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by Alichen6
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e0141754_1129510.jpg 以前、このブログでもご紹介したことがあるのですが、吉祥寺にステキなドイツ雑貨のセレクトショップがあります。記事はコチラ。そー、DDRの「キケリキー卵立て」を買ったお店です。そのお店のオーナーさん(仲良くしてくださっています)から催しのお知らせをいただきました。その名も「ドイツ・クリスマスイベント in 渋谷」。関東限定のお話で恐縮ですが、ご興味がありましたら是非。ワタシも行くつもりでおります。

ドイツ・クリスマスイベント in 渋谷 詳細は → コチラを。

 第一部は久ベルリン在住のライター久保田由希さんのトークショー&ティータイムだそうです。この方はNHKラジオテキスト「まいにちドイツ語」で「ドイツの gemütlich なくらし」というコーナーを担当していらっしゃいます。そして第二部はクリスマスマーケットですって。11月4日(月)11時から。

 それにしても、つい1~2週間前まで灼熱の中で苦しんでいたのに、やはり秋は来るもんですね。ありがたや~ありがたや~。しかも10月になれば、クリスマスシーズンも間近。ドイツ風に言うと「既にドアの前に来てる」って感じ。そしてクリスマスが終わると年末…。早いなー。

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by Alichen6 | 2013-09-29 11:31 | Comments(0)

 …などと、いきなりオヤジギャグ的なノリで失礼いたします。いえね、先日「富澤商店」@新宿京王百貨店 へ行ったのです。パン用ライ麦全粒粉がなくなっちゃったので、それを買いに行ったのですが、そこでこれを見つけてしまいました。

  じゃじゃーーーーん!!!
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…と騒ぐほどでもないかもしれないのですが、それでも嬉しかったのでお許しください。そー、Marzipanrohmasse、いうなれば「生マジパン」、ドイツ語なら「生まるちぱん」です。今年こそ余裕を持ってシュトレンを焼こうと固く決心しているワタシ。熟成に時間が必要なのです。そしてアンパンにあんこが欠かせないように、シュトレンにはマジパンが欠かせないとワタシは勝手に信じているのです。それが買えて嬉しい!しかもドイツ製!ホンモノ!Hurra! (ちなみにオンラインショップでも同じものが買えます。ご興味のある方は → コチラ

マジパン(Marzipan) とはナンジャラホイ? …てなわけで、横着して大変恐縮ですが、過去の記事から引用させてください。既に2回ほど引用しているので、ほとんどの方が既に読んでくださっているのだと思いますが…すみませんっ

***********(過去の日記から)******************

『シュトレンにもマジパンが入っていることが多いのですが、このマジパンのルーツって何だろう・・・?うちにある料理本や料理辞典を開いてみましたら、どれにもほぼ同じ説明が載っていました。

・マジパンの起源については諸説ある。オリエントから伝わったとする説。イスラム圏からスペインやポルトガル経由でヨーロッパに入り、十字軍の遠征で広まったという説、などなど。

・ドイツでは、18世紀までマジパンは薬としてApotheke(薬屋)で売られていたそうです。砂糖の含有量が増えるにつれてお菓子として珍重されるようになり、やがてお菓子屋さんが作るようになったとか。

・ハンザ都市リューベックに残る言い伝え。同じ話が複数の本に載っていました。1407年、リューベックは敵に包囲され、深刻な食糧難に陥ったそうです。市の倉庫に残っていたのは砂糖とアーモンドだけ。市の参事会は「この二つの材料でパンを作った者に褒美を与える」との命令を出しました。そこであるパン職人がアーモンドを砂糖と練って、パンの形に整えたとのこと。この「パン」は聖マルコの日に市民に配られました。この、「Marci Panis(マルコのパン)」が、Marzipan の語源となったとか。 リューベックの老舗の一つ、Niederegger (ニーダーエッガー)というKonditorei (お菓子屋さん)のマジパンは有名ですよね。

