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by Alichen6
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今さらですが…


 今さらで恐縮ですが、1週間前の週末、初めて「映像翻訳フォーラム」という催しを聴きに行ってしまいました。今年で10回目なんですね。話には聞いていたのですが、行くのは初めて。とても面白かったです!前にもチラッと書きましたが、テーマが「次の10年へ歩き出す」。競争の激しい映像翻訳業界、10年後にはたして自分は残っているのだろうか…と不安に思う今日この頃。聴きに行ってよかったです!

…まずは、恒例の腹ごしらえ。ええ、この腹ごしらえがワタシにとっては大切なのです。えっへっへ。毎度毎度、食べ物の画像ばかり載せてしまってスミマセン。仏英映像翻訳者でいらっしゃる すーさん(コチラ)と待ち合わせをし、会場近くのカフェ「テーブルテラス(コチラ)」へ。国連大学のビルのすぐ隣。青山通に面したビルの奥です。

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 これがですねー、大当たり!この前を通ったらよさげだったので、そのまま突入しちゃいました。ランチプレートは1000円前後で、とてもリーズナブル。店内もお皿もポップな色使いで楽しくなります。私が食べたのは、上の画像の「タコライス」。絶妙な味付けで、ホントに美味しかった!下は、すーさんが召し上がったローストビーフのランチプレート。こちらも美味しかったそうです。

…で、腹ごしらえしながらしゃべり倒したあと(←これもポイント)、いざ会場へ。

 フォーラムは3部構成となっていました。第一部はキネマ旬報の社長さんによる講演。第二部が若手翻訳者の方たちの、そして第三部が超ベテラン翻訳家の方たちのパネルディスカッション。 どれも非常に面白かったです。メモりました、はい。詳しくは、公式サイトを → コチラ

 お話の内容について詳しく書きたいところですが、有料であるフォーラムの内容を書くのはNGですので省略させてください。すみません!!気づいたことを下に書いちゃいます。

 ・映画と「映像コンテンツ」との違い ・・・ 昔のような純粋な映画だけでなく、今やシネコンを中心とした劇場施設は、歌舞伎やオペラ、スポーツ中継などを大きなスクリーンで映す「映像コンテンツ」を流す施設となったんですね。特にイオンなどのスーパー系は、ショッピングモールにお客様を呼ぶための手段としてシアターを経営するようになったみたい。ワタシとしては、映像コンテンツに押されて純粋な映画業界がどんどん縮小していくのが辛い。映像コンテンツも楽しいけれど、映画には映画のよさがあるわけで、押されてしまうのはとってもとっても悲しいです。

 ・「作家性」という言葉・・・最近の翻訳者は、調べ物もきっちりしているし、語学力もあって素晴らしい。だけど、「作家性」に欠ける、というお話があり、愕然としました。そうなんですよね…。語学力や日本語能力は努力で伸ばすことができるけれど、「作家性」というのは天性のもの。確かに、昔の翻訳家の方々は一味もふた味も違いました。名画「カサブランカ」に出てくる「君の瞳に乾杯」はあまりにも有名ですが、こうした「名訳(原語とは違っているとは言え、人を唸らせる力のある言葉ですよね)」が頭から出てくるかどうかは、センスにかかってくる…。そして、そのセンスが私には欠けている…(ToT)。愕然としちゃいました。

 隣の席に座った方が知り合いの翻訳者さんで、これまたビックリ。恒例の「ぴちぴち」メンバーの方々は仕事がお忙しくて参加できなくなってしまったのですが(残念!)、ぴちぴち会合はまた4月以降のお楽しみということで。とにかく、このフォーラムも楽しい半日となったのでした。
by Alichen6 | 2015-03-30 09:00 | つぶやき | Comments(4)

Studentenfutter!!


