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by Alichen6
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 先日、とあるドラマの仕事をしていてギョギョっとなったことがありました。某・超大物政治家が鼻から何かを吸引して、恍惚の表情をするシーンです。ま、ま、まさかこの人、政治家のくせにドラッグを鼻から吸引してるの???

 ・・・ンなハズないので、慌てて調べました。Schnupftabak (嗅ぎタバコ)だったんですね。あーびっくりした。この政治家はチェーンスモーカーとして有名な人でして、煙を出せない場では嗅ぎタバコでしのいでいたんでしょうね。このタバコって欧米では常識なんでしょうか?粉末のタバコを鼻の粘膜から吸引して楽しむんだそうで、煙を出せない場所でもOKなので欧米では根強い人気があるとのこと。私は喫煙しませんし、あの煙が苦手なので(お勤め時代、周囲の人が全員喫煙者で、毎日しっかり燻製されていたので苦手になってしまいました)タバコのことはまるっきり無知。嗅ぎタバコも知らなんだ~~ 缶からタバコの葉を出して、紙にくるんで端っこをぺろっとなめ、巻きタバコを作る欧米人は多いですよね。そういえばホストファミリ~のお父さんは葉巻の愛好者でした。すげ~臭かったです。

 ところでこの嗅ぎタバコ、クンクンして吸い込んだあとはどうなるんでしょう?粉末ごと粘膜に吸収されるとは思えないのですが・・・。あとで鼻をかむんでしょうか?それで外に出せます? あ、でもドイツ人ってありえないくらいの音を立ててぶぶぶーーーーっと鼻をかみますので、粉末は排出できちゃうんでしょうね(スミマセン、お下品な話で・・・)

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 話は飛んですみません。あの~ セコい愚痴を吐いてよろしいでしょうか?休日前の火曜日の夕方。「今晩はドイツソーセージにしよう!」と思い立ち、隣の駅までチャリを飛ばしてお気に入りのドイツソーセージ屋さんへ行きました。ドイツで修行して免状も持っているおじさんが作っているお店なのです。時刻は5時55分。店に入ると先客がいたので、私はその人の後ろに立って並びました。Bratwurst にしようかな、それとも茹でてマスタードで食べようかな、などとワクワクしながら。そうこうするうちに、ばーさんがショーケースの中のソーセージをしまい始めたのです。前の人のお会計が済み、私がショーケースの前に立ったとたん、ばーさんはケースの電気まで消しやがりました。「あれ?」と私が言いましたところ、「閉店です」とばーさんは言い、それっきり。そのそばにソーセージ職人息子と無愛想なお嫁さんもいたのですが、みんな知らん顔。

ひどいっ!! ここは東ドイツ???

閉店時間の5分前からバタバタと片付け始め、客がいようがお構いなしに冷たく「終わりです」と言い放つのは共産主義のお店の専売特許でしたが、まさか日本でやられるとは思いませんでした(涙) でも気が弱いワタクシは、すごすごと引き返してきたのでありました。ちぇっ 招き猫で有名なお寺がある駅のソーセージ屋さん、お宅ですよ、お宅。お得意を粗末にしちゃいかんぜよ (スミマセン、腹が立ったのでついつい口が悪くなりました・・・^^;)
by Alichen6 | 2009-04-30 10:18 | ドイツのこと | Comments(12)

 豚インフルエンザ感染の拡大が心配されますね。日本やドイツではまだ感染は確認されていないということですが、対岸の火事だと言ってのんびりしてはいられない状況のようです…。パニックは避けなければいけないけれど、十分な警戒は必要ですよね。マスコミも煽ることなく、正確な情報を伝えるよう努めてほしいな~~と思います。感染された方々が早く回復されることを祈っております。

e0141754_8281544.jpg インフルエンザなどのウイルスが発生してパニックに至る、といったドラマや映画はあちこちで作られておりますが、ドイツにもありますです。2年近く前に制作されたドラマ「感染都市」。原作のタイトルは「Killergrippe 2008」。Grippe はインフルエンザのことです。ベトナムで発生した鳥インフルエンザが人間に感染、それがドイツにも拡大していく様子をドキュメンタリー風に仕上げたドラマです。もちろん架空の話なのですが、空港でサーモカメラにより発熱した乗客を探し、感染が疑われる場合はすぐさま隔離するなど、リアルだな~と改めて思ってしまいました。ドラマでは架空の薬「レジフル」という抗ウイルス剤が投与されますが、やがてその薬が効かない新型インフルエンザが発生し、大勢の死者を出すという最悪の事態に至ります。このたびの豚インフルエンザの発生を見て、このドラマが決して絵空事ではないと感じました。パニック・ムービーとして面白く作った、といった作品ではないですし、少々誇張しすぎの感も否めませんが、インフルエンザのパンデミックがひとたび起こるとどうなるか、極限状態に置かれると人間はどうなるか、というシミュレーションとして見るのにいいと思います。ワクチン開発の過程なども描かれております。もしよろしければレンタルなどでご覧になってみてくださいね。
by Alichen6 | 2009-04-28 08:32 | ドイツ映画 | Comments(12)

