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日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


by Alichen6
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 クルトゥーアブラウエライの続きです。旧東ベルリンのプレンツラウアーベルク界隈。統一前は、どってことのない地区だったそうですが、今や若者の間で人気のスポットなんだそ~です。前から昼間に行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなかったのでした(夜は昨年行ったのですが)。今回、友人が案内してくれて垣間見ることができました。私も28年前に行っているハズなのですが、ほとんど記憶に残ってない…。

エバースヴァルダー通り+シェーンハウザー・アレー+カスターニエン・アレーの3本が交わる交差点。地下鉄「エバースヴァルダー通り」駅のすぐそばです。
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ぬゎんと、ここは旧東ドイツの映画「Berlin Ecke Schönhauser」(過去の記事はコチラ)のロケ地だったのでしたー。
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プレンツラウアーベルクにあるゲッセマネ教会。
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ここは統一前、デモの活動拠点の1つだったそうです。何度も同じ画像を載せて恐縮ですが、壁崩壊直前の姿です。今も当時も横断幕は掲げられるものなんですね。
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映画のタイトルにもなった、シェーンハウザー・アレー。ま、フツ~の通りですが…
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「エバースヴァルダー通り」駅の1つ先、「シェーンハウザー・アレー」駅。地下鉄のほか、S-Bahn もあります。なんだか駅前はごちゃごちゃしていました。それが若者にはいいのかな?
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友人が「是非行こうね!」といってパンフレットをくれていた「コノプケ」の軽食スタンド。なんでも、カリーヴルストの老舗なんだとか。ところが!ほかのものに気を取られて見落としてしまった…!シェーンハウザー・アレーを線路沿いにずっと歩いていたにもかかわらず気づかなかった…!痛恨のミスです。
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このコノプケ特製、手作りマグカップが欲しかった(苦笑)!だって取っ手がソーセージとポテトなんだよ~!?!すっごくヘンだよ~!?!次に絶対リベンジするぞ!
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Konnopke's Imbiß サイトは → コチラ

…というワケで、映画のロケ地となった高架下を眺めながら、交差点のすぐそばにあるカフェ「Impala」でカプチーノと Apfeltasche (リンゴのパイです)を食べたのでした…。この時点では、コノプケのことはすっかり忘れておりました。ガックシ。
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ドイツ人に混じって埃っぽい大通りに置かれた椅子で食べていたら、すぐ近くに住んでいるというウワサの女優さん(ハイケ・マカチュ)が目の前を通った! 日本ではあまり知られていませんが、ドイツでは有名です(コチラ) 
by Alichen6 | 2015-08-31 11:23 | ドイツ珍道中 | Comments(6)

チーズ足


 話はそれますが、旅先でミョ~なブツを見つけてしまい、ついつい買っちゃいました。うっしっし。

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    チーズ足!うひゃ~~

 実はですね~ 大昔お世話になったホストファミリーのお父さんが、よく「Käsefüße」のネタでガッハッハ!と笑っていたのです。そー、「臭い足」。臭いチーズを前にしては、よく「うわっ これは足の臭いだっ」とか言ってウケていたのでした(←子供みたいですな)。

 英語でもそう言うのかしら?確かに、納豆と同じで発酵の進んだチーズは臭いですよねー。難しい言葉はすぐ忘れるのに、こういう表現はいつまでも記憶に残っているから不思議。なお、検索してみたところ「Käsefüße」と名付けられた食べ物は結構多いので、これまたビックリ。これ(コチラ)とか、これ(コチラ)とか。足形の型抜きもありました。これでチーズを抜くのかな(コチラ)。

 子供の頃、家族のために一日中汗水たらして働いてくれた父に向かって「パパ、足クサイ~ あっち行って~021.gif」と言い放っていたワタシは本当に親不孝者です。

 …そんなワケで、Käsefüße という言葉にミョ~に郷愁を感じてしまうワタクシです。

*****************

 ところで気になるお味と香りですが、ゴーダチーズみたいな感じで、まったく臭くない(笑)。食べやすいチーズでございました。
by Alichen6 | 2015-08-29 09:53 | ドイツ珍道中 | Comments(2)

(1つ前の日記の続きです)

 で、その「Kulturbrauerei」の博物館でやっていたのが特別展「DDR(ドイツ民主共和国、旧東ドイツ)の日常」。すっごーーーーーく面白かったです。もしかすると、シュプレー川沿いにある「DDR博物館」より面白かったかも?