 先週末、『映像翻訳フォーラム』という催しに行ってきちゃいました。面白かったです!この催しは今年で10回目だそうです。開催しているのは知っていたのですが、諸事情により聴きに行ったことはありませんでした。今回のテーマが「次の10年」ということだったので、「おお!」と思ったワタシは行ってしまった次第です。だってねー、ほにゃく業界も競争が激化して厳しいのです。ワタシが次の10年もほにゃく犬をやっていられるか分かりませんもん。ただの老犬になっているかもしれませんし…

 で、フォーラムのことを書こうと思ったのですが、その前に懐かしいプレゼントをいただいたので、ここでUPさせてくださいな。 ご一緒した仏英の映像翻訳者さん(ブログはコチラ)からいただいちゃいました。わーい❤ プレゼント大好き!ありがとうございま~~す。でっかい画像で失礼いたします。

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 ナッツとドライフルーツのミックス!久しぶりにStudentenfutter という言葉を思い出しました。懐かしー。直訳すると「学生のエサ」! こういうフルーツとナッツのミックスを指します。学生さん、こんな豪華なエサを食べているんですねー。しかも、今回いただいたのはチョコチップ入りという豪華版。うまー❤ 昔、ドイツ人の同僚が仕事中にポリポリとかじっていたっけ。彼の引き出しは、「エサ入れ」と化していたのでした(爆) 

 さらに、ぐ~ちゃんハンカチまでいただいてしまいまして… 例によって、頂き物をこれ見よがしに 見せびらかして ご紹介してよろしいでしょうか?いえね、見せびらかす気は毛頭ないんですけどね、ぐ~ちゃんが「たまにはブログに出たい」って言うものですからねぇ…。ぐ~ちゃんのためにワタシも一肌脱ごうと思ってですね、あの~その~画像を出しちゃおうかと思っただけなんですのよ~オホホホ~♪

 …と、いつもの前置きを一応。 ジャジャーン!

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 カワイイ・・・!前から 狙っていた 欲しかったぐ~ちゃんタオルハンカチです!いろいろな種類があるんですよ。わーい♪ 「町娘のハンカチーフ」、サイトはコチラ。もちろん、町オバサンが持ってもOK。

 …と、頂き物を見せびらかしてしまいました。スミマセン、ありがとうございましたー❤




 
by Alichen6 | 2015-03-24 12:08 | つぶやき | Comments(2)

いざ鎌倉!


 なんだか連日バタバタしてしまい、更新が遅れがち… そんな中、ブログに遊びに来てくださって、ありがとうございますー。先週の木曜日は彼女たちもオフだったので、鎌倉へ行ってまいりました~。コメント欄やメールでいろいろ教えてくださった方々、本当にありがとうございました。

 ところがですねー、雨だったのです、雨…!057.gif 自転車を借りて、あちこち見る予定だったのにその案はパア。せっかく数日前からいろいろプランを練っていたのに、名所を3か所回るだけで精一杯。靴がビショビショになっちゃいました(ToT) でも楽しんでもらえたからいいや。


 まずは定番の鶴岡八幡宮へ。左上が大銀杏。芽が出てきたってウワサも聞いたのですが、どうなんでしょう。頑張ってほしいですね。下が上がっていく階段です。そして右は言わずもがなの大仏様。
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 そして長谷寺へ。思っていた以上にキレイで立派なお寺だったので驚きました。中には観音様も。そして鯉は必ずと言っていいほど外国の人にウケますよね。確かにキレイでした。なお、Hase-Tempel →「ウサギ寺」→Osterhasen (イースターのウサギ)という連想になり、盛り上がりました❤
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 ちなみにランチですが… 結局、駅のすぐ近くにあるカフェ「ガーデンハウス」(コチラ)に入っちゃいました。テキトーに選んで入ったんだけど、なかなか素敵なお店でした。店長さん(オーナーさん?)がイケメン。庭が工事中だったのが残念!夏ごろにはお庭が生まれ変わっているハズです。
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↑ メニューの名前を失念。野菜中心のプレートで、トルコ風なんだとか。トルコ料理はドイツではメジャーなので、料理の説明は友人にしてもらいました^^; スパイスが効いていて美味しかった!白っぽいのはヒヨコ豆のペースト。気に入っちゃいました。