 YouTubeでリヒテルを検索しているうちに、古~いドキュメンタリーを見つけてしまいました。なんと日本語字幕入り!懐かしの「パチ」で打たれた字幕です。実は私も全部は見ていないのですが(スミマセン)ここでUPして、ゴールデンウィーク中にでも少しずつ見ようと思っています。載せている途中、チラっと見えたのですが、ショパンの革命エチュードなども弾いてくれている模様。












by Alichen6 | 2009-04-28 08:00 | つぶやき | Comments(4)

 先日、リヒテルが弾いたブラームスのピアノソナタを載せちゃいました。そのリヒテルが弾いた力強い「展覧会の絵」をもう一度聴きたくなり、YouTube で探してみたら・・・ ありました。私が昔持っていたレコードと同じ演奏かどうか分からないのですが、ちょっと嬉しかったのでこちらも載せちゃいます。ラベル編曲によるオーケストラの「展覧会の絵」よりも、ピアノのほうが好き❤ 









 ざざっと「スヴャトスラフ・リヒテル」で検索してみたのですが、ドイツ系ということで何か苦労があったか、といった内容は見つけられませんでした。後日図書館にでも行ってみようかと思っています。。。
by Alichen6 | 2009-04-26 22:07 | つぶやき | Comments(2)

昨日はドイツ国内では最も権威のある映画賞、Deutscher Filmpreis の結果発表が行われました。あとでゆっくり日本語でも書こうと思いますが、とりあえず結果だけ。やっぱり前評判の高かったJohn Rabe が総なめって感じでした。日本でも昨年のフィルメックス映画祭で公開された Wolke9が銅賞に。作品賞にノミネートされていた作品の予告編はコチラ(過去ログです):

<Bester Spielfilm>(作品賞)
John Rabe (Filmpreis in Gold) – Produktion: Mischa Hofmann, Benjamin Herrmann, Jan Mojto
Im Winter ein Jahr (Filmpreis in Silber) – Produktion: Uschi Reich, Martin Moszkowicz
Wolke Neun (Filmpreis in Bronze) – Produktion: Peter Rommel



受賞のスピーチがユニ~ク。彼が好んで食べた中華料理を紹介しています。geschmorter Schanghaier Frosch (上海カエルの蒸し煮??)と私には聞こえるのですが・・・。「グロテスクに見えるけどチリソースがかかってて味は天下一品」なんだそーです。これが受賞のあいさつ。プレゼンターはハイケ・マカチュ。

<Beste darstellerische Leistung - männliche Hauptrolle>(主演男優賞)
Ulrich Tukur – John Rabe

<Beste darstellerische Leistung - weibliche Hauptrolle>(主演女優賞)
Ursula Werner – Wolke Neun

<Beste darstellerische Leistung - männliche Nebenrolle>(助演男優賞)
Andreas Schmidt – Fleisch ist mein Gemüse

<Beste darstellerische Leistung - weibliche Nebenrolle>(助演女優賞)
Sophie Rois – Der Architekt

<Beste Regie>(監督賞)
Andreas Dresen – Wolke Neun


<Bestes Drehbuch>(脚本賞)
Özgür Yıldırım – Chiko

<Beste Kamera/Bildgestaltung>(撮影賞)
Kolja Brandt – Nordwand

<Bester Schnitt>(編集賞)
Sebastian Thümler – Chiko

<Bestes Szenenbild>(プロダクションデザイン賞)
Tu Ju Hua – John Rabe

<Bestes Kostümbild>(衣装デザイン賞)
Lisy Christl – John Rabe

<Beste Filmmusik>(音楽賞)
Niki Reiser – Im Winter ein Jahr
by Alichen6 | 2009-04-25 07:25 | ドイツ映画 | Comments(12)