ただし、この「飢餓からマジパン誕生説」、イタリアやスペインの町でも似たような言い伝えが残っているそうですよ。確かに説得力のある「ちょっといい話」ですもんね。「マジパン(まるちぱん)」の語源についても諸説あるようです。ドイツ語のWiki には、ペルシア語のmärzäban (辺境伯) や、ギリシア語の mazaz(粉で作られたお粥)が語源であるとする説も紹介されていました。』

…だそーです。自分でもすっかり忘れておりました。ともかく!10月中に絶対マジパン入りシュトレンを焼くぞ!焼いた暁にはまたブログでご報告いたしますね。


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by Alichen6 | 2013-09-29 10:59 | ドイツの食べ物 | Comments(4)

シュタルンベルガー湖


 この夏、久しぶりにミュンヘンへ行ったのですが、そこからさらに Starnberger See (シュタルンベルガー・ゼー)という湖に行っちゃいました。最初から計画していたワケではないのですが、お仕事でルートヴィヒⅡ世(1845年-1886年)とかかわることがあり、彼が溺死した湖を見てみたくなって突然行っちゃったのです。思っていたより近くてビックリ。ミュンヘン中央駅から電車で数十分。そしてそこからゴーカな遊覧船に乗り、ルートヴィヒⅡ世が幽閉されていた「ベルク城」付近まで15分程度。ちなみにルートヴィヒⅡ世とは、あのシンデレラ城…じゃなかった、ノイシュヴァンシュタイン城を建てちゃった王様です。キャラの濃ゆ~い王様でしたね…。「狂王」や「メルヘン王」などとも呼ばれ、現実世界から逃避し、芸術とゲルマン神話とおとぎ話の世界に生きた人。とにかくいろいろな伝説を残した王様です。安易なウィキの引用で恐縮ですが、さらにご興味がおありでしたら → コチラを。

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 …ともかく、ルートヴィヒⅡ世は湖で謎の溺死を遂げます。湖の対岸まで泳げちゃうくらい水泳の達人だったのに、足がつくほど浅いところで。うーん、ナゾだ~~ 王が溺死した(と言われる)地点に木の十字架が立てられておりました。
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 王の死因も、実は謎に包まれているんだそうです。溺死ではなく射殺だったという説や絞殺説も。そして湖のほとりにある一軒の家に、次のようなプレートが掲げられておりました。ちょっとピンぼけですみません。
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 この小屋(今は手入れされてキレイになっていますが)を建てたのは、ヤーコプ・リードルさんという漁師さんだそうです。彼はルートヴィヒⅡ世に仕え、湖から王の溺死体を引っ張り上げたとも言われているそうな。ところがそれはナゾだらけ。死後硬直などから逆算すると、王の遺体は4時間ほど、この小屋に置かれたことになるんだそうです。では、その4時間は何をしていたのでしょう?そしてこのあと、リードルさんは「突然」金持ちになったんだそうな。そして市長にまで上りつめたんだそうです。これは Schweigegeld(口止め料)をもらったためではないかとか、誰かに便宜を図った謝礼ではないかとか、いろいろ言われているそうですが真相はいまだ分からず…

 ルートヴィヒⅡ世はとっても有名なので、イロイロ本も出ています。何冊か読みました。あのシシィこと皇妃エリーザベトとは親戚で、とっても気が合ったそうですね。芸術と自由を愛すヴィッテルスバッハー家の血を最も強く引いた2人だからこそ、話も考え方も合ったのでしょう。

e0141754_10433661.jpg …と、謎の死を遂げた王の無念に思いを馳せながら、私は湖畔で巨大な肉料理をバクバクいっちゃったのでありました。ううぅ、スミマセンっ 前にも載せちゃった画像ですが、コレはここで食べたのでした^^;

 余談ですが、先日ご紹介した六草さんの「それからのエリス」にもありましたが、ぬゎんと森鴎外もこのシュタルンベルガー湖へバカンス(?)に行ったそうです。この湖には「Roseninsel(薔薇島)」と呼ばれる小さな島が浮かんでおり、ここにはルートヴィヒだけでなくシシィも好んで遊びに行ったんだとか。




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by Alichen6 | 2013-09-21 10:43 | ドイツ珍道中 | Comments(8)