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 …と言うワケで、予定していた行程は回れなかったけれど、楽しかったです。湘南新宿ラインだと、新宿から1時間かからないんですね。速くてビックリ。昔は鎌倉って遠いというイメージがあったのですが…
by Alichen6 | 2015-03-23 10:48 | つぶやき | Comments(6)

 皆様、ドイツから来る友人の件で先日はいろいろお知恵を貸してくださり、ありがとうございました。結局、1日目は「やねせん探索&蕎麦打ち体験」を、2日目は「鎌倉探検(ってほどでもないのですが^^;)」になりました。とっても喜んでくれたみたいで、よかった!実はワタクシもお仕事が押していて少々厳しかったのですが、頑張ってよかった!いい思い出になりました。

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 1日目は午前中にリハーサルがあるということで、待ち合わせをしたのは13時半。午後から夕方にかけて何ができるかなぁ?と考えた結果、思いついたのが「蕎麦打ち体験」。ネットで検索したところ、話題のスポット「やねせん(谷中+根津+千駄木)」で外国人相手に日本文化を紹介する催しを行っている「外国人向け観光案内施設」を発見してしまったのです。

 ツーリストインフォーメーション&カルチャーセンター → コチラ

 最初、「ん? ちょっとベタすぎるかなぁ…」と躊躇したのですが、HPの映像を見るとなかなか楽しそう。ベタだけど、外国人にはウケそう。しかも友人は大のお蕎麦好き。私自身も蕎麦打ちは是非体験してみたいので、申し込んじゃいました。

 
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 …楽しかった! 場所は、とてもキレイな手打ち蕎麦屋さん「やなか」(コチラ)。店のご主人と、美人な奥様が懇切丁寧に指導してくれます。粉に水をまぜて練るところから始め、長い綿棒で薄~く伸ばして専用の庖丁で切っていきます。私たちは青い作務衣に着替え、全部の工程をやらせてもらえました。もちろん、素人なので出来は「それなり」。四角く伸ばすべきところ、アメーバみたいな形になっちゃいましたぜ。しかも細く切れず、フェットチーネみたいな蕎麦になっちゃいました^^;)。ま、ご愛嬌。上の写真がその成果。右が私たちの麺、左がお店のご主人が打った麺。一目瞭然…

 蕎麦ができたら、あとは茹でてもらって試食タイム。オプションで飲み物や天ぷらも頼めます。天ぷらをそえたら、立派な夕食。美味しかったです。ネックなのは少々お値段が高いことかしら。体験+試食で4,900円。オプションの天ぷらは+800円。外国からいらした方にとっては高いかも。また、ご招待する場合はこの数倍になっちゃうから、これまた結構なお値段に。

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 「蕎麦打ち体験」の前に、私たちは「やねせん」界隈を散策しちゃいました。面白かったです!金太郎飴屋さんがあったり、染屋さんがあったり。

 根津神社を訪れ…
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 根津神社内の乙女稲荷で、千本鳥居をくぐり… (京都の伏見稲荷みたい!)
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 街中にあったワゴンのお店でコーヒーを飲み… (載せていいって言ってくださったので載せますね)
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(「juice」という移動式のカフェです。お兄さんがとてもフレンドリーな上、自家焙煎のコーヒー豆を丁寧にネルドリップで淹れてくれるので、とってもとっても美味しかった!!ドイツ人の友達が「ここで飲んでみない?ごちそうするから❤」と言ってくれて立ち寄ったのですが、正解でした。お世辞抜きで、珈琲専門店より美味しい!是非おすすめ。 サイトは → コチラ。)

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 …そんなワケで、楽しい半日を過ごしました。もし、外国からお友達が来て案内することになったら、オススメです。
by Alichen6 | 2015-03-21 10:46 | つぶやき | Comments(2)

感涙~~


 すっごくよかった~~(ToT) 