 全体的に感じられたのは、批判的な目線。当時を懐かしむという雰囲気ももちろんあったのですが、どちらかというと自虐的な内容が多かったような…。SED(ドイツ社会主義統一党)によるお決まりのスローガン、行き詰まりを見せる計画経済、卑屈なまでのソ連崇拝、西側資本主義国との微妙な関係…。

 案内してくれたのは、30年来の友人で旧東ドイツ出身の女性。会うのは実に28年ぶり!竹を割ったような性格で(ドイツに竹は生えてないけど)、89年の壁崩壊前はデモにも参加していたとのこと。彼女と回っていると、「ああ、この電燈、うちにもあった!」とか「ああ、この工作機械、私も使える!私の最初の職業は機械工だったのよー(←さすが元共産圏の女性!)」とか、リアルな解説が聞けて2倍楽しかった!

Kulturbrauerei 博物館のサイトは → コチラ



では「DDRの日常」展の始まりです。
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まずはエ~リヒの笑顔から。「計画の実現は我らの義務!計画を上回ることは我らの名誉!」だそーです。計画経済の理念なんでしょうね…。
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いきなりDDRマークがお出迎え。確か、麦の穂は農業を意味し、コンパスは英知を意味し、ハンマーは労働を意味したハズ。
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DDRワールド、炸裂!
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琺瑯の看板たち。東ドイツ用語である「Plasta(プラスチックのこと。西ドイツでは言わない言い方です)」の文字も見えます。
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なんと! テントをのっけたキャンピング:トラビ(トラバント)
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「何が何でも外貨を!」 慢性的な外貨不足に悩むDDRは、なりふり構わぬ外貨獲得に乗り出しました。輸出用の製品に力を入れた結果、国内は品物不足…(涙) 
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矛盾の塊、Intershop! 国民が大事にため込んでいる外貨を吐き出させるため、そして観光客から外貨をせしめるため、外貨でしか買い物ができないお店が登場。1988年の売り上げは11億2,100万西ドイツマルク。7億西ドイツマルクの純益ですって。スゲー。そして当然、売っている品物は贅沢な化粧品やコーヒー&ココアなど、東ドイツ国民にとっては垂涎のお宝商品ばかり。
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仰天の通販、Genex。西ドイツの国民が東ドイツの親戚や友人にプレゼントするための通販カタログで、外貨でしか注文できません。Wiki によると、9割が東ドイツ製の商品だったそうですが、本国なら何年も待たされた商品(典型的なのが車!)も、Genex なら待たずに入手できたとか。さらに、1割は西側の華やかな商品。西側にそういった「親切な親戚」を持たない東ドイツの人たちの間で不満が高まる結果に。
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Genex通販のカタログのタイトルは「DDRへの贈り物」。なんというか、「自分たちの国民への贈り物を」と、他国の通貨でしか買えないカタログを発行しちゃうあたり、プライドというものはなかったんだろーか… 物乞いスレスレ。
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「東ベルリンから来た女」の中で、西側の男性と関係を持った女性が登場しましたよね。彼女は情事のあと、ベッドの上で通販カタログを見ながら指環を選んでいましたが、あれは今から思うとGenex だったのかも。



「グッバイ、レーニン!」で主人公アレックスが手にして喜んだ「Tempo豆」シリーズも見えます。テンポエンドウと、テンポレンズ豆。「Tempo」ってドイツ語では「迅速」「クイック」という意味なので、おそらく水につけると早く戻るんじゃないかなぁ。
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西の「ハンバーガー」にあたる「グリレッタ」。友人に、「ホントにそう呼んだの?」と聞いたところ、友人は「あったぼ~よ!」 彼女は、この訳語がピッタリなキャラなのです。
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西の「ホットドッグ」にも似た「ケットヴルスト」。同じく、「ホントにそう呼んだの?」と聞きましたら、やっぱり彼女の反応は「あったぼ~よ!」
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友人がこれを見て、「けっ  ひっでぇスローガン」と小声で吐き捨てるように言っていたのをワタシは聞き逃さなかった…!「一緒に働こう、一緒に計画しよう、一緒に(機械を?)操縦しよう」
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そしてソ連へのおべっかも当時はすごかった!スローガンは、「ソ連から学ぶということは、勝利を学ぶということだ」
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*****************

