 | 2016-10-22 11:05 | ドイツのこと | Comments(2)

ドイツ映画祭がブジ、終わりました…。
今回、初めてのお仕事にもチャレンジし、緊張して疲れましたが楽しかったです…!
「実はブログを見ております♪」と言ってくださった方もいて、どひゃ~~っとのけぞりました。恐縮でございます。
お目汚し、大変失礼いたしました。もし、この記事を見てくださっていましたら、改めて御礼申し上げます。

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監督や女優さんからちゃっかりサインもいただき、楽しい5日間が終わりました…。
来年も、この規模であるといいなぁ。




しかーし。燃え尽きているヒマもなく、次のお仕事sが控えております。来週は東京国際映画祭もあるしね♪
とにかく、目の前のお仕事を頑張りますっっっ=3=3=3=3




:






by Alichen6 | 2016-10-21 22:30 | つぶやき | Comments(8)

今日、所用で実家へ行ってきたのですが、そこで古いアルバムを引っ張り出し、久しぶりに古い写真を見てみました。
時は80年代の半ば。生まれて初めてドイツへ行ったときの写真です。
記憶にある写真もあれば、まったく覚えていない写真もある…。
下の写真は全く覚えておりませんでした。
1日だけ東ベルリンへ行った際に撮った写真です。Berlin Lehrter Stadtbahnhof って何????


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調べてみたところ、今のベルリン中央駅があるところにあった駅なんですね。
S-Bahn の駅だったそうで、ベルリンの壁の手前にあり、次の駅は国境駅であるフリードリヒ・シュトラーセ駅。
1980年代は、この駅からS-Bahn に載って東側へ行くというルートもあったそうです。
西側の駅から東側の駅へゴトゴト揺られながら行ったのは記憶にあるのですが
このレールター・シュタットバーンホフのことはすっかり忘れておりました。
あの時は、ここから東へ向かったんだ…忘却のかなた。
なんでも、この駅で乗務員が交代し、ここから先は東ドイツの乗務員が運行を行ったんだそ~です。
いろいろな歴史を見てきたこの駅も、ベルリン中央駅が建設された際に獲り壊されてしまったとか。



そしてこれはアレクサンダー広場ですね。
東ドイツのデパート、Centrum の文字が…!
そしてアルバムには私の字で「商品の陳列棚は空っぽ、何も商品がない」と書かれておりました。
なんとなく記憶にあります。
とにかく生まれて初めて足を踏み入れた東ドイツだったので、ショーゲキもハンパなかった。
このデパートCentrum は、統一後に Kaufhof Galeria になりました。
この建物も2000年代に入って取り壊され、立て直されてしまった模様。
奥に見えるのは、アレクサンダー・プラッツ駅。


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これもアレクサンダー広場で撮った写真ですね。後ろにテレビ塔が一部写ってる…。
ザ・共産圏って感じの建物です。
Google map で調べてみたところ、現在も残っている模様。C&Aなどが入っているようです。
ネットの画像を見るかぎり、当時とほとんど変わってない。。。


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…数年前に撮った画像を探してみたら、角度はちょっと違うけど写ってた!
右が2枚目の写真のデパート Centrum があった場所、左が3枚目の写真に写っていた建物ですね。
そして噴水も健在。

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…ということで、古いアルバムを見て懐かしく鳴った次第です。ああ、あの頃はワタシも若かった…





by Alichen6 | 2016-10-08 22:37 | ドイツのこと | Comments(6)

皆様、また台風が近づいているそうですが、いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシ、相変わらずバタバタしております。
しかーし。バタバタすればするほど、甘いものを食べたくなる体質。
もう、誰か何とかしてください。


…というワケで、この夏に買ってきたインスタントのデザートを作っちゃったでございます。
クレーム・ド・ショコラと読めばいいのかな。ムース・オ・ショコラみたいな感じです。

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封を開けて器に入れ、煮立てた牛乳150ccを注いでから電動泡立て器の「強」で2分間。
その後、生クリーム200㏄を加えて、さらに泡立てます。
ぽってりしたらできあがり。
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それが、これです~~ わーい (*´▽`*)

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ドイツのものなので、チョコのお味がサイコ~。ただし、ちょっと甘すぎる感じ。
そして生クリームを200ccも入れると、さすがに重い…。
次に作るときは、生クリームを減らして牛乳を増やそうかな。


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時間がないので、横着して製菓材料の会社 Dr.Oetker について10年前(!)に書いたブログ記事をコピペしちゃいます。
10年前に読んでくださった方は2回目になってしまってすみません。
「Made in Germany」という、ドイツ生まれの製品の誕生秘話を集めた本を参考にした模様。


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D.Oetker : Backpulver (ベーキングパウダー)「Backin」の産みの親。e0141754_22311389.gif

昔、自宅でケーキを焼くには Apotheke (薬局)でHirschhornsalz (鹿角塩、ろっかくえん。動物の角や皮から取った成分だそーで、「ふくらし粉」として一般的だったとか。ただし、ふんわりとした繊細なケーキには向かないそうです。)を買う必要があったそうです。父親がパン屋さんだった薬剤師 Dr. August Oetker は、ふんわりふくらんだ柔らかいケーキを焼く手間、大変さをよく見て知っていたとのこと。薬剤師として薬局を経営するかたわら、薬局裏に構えた秘密の実験室で上質のベーキングパウダーの開発に取り組んだそうです。


彼が考える理想のベーキングパウダーとは:

・生地を軽く、ふっくらさせる

・長持ちする(当時の鹿角塩は、すぐ変質してアンモニア臭がしたそうな。)

・無味無臭(ケーキの味を損ねないものが、なかなかなかったとか。)



e0141754_22310551.jpg研究に研究を重ね、彼はとうとう1893年に「理想のベーキングパウダー」の開発に成功。さらに、一般家庭が作る標準的な量(小麦粉500グラム!)にピッタリの量を小分けに包装して売り出したとのこと。商品名はBackin

その後、Vanilinzucker(バニラ香料の入った砂糖です♪バニラビーンズの代わりに使用。ちなみに、本物のバニラが入った砂糖は Vanillezucker)、Puddingpulver(プディングの素)を開発して販売したそうです。これらの製品は、すでに100年以上の歴史を誇るものだったんですね~。







by Alichen6 | 2016-10-02 22:32 | ドイツのお菓子 | Comments(10)