「寄席」のお知らせ


 …すみません。最初にお詫び申し上げます。実はワタシ、性懲りもなくまた「寄席」に出ることになりまして。「まゆ毛犬」の分際で、皆様の前に顔をさらしてしまいます。ホントに申し訳ないっっ

 冗談はさておき、欧日協会さんのご好意で来月の20日(日)に寄席に出させていただくことになりました。もし、もぉぉぉぉ~し、この日がたまたまた空いていらして、「ほにゃく犬の漫談でも聞いてみるかな~」と思ってくださる奇特な方がいらっしゃいましたら、どうぞお越しくださいませ。

 ご案内のチラシは → コチラ
 欧日協会さんのサイトは → コチラ

 今回は今までと視点を変えて「ドイツ映画における日本」にスポットを当てたいな~ともくろみ中です。ワタシは研究者ではないので、あくまでも「ほにゃく犬目線」なのですが… しかもダックスなので目線もかなり低め。下から見上げるような感じでございます。お金を払って来ていただくので、頑張っていろいろネタを仕込んでまいりますね。

 そして!ぬゎんと今回はセミナー後にカリーヴルストを出してくださるそうです!!毎回、セミナーよりもその後のお茶タイムのほうが盛り上がっちゃいます。カリーヴルストをハフハフかじりながら、ドイツのお話で盛り上がることができましたら幸いです。。。


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by Alichen6 | 2013-09-19 10:24 | つぶやき | Comments(0)

Kusmi (くすみ) ティ~


 台風一過で気持ちのいい青空が広がっていますね。皆様、台風は大丈夫だったでしょうか?被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。ひどい被害でないといいのですが…

 ところでワタシは茶飲みほにゃく犬でして、朝から晩まで何かしらお茶をズビズビすすっております。昨年、フランス語の翻訳者さんからフランスのお茶をお土産にいただき、ウハウハ喜んだことがありました(ブラボー!お土産大好き(←コラ)。ありがとうございました。)それがですねー、香りのついたお茶のアソートなのですが、ドイツのハーブティとは一味違い、これがまたウマい。今回、ベルリンの巨大デパート KaDeWe でも売っていたので、買って帰ってホクホクしております。日本でも売っているので、これがなくなったら買っちゃおうっと。

 英語で「アイスティ」と書いてあるのですが、ホットでもOKみたい。私はホットでグビグビ。紅茶・緑茶・中国茶など、ベースのお茶の種類もイロイロ。どれも香りがステキ。デトックス(毒出し)茶もありますぜ。腹黒いワタシにピッタリ。
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 昨年いただいたもの、そして今回買ったものは共にティーバッグのタイプなのですが、不織布じゃなくてガーゼ!それが何ともオシャレなんですねー。12種類×2の24パック。オレンジやシナモンなどの香りが多い気がします。こうした香りが苦手な方にはオススメできないのですが(我が家の男性陣は飲めない。「クサイ」と言いやがります)私は大好き♪ 毎晩、これを淹れて飲むのを楽しみにしています。

 そしてありがたいことに日本でも入手可能。ウレチイ。

 Kusmi ティの公式サイトは → コチラ
 こんなオンラインショップもありました → コチラ

 ちなみにドイツで買った24袋入りパックは25ユーロ(=3250円)でした。ちょっとワタシには贅沢かな?とも思ったのですが、「きっと日本ではもっと高いだろう」と思い直して買っちゃいました。ところが日本では同じやつが3255円。ドイツで買っても5円安いだけ。フランスとは同じユーロ圏なのになぁ。なんとなく損した気分… あ、セコい話ですみません^^;

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by Alichen6 | 2013-09-17 11:31 | つぶやき | Comments(6)

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 昨年、『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』という本に出会い、とってもとっても感動したことは日記に書きました(コチラ)。著者はベルリン在住のジャーナリスト、六草いちかさん。そして今月上旬に待望の第二弾が出たのです!