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 今日は午前中がリハーサルだそうで、午後に会う予定。とりあえず「ヤネセン」を案内し、夕方から蕎麦打ち体験にトライしちゃいます!詳しいことは後日、ご報告させてくださいねー。そして明後日の木曜日は鎌倉へ行くつもりなのですが、天気がどうなるか… これもまた、ご報告させてちょ❤ コメント欄やメールでいろいろご提案してくださって、本当にありがとうございます!!!!
by Alichen6 | 2015-03-17 09:34 | ドイツのこと | Comments(0)

大好物のリッター❤


 皆様、日曜日の午後をいかがお過ごしでしょうか。私はと言いますと、やたら眠い。ひたすら眠い、とにかく眠い…。先ほど飲んだ紅茶に、何者かがネムリ薬を入れたらしいのです。そうだ、それしか考えられない!!!

 …などとくだらないことを書いちゃってスミマセン。話は変わりますが、冬にドイツへ行くと、たんまり買い込むものがあります。それはですねー、「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」。 (「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」でも、「グ・リ・コ」でもありません。そして関西における「ピ・イ・ナ・ツ」でもありません。)←意味が分かる人、偉い!

 ドイツのチョコが日本の猛暑に耐えられるハズもなく、夏はチョコを買うのを断念しております。しか~し。冬はそんな心配もないので、私はミルカやらリッターやら、安い リーズナブルな価格のチョコを買いあさるのでした。季節限定のものも含め、これまでにかなり試した気がする・・・。

 そしてこのたび、一番好きなのは コレ (↓)だという結論に達しました。
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 フツ~のリッターは、4×4の16分割なのですが、これは3×3の9分割。カカオ・ムースというだけあって、カカオ感がハンパない。庶民の味方の安売りスーパー、HIT や EDEKA では、ぬゎんと90セントの時もありました。1ユーロしないなんて安い! 次に行ったときは、こればかり50枚くらい買ってみんなに配りたい!(=5キロになりますが…)

↓ 3年くらい前に撮った画像で恐縮ですが、ベルリンにあるリッター・シュポルト専門店。今もあるハズ。ありとあらゆるリッターが売ってます。カスタマイズもできちゃうみたい。ただし、ここで買うと定価です^^;
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by Alichen6 | 2015-03-15 16:47 | ドイツのお菓子 | Comments(4)

 皆様、おはようございます。いつの間にか3月も中盤に差し掛かりました。あの震災から丸4年が経ったんですね。被害に遭われた方々が、一日も早く穏やかな暮らしを取り戻せますうように。

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 だいぶ日が経ってしまいましたが、映画の話の続きを…。 ベルリン映画祭(べるりなーれ)で私が見たのは2本。1本目は1925年に製作されたサイレント映画「Varieté」のデジタル復元版。映画はすっごーーーーーく、すっごーーーーーーーーくよかったです。きれいに復元されているので、画質も非常に美しく、はっきりくっきり。ワタクシ、主演の Emil Jannings (エーミール・ヤニングス)という名優が大好きなのです。とにかく演技が上手。冒頭、囚人服でがっくりうなだれているシーンが写ります。その背中が主人公の過去の全てを物語っており、若い娘に溺れて道を踏み外した冴えない中年男の悲哀がひしひしと伝わってきます。背中で演技ができる稀有な俳優さんだ~! 物語は、彼が過去を振り返る形で進みます。

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Varieté (ヴァリエテ) 1925年
監督:Ewald André Dupon (エヴァルト・アンドレ・デュポン)
出演:
Emil Jannings (エーミール・ヤニングス)
Maly Delschaft (マリー・デルシャフト)
Lya de Putti (リヤ・ド・プティ)

<簡単なあらすじ>
 主人公フラーは、空中ぶらんこの曲芸師として名をはせた男。しかし事故が元で曲芸ができなくなり、見世物小屋の主に転落します。ある日、若い踊り子ベルタ・マリーが彼の前に現れます。肉感的(よーするにぽっちゃり系)なベルタ・マリーに惹かれたフラーは、糟糠の妻を捨ててしまいます。その後、とある興行主と知り合い、劇場「ヴィンターガルテン」でも大成功。ところが興行主とベルタ・マリーが浮気をしているのを知ったフラーは嫉妬に怒り狂い、興行主を刺殺してしまいます。彼は自首し、囚人28号として悔い改める日々を送るのでした…。