 友人が最後に言った言葉が印象的。「今の社会にもイロイロ問題はあるけれど、過去に戻るのだけは絶対にカンベン」。

 旧東ドイツなどの旧共産圏のデザインは日本でも結構人気がありますよね。実際、ベルリンでは今も旧共産圏のグッズが蚤の市で売られていたりします。かくいうワタシもDDRグッズが大好きです。だけどね、それを「クール」だと言っちゃうのは現実を知らないからだ、当時を知らないからそんなのん気なことが言えるんだ、なんて改めて思い知らされました。旧東ドイツのグッズを見ながらはしゃぐ私に対して友人は、「へぇ~ なんでこんな忌まわしい物が好きなの?」なんて言っていましたので…。私も恥ずかしくなったのでした。過去を懐かしむ気持ちというのは誰にでもあるけれど、それは「いい思い出」に対してのみ。息の詰まるような監視社会に暮らし、慢性的なモノ不足に悩んだ彼らからすると、過去というのは決して「いい思い出」ばかりではないのでしょう。私の友人も、実の兄弟(上と下に4人くらいいたそうです)の1人がシュタージのIM(非公式協力者)だったのではないか、と疑っていました。それを知るのが怖いから、シュタージの文書の開示申請はしていないって。
by Alichen6 | 2015-08-27 09:28 | ドイツ珍道中 | Comments(4)

 旅はナチからDDR(旧東ドイツ)へ。28年ぶりに会った30年来の友人が、カルトな名所「Kulturbrauerei」へ連れていってくれたのです。これは旧東ドイツ地域にあるビール工場。19世紀末に建てられたそうで、赤レンガ造りが素敵。ベルリンの建物にしては珍しく、空襲による大きな被害もなく保存状態のよい建築物なんだそ~です。今は映画館・劇場・レストラン・オシャレなお店などが入る複合施設としてカルト的な人気を誇るんだとか。前からウワサには聞いていたのですが、行ったことがなかったのです。友人は東ドイツ出身である上に長い間この地区に住んでおりました。1987年にも私は通りがかっているハズなのですが、まったく記憶がない…。当時はこんな商業施設じゃなかったものですから。

 地下鉄 Eberswalder Straße (エバースヴァルダー・シュトラーセ)駅の近く、Schönhauser Allee (シェーンハウザー・アレー)という大通りに面しています。若者に人気のスポット、プレンツラウアーベルク界隈です。

 こーんな感じ。レンガ造りでオシャレですねー。
奥に Kino (映画館)の文字が見えます。
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そして Museum の文字も見えますねー。
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ウワサの大通り、シェーンハウザー・アレー。ごくフツ~の大通りではありますが…
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 そしてワタシたちは博物館へ… そこでは、ぬゎんと旧東独に関する特別展がやっていたのです~~~
by Alichen6 | 2015-08-27 07:10 | ドイツ珍道中 | Comments(0)

€ マーク


 ちょっと重い日記になってしまったので、違う話題を…

 初日はフランクフルトでした。目的は映画博物館です。午後には移動しないといけなかったので、空港から急いで市内に移動し、慌ただしく市内を見て博物館へ。その際に通りがかったのが…

   どどーーーーーーん!
                                           ひゃ~~~

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おお!ドイツのニュースによく出てくる「€」ではないですか~~

 すぐ後ろの高層ビルは、つい昨年まで欧州中央銀行が入っていたビルだったんですね。ど~りで。だから為替関連ニュースなどの時によく登場したんですね、このマークが。ただし欧州中央銀行は昨年移転し、今は別のビルにあるらしい…。

 裏から見ると、こんな感じ。
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 このマークを眺めつつ、パン屋さんでパンを買って朝食にいたしました。2.30ナリ。
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 25年ぶりくらいに見たレーマー広場&市庁舎。中国からの旅行者で混雑していました。
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by Alichen6 | 2015-08-26 17:51 | ドイツ珍道中 | Comments(2)