『それからのエリス
いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影』
六草いちか著、講談社







e0141754_23394149.jpg 前作では、「舞姫」に出てくる「エリス」のモデルとされる女性を特定するまでの過程が流麗な文章で詳しく描かれておりました。六草さんの「エリス」捜しの旅は、偶然から始まったそうです。エリスが日本を訪ねたことは確かな事実であるため、六草さんは船の乗客名簿を調べ、エリーゼ・ヴィーゲルトという女性がそれではないかと突き止めるのです。その裏付けのために教会の洗礼記録や当時の住所帳など、考えられる限りの資料を徹底的に調べ、気の遠くなるような検証を重ねておられました。

 そしていよいよ続編。今回も前作同様に丹念な調査が重ねられ、エリーゼのその後が流れるような文章で綴られております。実はご縁があって昨年今年とご本人にお会いしてお話を伺ったのですが、前作は「エリーゼのために」(←ご本人談^^)、そして今回は「鴎外のために」書かれたとのこと。エリスのモデルとされる女性については昔から多くの学者や研究者が特定を試みてきたようです。その中には、エリスにとっては屈辱的な説もあったとの話。そんな「汚名」を晴らしたい、という気持ちがあったそうです。また、鴎外についても「身ごもったエリスをポイ捨てした身勝手な男」という見方も多かったそうな(ハイ、私もそう思っていました。ううぅ、鴎外さんごめんなさい)。ところが今回の本で、それがまったくの誤解であり、鴎外は純粋にエリーゼのことを愛していたのだろう、そして身を切る思いでエリスとの関係を断ち切ったのだろうということが伝わってくるのです…。うるうる。

 新聞やネットの報道では、「ついにエリスのモデルとなった女性の写真を発見!」ということばかりが話題になっていますが、これ以外にも驚くような発見がたくさん書かれています。もちろん証拠つき。「ひぇ~~」とか「ほほう~」とか「うげっ」とか、とにかく驚愕の内容てんこもり(←ワタシは決して出版社のマワシ者ではないのですが、とにかくビックリです)。まるで推理小説を読んでいるような気分になりました。(なので詳細は書きませんね。ネタバレになっちゃうと面白さが半減しちゃう)。しかも私には、まるで六草さんがエリーゼ本人に導かれているかのように思えました…。野心も欲もなく、ただただ純粋に鴎外とエリーゼの純愛を信じて彼らの過去をたどっていった六草さんだからこそ、エリーゼの真の姿を追うことができたのだろうと心から思えます。エリーゼが垂らした細い、だけどキラキラ輝く美しい糸は、切れることなく過去へと導いてくれたんですね…。

 そして最後の文章に私はじーーんと来ました。これはネタバレにならないと思いますので引用させていただきますね。

『かつて、追い返されて帰って行ったときのエリーゼの笑顔、絶望のふちで『舞姫』をしたためた鴎外の背中。これは、ふたりの生涯の姿でもあった。』


*******************

14時追記:六草さんからコメントをいただいたので追記しますね。今日9月15日は、ぬゎんとエリーゼさんの誕生日なんだそうです!知らなんだ。まさにドンピシャの日にブログUPしちゃった!スゲー。

『朝の雨すごかったでしょう?
今日はエリーゼさんのお誕生日なのです。
125年前の今日、彼女は東京でお誕生日を迎えているのです。
(築地の精養軒、いまの時事通信社が建っているところ)
無念の帰国を迫られる滞在でしたから、あの雨は彼女の涙かと思ったり。』

(ほにゃく犬 注釈:エリーゼさんは、精養軒に滞在したのでした。レストランだと思っていたけど、元々はホテルだったんですねー。)


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by Alichen6 | 2013-09-15 00:29 | ドイツのこと | Comments(0)

トラビ・サファリ


 ベルリンの市内を自転車で回った際、「トラビ・サファリ」なるお店を発見。トラビを借りて市内をドライブするってヤツでしょうね。面白いから写真を撮っちゃいました。
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 この「トラビ・サファリ」のHPを覗いてお値段を見ちゃいました。結構高い…

トラビは定員4名、借りられるのは2時間。
1台に3~4人乗る場合は、1人につき79ユーロ。1台に1~2人の場合は1人につき89ユーロですって。うわっ 高っ

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by Alichen6 | 2013-09-11 22:19 | ドイツ珍道中 | Comments(0)

 先日、ドイツにお詳しい方から教えていただきました。アカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表作品が決まったよ~!と。えっ それはエライこっちゃ!と慌ててネットで確認したのであります。おお、これはまたワタシのツボではないですか!