淀川長治さんの解説 → コチラ
(こうして淀長さんの解説を改めて見てみると、ちょっと普通の解説とは違いますね^^; ご本人の感想を、あの独特の口調で述べているだけ…。こういう映画評が許されたのは淀長さんだからなんでしょうね。)

 このエーミール・ヤニングスはサイレント映画のころから大活躍した俳優さん。もう、何をやらせてもうまい。私が好きなのは「最後の人」(コチラ)。一流ホテルのドアマンから、ホテルのトイレ係に降格となった男の悲哀を描く作品です。セリフがほとんどない中、表情とたたずまいだけで物悲しさを表現しています。見た目はホントに冴えない中年男なんですよね。それが逆にリアル。トーキー初期の「嘆きの天使」では、マレーネ・ディートリヒと共演。誇り高い教授が若い女性に溺れて転落していくさまを、これまた見事に演じていました。(あれ?「ヴァリエテ」と構図は同じだな) 第二次大戦中はヒトラーのお気に入りとなり、UFAを代表する名俳優として数多くの映画に出演。それがアダとなり、敗戦後は連合国から映画の出演を禁止され、失意のうちに人生の幕を閉じたとのこと。

*****************

 実は今回の上映、とあるパフォーマンスグループとのコラボだったのです。チケットはオンラインで申し込んだのですが、「パフォーマンスつき」とあったので、私はてっきり、よくあるピアノかオーケストラの伴奏つきかと思っていたのです。ところが蓋を開けてみたら違いました。「The Tiger Lillies」というバンド(というか、パフォーマンスグループ)とのコラボでした。それがですねー、甲高い声で「ヴァリエテ~ ヴァリエテ~♪」と繰り返しながら、メロディに乗せてストーリーを解説するという趣向なのですが、とにかく甲高くて耳障り(←悪口ですみません!)。しかもストーリーを先取りして歌っちゃうし、音も大きいしで映画が楽しめないのです。映画に張り合ってはいけないと私は思うんだけど、本人たちは気持ちよさそうに楽器をならし、男性のキンキン声で歌を歌い… ごめんなさい、若い人たちには大ウケのようなのですが、私は拒否反応が出てしまい、途中から耳を塞いで鑑賞しました。本当にごめんなさい。終わったあと、観客(特に若い層)からは拍手喝采でしたが、私は「やっと騒音から解放される…」との思いで劇場を後にしました。つまり、私がオバサンということなんですよね。

コラボレーションの様子は、この動画で少しだけ見られます(実際よりソフトに思える・・・) → コチラ

 サイレント映画を若い人にも見てもらうためには、従来の静かな音楽ではなく、こういった新しい試みも必要なのは理解できます。なんでもやってみないと分かりませんものね。だけど私は苦手。映画はあくまでも映像が主役。音楽はBGMに徹してほしい。まして映像と張り合うなんて論外!と思ってしまいました…。悪口書いてスミマセンっ

 

ちなみに、会場は Berliner Festspiele (ベルリーナー・フェストシュピーレ)という劇場でした。
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by Alichen6 | 2015-03-11 09:27 | ドイツ映画 | Comments(0)

メルケル首相の講演


 昨日はメルケル首相の来日講演でしたね。ワタクシ張り切って申し込んだのですが、見事にハズレ。ガッカリしたのですが、ネットで中継されると聞いてホッ。 しっかり最初から最後まで聞きました。

 …とっても心に沁みるいい講演でしたね。じーんとしちゃいました。昨日の動画・日本語訳・原文がそれぞれネットにUPされていましたので、ここにURLを貼りますね。もし、まだご覧になっていない方がいましたら、是非。

      昨日の動画は → コチラ
      講演の日本語訳は → コチラ(その1)コチラ(その2) コチラ(その3)
       質疑応答は → コチラ(その1) と コチラ(その2)コチラ(その3)
      ドイツ語の原文は → コチラ