ドイツ抵抗運動記念館


 ベルリン滞在の1日目は午前中にプレッツェンゼー記念館へ行き、午後はドイツ抵抗運動記念館へ行っちゃいました。前者は中心地から少し外れていますが、後者は中心地にあります。かつては「ベントラー街」「ベントラーブロック」と呼ばれた地区。そーです、ナチの陸軍総司令部があった通りです。今は「シュタウフェンベルク通り」という名前に変わりました。1944年7月20日に「ワルキューレ作戦」の下でヒトラー暗殺を試みたシュタウフェンベルク大佐の名前から取ったようですね。現在は国防省の建物も入っています。

かつてのベントラー街、今のシュタウフェンベルク通り。
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中庭。ここでシュタウフェンベルク大佐や、その仲間が銃殺刑に処されました。
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記念館では、抵抗運動に関する資料が展示されています。やはり7月20日事件の資料が多いようです。
シュタウフェンベルク大佐の言葉のようです:「今こそ行動を起こす時だ。しかしあえて行動に出る者は、裏切り者として歴史に刻まれることを覚悟しなくてはならない。しかしそれをしなければ、己の良心を裏切ることになる」
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お目当ては、1939年11月8日に単独でヒトラー暗殺を試みた家具職人ゲオルク・エルザーです。
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ヒトラーは、ミュンヘンの酒場「ビュルガーブロイケラー」で毎年恒例の演説を行ってました。それを狙ってエルザーは爆弾を仕掛けたのです。ただし悪運の強いヒトラーはこの日に限って演説を13分早く切り上げ(霧で飛行機が飛べなくなり、急きょ鉄道での移動に決まったため)、死を免れることに…
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 昨日UPしたプレッツェンゼー記念館も、このドイツ抵抗運動記念館も入館料はタダ。できるだけ多くの人に見てもらいたいという思いからでしょう。こういう姿勢が本当に羨ましい…。
by Alichen6 | 2015-08-26 07:36 | ドイツ珍道中 | Comments(2)

 今回、ケルンへ行く前にフランクフルトとデュッセルドルフの映画博物館をハシゴしたのですが、きちんと整理し、じっくり考えてからUPしたいので後回しにさせてくださいっ 順不同な上に、チョ~気まぐれな旅行記にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

 ケルンからベルリンへ向かったのですが、例によってDBが遅延。夜遅く着く列車だったので、冷や冷やしましたが何とかセーフ。あまりにも遅くなると、地下鉄の終電に間に合わないから気を揉みました。

 さてさて、ベルリンに着いて最初に向かったのはプレッツェンゼーの記念館(Gedenkstätte Plötzensee)。ナチの時代に反体制派その他が収容され、処刑された刑務所です。

          公式サイトは → コチラ

 公式サイトによりますと、ドイツ帝国統一前の1868年に建てられた刑務所がこの施設の”前身”だったようです。1200名の受刑者を収容する施設で、「更生」を目指した施設だったとありました。ところがナチ時代になり、この刑務所は「復讐」を目的とする施設に変わったそうです。反体制派の人びとを収容し、”価値のない者を除去する”施設なのだと。それには、ひどく偏った裁判を行ったフライスラー判事で知られる民族裁判所(Volksgerichtshof)も深くかかわっていたようです。(フライスラー判事につきましては → コチラの過去ログを。あの「白バラ」ショル兄妹を裁いたことでも知られます。ひどく高圧的なオヤジで映像を見ているだけで胸クソ悪くなりますです。あ、言葉が悪くて失礼)

 1943年の秋、プレッツェンゼー刑務所は空襲によって甚大な被害を受けました。そして収容者の待遇は悪化の一途をたどったとか。ナチが政権についた1933年から終戦の1945年までの間に2891名が処刑されたそうです。そのうちの1500名が民族裁判所で死刑の判決を受けたそうで、その中には「ワルキューレ作戦」で知られる7月20日ヒトラー暗殺事件の関係者も含まれます。

 死刑は手斧による斬首、ギロチン、そして絞首刑が主だった模様。執行人は年3000ライヒスマルクの給料のほか、執行のたびに60(のちに65)ライヒスマルクのボーナスやタバコを手にしていたそうです。一方、処刑された犠牲者の遺族には「死刑執行代」の請求書が送られてきたそうです。