『Zwei Leben』(直訳:2つの人生)
 監督:Georg Maas(ゲオルク・マース), Judith Kaufmann(ユディト・カウフマン)
 出演:Juliane Köhler(ユリアーネ・ケーラー), Ken Duken(ケン・ドゥーケン), Sven Nordin(スヴェン・ノルディン)

 公式サイト → コチラ

 

 本編を見ていないので、ネットのあらすじをざざっと読んだ内容だけちょこっと書いちゃいます。ノルウェー人の母とドイツ人兵士だった父を持つ主人公は旧東ドイツで育ちます。その後ノルウェーに渡り、静かで幸せな生活を送っていました。ところがある弁護士が現れたことで生活が一変。彼女に裁判の証言をするよう迫ったようです。彼女には隠している過去がありました。シュタージ(国家保安省、いわゆる秘密警察的な組織)の一員として働いていたのです。少しずつ狂い始める歯車、壊れていく幸せ… ううぅ、本編が見たいっ 私にとって、本当にツボのテーマ!

 主演のユリアーネ・ケーラーは安定の演技派。「名もなきアフリカの地で」や「ヒトラー最期の12日間」では重要な役を演じていました。ケン・ドゥーケンって、テレビドラマなどで何度か見かけています。ヤンキー(?)っぽいチャラ男だなーと思っていたのですが、30代半ばにさしかかり、雰囲気がよくなってきたような気がします。オトナになって落ち着いたのね。がはは。

 アカデミー賞の外国語映画賞部門にノミネートされるかどうかは来年の1月16日に分かるんだそうです。2006年には「善き人のためのソナタ」が、そして2007年にはオーストリアの「ヒトラーの贋札」がオスカーを獲得しています。せめてノミネートされるといいな♪ そしてご縁があるといいな♪(←毎度毎度、野望を書いちゃってスミマセンっ)


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by Alichen6 | 2013-09-09 10:49 | ドイツ映画 | Comments(2)

DDRの食器


今回もDDR(旧東ドイツ)の食器を買っちまいました。カップ&ソーサーが6客、それに砂糖壺が1個。全部で9ユーロ90セントなり。重いし割れ物だし、やめときゃいいのに好きなんですねぇ… こんな古ぼけた使い古しの食器なんて買ってアホですねぇ… 

昨年買ったDDRの食器(コチラ)はデッドストックだったので新品だったのですが、今年はモロ中古。ドイツのオークションサイトで落札し、送り先をホテルに指定して送ってもらいました。
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テューリンゲンにある VEB Porzellankombinat Kahla(カーラ磁器コンビナート) という国営企業が1970年に発表した Duett というシリーズです。ナルホド、コバルトブルーと白の チグハグだから 2色使いだからデュエットなんですね。北欧の食器みたいで 残念な 斬新なデザインでしょ。スタックできるところは、さすがのドイツです。このカーラという会社は19世紀に作られたそうで、コバルトブルーが売りなんだそうです。いわゆる「玉ねぎ柄(ブルーオニオン)」の食器で有名なんだとか。

なお、この「デュエット」については、このサイトに出ています(コチラ)。他の食器も載ってます。ぜ~んぶ旧東ドイツデザイン。よくある東欧っぽい柄だけじゃなく、当時としては斬新だったであろうデザインも紹介されています。共産主義の体制下でも、やはり「創造」への欲求はなかなか抑えられるものじゃなかったんでしょうねー。

…というワケで、この食器をタオルやTシャツでくるみ、スーツケースに入れて持ち帰ってきましたとさ。(途中、ちょっぴり持てあまして「捨てたろかー」と思っちゃったけど、やっぱり持ち帰ってヨカッタ。)

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by Alichen6 | 2013-09-07 18:16 | ドイツ珍道中 | Comments(2)