 調べ物をしているうちに YouTube で発見し、病みつきになってしまった画像(と言いますか、音楽)です。




若きブラームスが憧れのクララ・シューマンに捧げたピアノ曲です。情熱的で素敵♪ 愛を感じます・・・ 夫ロベルト・シューマンもクララ・シューマンも、ブラームスの才能にほれ込んだと聞きましたが、確かにスゴイ。素人が聴いても驚くんですから、プロが聞けば無限の才能を秘めていることは一目瞭然だったでしょうね・・・。演奏はスヴャトスラフ・リヒテル。音楽にお詳しい方が大勢いらっしゃるので、ワタシなんかがアホなことを書くのはお恥ずかしいです・・・。が、少しだけ。大昔、親からリヒテルのレコードを買ってもらったことがあります。CDじゃなくて、レコ~ド^^; ムソルグスキーの展覧会の絵でした。音楽好きの父が「このピアニスト、すごいんだぞ~♪」と言いながら聴いていたのをよく覚えています。リヒテルってドイツっぽい名前だな~と思っていたのですが、やはり父はドイツ人なんですね。Richterさんです。1915年にウクライナで生まれたということは、第二次大戦では相当苦労したのでは・・・。在留ドイツ人として扱われていた、とウィキペディアにはあります。また改めていろいろ調べてみようと思います。
by Alichen6 | 2009-04-24 15:47 | ドイツのこと | Comments(7)

 こんなこと、ブログに書いていいのかな~と思いつつ、書いちゃいます。スミマセン、こんな話で。しかも若い女性からすると「このくらいではしゃいじゃって・・・」って感じかもしれません^^; おばちゃんにとっては何でも目新しいのだ~。 

 2月から、ずーーーーーっと慌ただしい日が続いておりました。4月の半ばで一段落しましたので、前から憧れていたエステちゃんに行ってしまったのです。と言いましても、初めてのことなのでたった1時間だけ。普段から家で「あー忙しい、忙しいっっ」と、ことさら忙しいモードを強調して家事をサボっていた手前、「エステに行く」とは家族に言い出しにくく、極秘でございます、ハイ。場所は英語の字幕翻訳家さんから伺ったところ(蒼井さん、ありがとうございました♪)。

 ほんのお試しのつもりだったので、一番安く短いフェイシャルのコース。お店はサロンというよりおしゃれなおうちといった造り。アロマの香りがとっても素敵。スタッフの方々はとっても感じがよく、しかもおしつけがましくないので(高い化粧品を売り付けるとか、そういったのはありませんでした)気後れせずにすみました。

 着いてすぐ、冷たいピーチのお茶をいただき、カウンセリング(問診とか聞き取り調査(?)みたいなヤツ)を受け、着替えて開始。それがですね~。顔とデコルテだけのメニューだったのですが、「パソコン仕事ばっかりやってて肩こりバリバリなんです~」と訴えたところ、背中や腕までマッサージしてくださっちゃって申し訳なかったです。同業者の方々は皆さん同じだと思いますが、とにかく肩バリバリ・眼精疲労・首バキバキがひどいですよね。相当こっていた模様。

 香りは自分で希望を言えるのです。私はローズとラベンダーのアロマをミックスしていただきました。そうこうするうちに、私はバクスイ。深~い、深~い眠りについてしまいました。

んがーーっっ014.gif

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 目覚めると1時間は終了。ワタシ的には10分に思えましたです。ほとんど寝てたのね(汗)  出かける前に緊急で仕事関係の連絡が入り、途中でもメールが来たりして、仕事が頭から離れませんでした(泣)。場所が白金台ということもあり、周囲には素敵なお店がたくさん。最初、「ええい、ゴーカなお一人様ランチをしてやるっ 今日は贅沢三昧だ~~」と一人で息巻いていたのですが、結局アタフタ急いで家に帰ることに。「ゴーカでハイソなひととき」は私には無縁だということを改めて認識した次第です。

 何となく後ろめたかったので家族には引き続き内緒だったのですが、心の隅で「あれ?今日は顔色がいいね~」とか言ってほしいな~と思ったりしておりました。が、だーれも気づかず。それどころか、「なんか疲れた顔してるね~」とまで言われてしまいました。家に帰ってからドタバタしたからなぁ。トホホ・・・。
by Alichen6 | 2009-04-23 09:08 | つぶやき | Comments(2)

パパ&ママ考


 先日、19世紀を舞台にした映画で「Papa」「Mama」が出てきました。原音でハッキリ聞こえるため、とりあえず「パパ」「ママ」と訳したものの、19世紀のドイツで本当に「パパ」「ママ」が使われていたんだろうか、「お父様」「お母様」という訳のほうが適切なのではないか、と悩み始めてしまいました。ワタシってば、悩み多きお年頃。