 終戦を迎え、連合国側は刑務所の解体を決定。離れにあった処刑場を除く建物を解体し、一部は少年刑務所として使用されることになりました。そして跡地を記念館として残すことになったそうです。現在残るのは処刑場のみです。

 記念館はエミー・ツェーデン通りの先、ヒュッティヒプファートという通りに面しています。エミー・ツェーデンはエホバの証人の信者で、この刑務所で処刑された人物だそうです。
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 建物が解体されたあとに壁が建てられました。「1933年ー1945年ヒトラー独裁の犠牲者に捧ぐ」との文字。
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 今も残る処刑場。半分が処刑室、もう半分が展示スペースになっています。
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 隣接するこの塔が何なのか、調べているのですがいまひとつ分からず。少年刑務所の監視塔??裏どりができず、すみません。
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 処刑場は今も花がたむけられています。絞首刑用のフックが生々しい…(涙)
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 犠牲者の方々、どうか安らかにお眠りください…。


当時の姿を伝える写真 → コチラ  中央の建物が監房。左側に処刑室が見えます。
by Alichen6 | 2015-08-25 07:58 | ドイツ珍道中 | Comments(0)

 順序が逆になってしまうのですが、ケルンでは1日目にチョコレート博物館へ、そして2日目にハンバッハ鉱山へ行ったのでした。そのチョコレート博物館は前から行きたかった所だったので、「連れてって~❤」と私から友人にリクエストしちゃったのです。ドイツ人の間では「Schoko-Museum」と呼ばれているみたい。土曜日だったので(ノルトライン・ヴェストファーレン州では、もう夏休みが終わって新学期が始まっていましたが)子供たちでいっぱい。長蛇の列でした。

チョコレート博物館のサイトは → コチラ

 ケルン駅前からバス133系統に乗り、「Schokoladenmuseum」で下車。建物はライン川沿いにあります。まずはカカオ豆の展示から。これは退屈(すみません)なので、チラ見だけして次のコーナーへ。高級トリュフや、型に流しこんで作るチョコレートの製造工程が見られます。機械化されていて、見ていて楽しい♪ 

 チョコレートの「芯」が、溶かしチョコレートに浸され…
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 さらにコーティングされて転がってきます… 
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 型に流し込むタイプのチョコは、偏らないように機械が絶えず型をぐるぐる回しながら冷ましておりました。サッカーボールの巨大チョコがカワイイ。
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 有名な Lindt のイースターうさぎ。実はこんな大きな紙(銀紙というか、金紙というか…)でくるまれていたのですね。
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 建物の先っちょは、まるで船に乗っているような感じ。そこで溶かしチョコに浸したウェハースがもらえます♪ ウマかった!
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 次のコーナーではチョコレートの歴史が見られます。これも楽しかった!

 地場産業 Stollwerck 社のチョコレート自動販売機。
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 シュプリュングリ社は、こんな車でチョコレートを販売していたらしい。
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 以前にもブログ(コチラ)でご紹介した「ショカコーラ」の変遷が見られます。ブランドはそのままで、製造元がいくつか変わった模様。さらに、まがい品(?)も出ていたみたい。丸い缶入りで、コーヒーやコーラが入っている点は同じ。ナチ時代には、Uボートの乗組員や飛行機の操縦士も食べたそうです。缶にナチのマークが入ったものも…。
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 そして私の好きなリッターシュポルトも、その変遷が見られます。楽しい。(Ritter Sport の歴史 → コチラ) Ritter 社のHPによると、アルフレート・リッターが会社を設立したのは1912年。今のように正方形の板チョコを発売したのは1932年のようですね。スポーツ用のジャケットのポケットにすっぽり入るようにデザインされたというのは有名な話。当初は、下の写真にあるように透明のビニールに包んだ状態だったみたい。

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******************

 …とまあ、こんな感じでなかなか楽しい展示でした♪ そして併設カフェでアイス・チョコラテをぐびぐび。生クリームたっぷり♪ Lindt のチョコ入りアイスクリームも入っています。連れていってくれたドイツ人の友達はペロリと平らげておりましたが、日本人にはちょっとボリュームがありすぎだったかも…。
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by Alichen6 | 2015-08-23 22:06 | ドイツ珍道中 | Comments(6)