レーゲンスブルクへ


 今回ベルリンに3泊したあと、鉄道で南に向かいました。途中で寄ったのがレーゲンスブルク。そー、ワタシがドイツにどっぷりハマるきっかけとなったマンガ「オルフェウスの窓」第一部の舞台です。前から行きたいと思ってはいたのですが、ドイツ人の知人に「え?レーゲンスブルク?大して見るところもないよー」と言われ、ガックシきて行かずじまいだったのでした。今回、この機会を逃すともう行けないかも!と思い立ち、急きょ泊りがけで行くことになった次第です。

 ワタシったら「レーゲンスブルク(Regensburg)」って、てっきり「雨の城」かと思っていたのですが違うんですね。ドナウ川の支流であるレーゲン川から来ている模様。そしてそのレーゲン川の Regen の語源は諸説あるそうですが、ケルト語由来という説も否定できないとか。いずれにしても雨の Regen ではないようです。ローマ時代から「カストラ・レギナ(=レーゲン川の城塞)」と呼ばれる要塞都市だったそうで、当時の門が残っています。その後も帝国都市として栄えたとのこと。

ここから、マニアックな話になります。すみません。マンガを読んでいらっしゃらない方には「???」ですよね。すみません、内輪話です。お許しください。ご興味のある方は、下をご覧くださいね。


 さっそく本題に入ります。マンガのモデルとなった建物を探すべく、ワタシは張り切って町に乗り込んだわけです。参考にしたのは、古書店で以前購入した「オルフェウスの窓 大事典」と、次のネット。この方のサイトはホントに詳しく、とてもためになりました → コチラ 管理人のマーゴットさん、ありがとうございました。


 マーゴットさんのサイトに詳し~く書かれているので、ワタシなんぞが偉そ~に書いたところで恥をかくだけなのですが、それでもちょびっとだけ。

 駅からドナウ川の河岸まで歩いてすぐ。その間の旧市街に見どころが集まってくれていたお陰で、効率よく見ることができました。小さな、小さな町です。

いきなり現れたのがチョ~高級ホテル「マクシミリアン」。そー、ベルンハルト・ショルツ先生が泊まったホテルです。キッペンベルク夫人が邪魔したことでオペラハウスでのコンサートが中止になりかけましたが、クラウスたちの尽力で野外コンサートが開かれることになります。ショルツ先生に再び指揮をお願いすべく、イザークがホテル・マクシミリアンへ向かったのでした。
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ホテル・マクシミリアンの後ろは、ずっと公園が続きます。その中にポツンとあったのが「ケプラー記念碑」。そー、野外コンサートの際、このケプラー記念碑にピアノを載せてイザークがベートーベンの「皇帝」を弾いたのでした。天文学者のケプラーがかつて住んでいたため、こういった記念碑が作られたみたい。中にケプラーの胸像がどーんと鎮座していまして、ここにグランドピアノを置くのは無理^^;
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そしてレーゲンスブルクの大聖堂。マンガの中でも、あちこちに描かれていますよね。素晴らしい建物でした。夜はライトアップされており、町のあちこちから尖塔が見られました。
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イザークの妹フリデリーケが野菜を売っていたマルクト。意地悪しながらもフリデリーケのことがすっかり好きになってしまったモーリッツが、連日野菜を買い占めていた場所です。そして右手に写るのがノイプファーキルヒェ。ショルツ先生がフランクフルトへ帰ってしまったあと、イザークが教会の中でガックシくるシーンがありますが、そこがこの教会でした。マンガでこの教会の塔が描かれております。
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そしてドナウ川と並行して走るケプラー通り。イザークがピアノを教えた貴族の令嬢、カタリーナ・フォン・ブレンネルが住んでいた通りです。胸を病んで吐血したフリデリーケを心配したカタリーナが「私たちはケプラー通りのブレンネルです」と言って手をさしのべたシーンがありましたよね。この通りのどこら辺だったんだろう…
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ケプラー通りにあるのは、天文学者ケプラーがかつて住んでいた家。
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 ローマ人の城塞だった「カストラ・レギナ」の北門「ポルタ・プレトリア」。五賢帝として知られるマルクス・アウレリウスが建てたと言われているんだとか。今では一部しか残っていません。これがどこで登場するかというとですねー、マーゴットさんが詳しく書いていらっしゃいます。
 お面をかぶったヴィルクリヒ先生にユリウスは連れ去られてしまいます。そのユリウスを、クラウスが捜しにいくワケでございます。2人を見かけなかったかとクラウスが通行人に尋ねると、その男性が「ああ、そのふんそうのふたりなら、マルクス・アウレリウスの城砦あとからドナウの川上のほうへいったような気がするな」と答えるシーンがありました。ちなみに道を尋ねたのはマルクトです。背後に大聖堂が描かれておりました。描写が細かい!感心いたします。
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そしてマンガで何度も登場するドナウ川!川というのは地元の人に愛されるものですが、ゆったり流れていて見ていると落ち着く気がします。水害は怖いですが…。夕暮れ時のドナウはひときわ美しい。橋の上で小さな竪琴を演奏している若い女性がいまして、それがまたロマンチックでした。「千と千尋の神隠し」のエンディングで流れる曲、覚えていらっしゃいますか?あの時使われた竪琴と同じ楽器でした。カモメの声も入っています。風が強くて雑音が入ってしまったのが残念!