 メルケルさんの講演は、やはりヴァイツゼッカー元大統領が戦後40周年に行った名演説がベースになっているなぁと改めて感じた次第です。ただ原稿を読むのではなく、一言一言考えながら丁寧に読む姿から言葉の重みを大切にしているのが伝わってきて感動しました。さらに感心したのは質疑応答。質問者(学生さんも多くて感心。多少、事前のすり合わせはあったのかも?)の質問もズバリ聞いてもらいたい事柄だったし、それに対して真摯に答える首相の姿も印象に残りました。

 私がドイツかぶれだから何でも素晴らしく思えるというのも、もしかしたらあるかもしれません。だけど、そういうのを差し引いても、やっぱり昨日の講演は心に響くものでした。一方で、メルケルさんが指摘したことは、ある意味「当たり前」のことである気がします。この「当たり前」が「当たり前」でない我が国…。先行きを思うと不安になります。
by Alichen6 | 2015-03-10 15:49 | ドイツのこと | Comments(2)

お知恵を拝借したく…


 皆様、今日は肌寒いですがいかがお過ごしでしょうか?実は3月の半ばにドイツのお友達がやってきます。彼女はバイオリニストでして、所属のオーケストラと一緒に演奏旅行で来日するのです。で、オフの日に一緒に遊ぶのが恒例となっているのです。

 彼女は旧東ドイツの出身で、オーケストラももちろん、旧東ドイツの楽団。東西ドイツが再統一される前からの付き合いなので(日本で知り合いました)、知り合ってもう27年。日本に来るのもおそらく10回目か11回目でして、私ももうネタ切れ。喜んでもらいたいなーと思うものの、思いつく名所は全部案内しちゃった…。前回は屋形船と江戸切子体験でした(コチラ)。その前は確か、茶の湯に挑戦したんだっけ。浅草や明治神宮はもちろん、江戸東京博物館も案内したし、庭園系もかなり見せちゃった。隅田川下りもやったしなぁ…。うーん、今度はどうしよう。はとバスツアーとかもいいかな?

 …ということで、もしお知恵を拝借できましたら幸いです。東京の名所をほぼ網羅してしまったドイツ人が喜んでくれる所ってあるでしょうか?過去にも何度かブログでお尋ねしているんですよね、ワタシったら。その時にいただいたご提案も読み返しています。おお、鎌倉はまだだったっけ・・・。1日まるまるオフという日があるので、鎌倉へ行くのもアリですよね。生け花体験みたいなのってないのかしら?私ももう少し調べてみますー。

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日記とはまったく関係ありませんが、お気に入りのお店を…。Bio流行りのドイツですから、きっとこの類のお店はたくさんあるのだと思います。ここしか知らないので、ほかの Bio-Laden をご紹介できず申し訳ないです…。なぜか、ここでオーガニックの化粧品や豆類・粉類(日本でパンを焼くときに入れる)、オーガニックのハーブティなどを買いこむ(それも大量に)のが恒例となってしまいました。ガサガサっとカートに入れ、レジでどさっと出すと店員さんに驚かれることも…(苦笑)

ちなみに、この画像の支店は、リューデスハイマー・プラッツという駅が最寄駅です。
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by Alichen6 | 2015-03-06 11:38 | つぶやき | Comments(14)

 ドイツで見た映画その2。これもベルリン映画祭とは関係なく、一般の映画館で上映された作品です。「これ見たい!」シリーズで挙げた作品でございます(その時の日記は → コチラ

 ベルリンでドイツ人の友人に会ったら、「Frau Müller muss weg は面白いよー。今のドイツの学校が抱えている問題を揶揄しているから」と言われたのです。で、こりゃ見ないとアカンなーと思ったのでした。あちこちの映画館でまだ上映されていたのですが、タイムスケジュールとにらめっこした結果、ベルリン南西部(シュテーグリッツ)にある小さな映画館がいちばん便利!ということで、そこまで行ってきました~。

『Frau Müller muss weg!』 (直訳:ミュラー先生を追い出せ!) 