ハンバッハ鉱山


 今回、フランクフルト→デュッセルドルフ→ケルン→ベルリンと移動しまして、朝から夕方までびっちり予定を入れ、頑張って見て回りました。日本ほどじゃないにしても、ドイツもかなり暑かった!バクバクバクバクかなり食べたつもりなのですが、帰ってみて体重計に乗ってみたら2キロ減ってた!ヤッター!!(しかし毎回、1日で戻る) いわゆる観光名所はご存じの方も多いでしょうし、ガイドブックに詳し~く載っていますので割愛しますね。マニアックな場所をご紹介させてくださいっっ 順不同ですみません。

 印象的だったのは、友人に連れていってもらった「ハンバッハ鉱山」。ケルン郊外にある鉱山で、褐炭を露天掘りで採掘しているのです。露天掘りって初めて見ました。

とにかく広い!天気が悪かったのが残念。
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望遠で掘削機を撮ってみました。自走式としては世界最大だそうです。高さがぬゎんと96メートルもあるんですって。長さは220メートル、重さは13,500トン。1日の採掘量は240,000トン。左右に伸びるにコンベアーが見えますよね。採掘した褐炭を延々と運んでいくんだそうです。
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古いところは草が生えています。比較的新しいところは土がむき出し。


 例によって安易なウィキの引用ですみません。
『1974年に採掘計画が承認され、1978年10月15日に採掘が開始されると、1984年1月に最初の亜炭が採掘された。現在の面積は33.89 平方キロメートルであるが、85 平方キロメートルが鉱区として承認されている。2013年には採掘地域が南東方向に拡大された。
この採掘によりすでに4つの村が集団移転し、今後は採掘場の南方拡大でさらに2つの町が集団移転を予定している。この地にあったハンバッハの森はほぼ伐採されたが、その過程では多くの活動家が大木にツリーハウスを作って不法占拠を行い伐採に抵抗した。
採掘終了は当初は2040年代を予定していたが、褐炭の発電利用の効率化によりさらに鉱山の寿命は延びることが予想されている。採掘終了後は、採掘場跡の盆地は広大な人工湖になる予定である。』(以上、引用終わり)

…だそうです。すぐ近くにある古城の中で、ライン地方の鉱山に関する資料が展示されておりました。パッフェンドルフというお城で、現在は鉱山を開発しているRWE社がインフォーメーションセンターとして利用しているとのこと。
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地図の右側にケルンの都市が、そしてその中央を流れる水色のライン川が見えますよね。オレンジ色が鉱山、赤が移住地。鉱山跡を農地として再生させたのが黄色の部分、山林として再生させたのが緑色の部分のようです。
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Torf(泥炭)、Braunkohle (褐炭)、Steinkohle (瀝青炭、石炭といえば普通はこれを指すらしい)の違いが面白かった!下にいくほど良質なんだそうです。
泥炭:  炭素が60%、水素が6%、酸素が32%
褐炭:  炭素が70%、水素が5%、酸素が24%
瀝青炭: 炭素が80%、水素が5%、酸素が12%
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またまたウィキ情報で恐縮ですが、ドイツは褐炭の採掘量が世界一!しかしながら褐炭や露天掘りは環境破壊の問題も伴い、いろいろ物議をかもすものらしいですね。このハンバッハ鉱山を開発しているRWE社は、付近に無料の充電ステーションを設置したりして付近の住民に気を遣っている模様。

 …というワケで、初めて露天掘りの採掘場を見て「おお…!」と思った次第です。
by Alichen6 | 2015-08-23 16:08 | ドイツ珍道中 | Comments(8)

これから帰ります


皆様、しばらくお留守にしておりましたが、これから帰途につきます。今回もイロイロ見聞きし、あちこちに行きまくり(強行軍でした)、そしてばくばく食べまくり、ネタ満載の旅でした。帰りましたら、またいろいろ書いちゃいますっ! もしご興味がおありでしたら、お立ち寄りください〜。そしてコメントをいただき、ありがとうございました。お返事が遅くなってすみません。帰りましたら、ゆっくり御礼を書かせてくださいね〜

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by Alichen6 | 2015-08-22 03:17 | ドイツ珍道中 | Comments(4)