そしてトゥルン・ウント・タクシス城へ…

神聖ローマ帝国時代から郵便事業を一手に引き受け、巨万の富を築いたトゥルン・ウント・タクシス家。ドイツだけでなく、世界でも有数のお金持ちです。そのお城がレーゲンスブルクにあったんですね。とにかくスゲーお屋敷でした。この建物に、「オルフェウスの「窓」のモデルがあるとの話。だけどレーゲンスブルク初日に歩きすぎて足が痛くなってしまったワタクシ。その日は城の見学を諦め、足を引きずって宿に帰りました。気を取り直して翌朝このお城へ行ったのですが、やたらデカい。そして撮影禁止。チッ 結局、敷地内にあるカフェでお茶して帰ってきてしまいました。嗚呼、根性のないワタシ。皆様、長く引き伸ばすだけ引き伸ばし、肝心の「窓」をお見せできずにスミマセン。なお、お土産はトゥルン・ウント・タクシス印のグミ「グロリア」。
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このラベルで分かりますように、この家の紋章は「塔とアナグマ」なのです。なんでも、Turm und Dachs が Thurn und Taxis になったとか(お土産売り場のお姉さん情報)。そして「グロリア」というのは侯爵夫人の名前だそ~ですよ。

 トゥルン・ウント・タクシス家の大富豪っぷりは公式サイトで見ることができます。スゲー家 → コチラ

 なお、「オルフェウスの窓」によると、校長先生の娘エレオノーレはテオドール・フォン・ベーリンガー伯に見初められて結婚したワケですが、スパイの容疑で息子以外は全員虐殺されてしまいます。そのテオドールについての記載がスゴイのです。引用しますね。「当時 才気と美貌をもってきこえた若いフォン・ベーリンガー伯テオドールは、あの有名なルドヴィヒⅡ世の取り巻きのひとりで、かのパウル・フォン・トルン・ウント・タクシス公と王の寵愛をわけあっているとうわさされた」。しかし校長先生は「しがない酒場のピアノ弾き」だったという過去を持ちます。そのため、2人の結婚はいわゆる「貴賤結婚」であるがゆえに、バイエルン王が大反対したとのこと。そのため、「フォン・ベーリンガー伯から、エレオノーレをトルン・ウント・タクシス公の養女にださないかという相談をうけた」のでした。その結果、エレオノーレは父親と縁を切り、トゥルン・ウント・タクシス公女としてテオドール・フォン・ベーリンガーと結婚したのでありました。嗚呼、いろいろな意味で、ひぇー!です。


…というワケで、1泊2日の「オルフェウスの窓」ツアー、しっかり堪能したのでした。長々とお付き合いいただき、ホントにありがとうございます。池田理代子さん、ただレーゲンスブルクの町を舞台にマンガを描いただけでなく、当時のバイエルン事情や歴史にもお詳しかったんだなーと改めて感心いたしました。ネットのない時代。衣裳1つ描くのでも、時代考証が大変だったでしょうね。

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by Alichen6 | 2013-09-05 11:51 | ドイツ珍道中 | Comments(6)