監督:Sönke Wortmann (ゼンケ・ヴォルトマン)
出演:
Gabriela Maria Schmeide (ガブリエラ・マリア・シュマイデ)
Justus von Dohnányi (ユストゥス・フォン・ドホナーニ)
Anke Engelke (アンケ・エンゲルケ)
Ken Duken (ケン・ドゥーケン)
公式サイトは → コチラ

 とある公立学校で保護者会が開かれることになりました。眉間にしわを寄せながら、先生が教室に現れるのを待つ保護者たち。彼らは真剣でした。子供たちの成績が振るわず、このままではギムナジウムに進めない!成績がパッとしないのは先生の指導が悪いからだ‼ ミュラー先生を保護者の力でクビにしなくては‼‼
 …教室に現れた先生は、人の善さそうなベテラン女性教師。保護者たちは先生に詰め寄り、先生はショックを受けて教室を出ていってしまいます。先生を手分けして捜す保護者たち。そのうち、彼らにも「温度差」が出てきます。彼らのトホホな過去が明るみになったり、先生を捜すうちにプールへ飛び込むハメになったり…

 …と、これだけ書けばただの「モンスターペアレンツ物語」なのですが、俳優たちが個性的で演技も達者。軽妙なセリフのやり取りにぷぷっと笑っちゃう。ネタバレになるといけないのでラストは書けませんが、しっかりオチもあって鑑賞後も気分さわやか。学園モノなのに、まったく子供は出てきません。親のエゴがぶつかり合い、見ている側も思い当たるフシがあり(日本はモンスターペアレンツ大国ですから)、ちょっぴりバツが悪くなったりするのでした。

 先日ご紹介した日記でも書いたのですが、先生役の女優さんは安定の演技。この女優さん、前はここまでふくよかじゃなかったのに…と思うくらい、二の腕がぱっつんぱっつん。地味ィな服を着ているのですが、それが逆に先生の人柄の善さを物語っているよう。子供たちをかわいがり、彼らの長所を伸ばそうと日々頑張っているであろう姿が想像できます。だけど、親にとってはそんなの関係ナイ。とにかくいい成績をつけてもらいたいのです。ギムナジウムに進み、やがて大学へ行き、将来は安泰…

 一昔前まで、ドイツ人は必ずしも学歴重視ではなく、手に職をつけることを重視したと聞いていましたが(ワタシが若いころの話)、今は違うんですよね。私の友人たちも、子供たちはみんな大学生の年頃。ギムナジウムを出たあと、1年くらい外国へ行って英語力に磨きをかけ(オーストラリアやカナダが多いみたい)、帰ってきたら大学で学問を。やがて良い企業に就職し、安定の未来が約束される…

 …というのが多いような気がします。あくまでも私が得た個人的な感触ですが、友人のお子さんはみんなこのコース。とにかく、ギムナジウム進学が危ないと、親御さんは焦るらしいです。そこでドイツの人から教わった言葉。

     Helikopter-Eltern
                              ヘリコプター・ペアレンツ  ブ~~ン…


ウィキによると、ヘリコプターという言葉が最初に出てきたのは1969年のこと。イスラエルの教育学者が、過保護すぎる親を、常に子供を上空から見張るヘリコプターに例えたのが始まりみたいです。このヘリコプターペアレンツが度を過ぎるとモンスターペアレンツになっちゃうんですね…。




 ところで、この作品を見た場所は、映画祭とは無縁の素朴な映画館でした。でもね、椅子はきちんと手入れされていてフカフカ。しかもドイツ人仕様なのでサイズがゆったり。スクリーンに下がる赤いビロードの幕も懐かしい。最先端のシネコンも快適でいいけれど、こうして映画の伝統を守っている小さな映画館も味わい深いですね。すっごく、すっごく居心地がよかったです。

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by Alichen6 | 2015-03-05 10:53 | ドイツ映画 | Comments(2)