 独和辞典を引いても、単に「ママ」「お母さんを意味する幼児語」程度の意味しか載っていませんでした。そこで、家にある辞書をいろいろ引いてみましたところ・・・

★まず、1935年発行の der Sprach-Brockhaus を調べました。

Mama: Mutter (Franz. Lt. Gottschedzeit)
Papa: Vater (Kinderwort, Schwulstzeit)
ママ:お母さん(フランス語、ラテン語由来、ゴッチェートの時代)
パパ:お父さん(幼児語、(後期バロック文学の)装飾過剰時代)

ゴッチェートというのは18世紀の文芸学者・著述家だとか。よく知らないのですが、もしかして彼が生きた時代によく使われたのかなぁ? パパの項にあった「Schwulstzeit」は schwul の最上級とかじゃなくて(苦笑)、上に訳を書きましたように、後期バロック文学の装飾過剰時代を意味するんだとか。よー分からん。文学には詳しくないのですが、後期バロック文学のころって17世紀後半~18世紀初頭のあたり。ゴッチェートと少しだけカブりますね・・・。

★解決しなかったので、昨年オークションでゲットした私の宝物、袖珍獨和新辭林(明治29年発行)を引いてみました。袖珍獨和新辭林についてもしよろしければ旧ブログを:

Mama:媽々、カアチャン(小児ノ母親ヲ呼ぶ語)
Papa:阿爺(トト様)、父上(小児ノ語)

…Mamaの訳語が「カアチャン」で、Papaの訳語が「トト様」・・・。この差はどこから来るんだ?なんでトオチャンじゃないの?明治の父親ってガンコ親父ってイメージですので、怖かったんでしょうね。

獨和新辭林を引いてウケたことはウケたのですが、解決にはなりませんな~。

★次の手段として、グリム兄弟が編纂した辞書をネットで調べてみましたところ(一部だけ引用いたしますね):

MAMA, f. schmeichelname für die mutter, aus dem franz. maman, das hier im 17. jahrh. aus der kindersprache in die sprache der eleganten welt vorzudringen scheint, herübergenommen, und demzufolge in der fremden betonung mamá geblieben
(ママ:Mutterの愛称。17世紀にフランス語のmamanから借用、幼児語から上流階級へと広がった模様。それにより、ドイツ語ではないアクセントmamá(2つ目のマにアクセントです)が残った)

PAPA, m. wie mama aus dem französischen aufgenommen, mit fremder betonung papá,
(パパ:ママと同様、フランス語からの借用で、ドイツ語ではないアクセントpapá(こちらも2つ目のパにアクセント))

ニャルホド~。さすがグリム兄弟。何でも知ってますね~。17世紀にフランス語から借用された言葉で、幼児語ではあるけれど上流階級にも広まっていったとのこと。フランス語からの借用って上品でセレブっぽいですもんね。19世紀の家庭で使われていてもおかしくないということが分かり、ホッ。当たり前のことを長々と失礼いたしました。日本語の「パパ」「ママ」は何語から来たんでしょうね。やっぱりフランス語でしょうか。


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e0141754_18323432.jpg 先日、歌舞伎座の近くの文明堂でバウムクーヘンを見たのに買い損ねた話を書きました。そしたらこの週末、別のお店のバウムクーヘンに遭遇してしまいました・・・

ねんりん家」ですって。このお店、知りませんでした・・・。気になるお味は・・・



 …タマゴタマゴしたお味。



e0141754_1836569.jpg028.gifここだけの話ですが(unter uns gesagt)、ワタシはクラブハリエのバウムクーヘンのほうが好きです・・・
by Alichen6 | 2009-04-17 22:52 | ドイツ語 | Comments(14)

新味


久しぶりにハリボのグミ。新味です。ちょっと甘いような気はしますが、ドイツドイツしたいときにオススメ。プラザ(旧ソニプラ)で買いました。
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Fruity Bussi → 英語とドイツ語のチャンポンですな。Bussi は主に南部でよく使われるそうですが、Kuss (チュ~)のことです。動詞はbusseln、ほかにもBussel とか Busserl といった異形もあるんだとか。映画 Kirschblüten HANAMI で、バイエルン出身のお母さんが孫に「チュ~して」と、この単語を使っておりました。北部では聞かないような気がするなぁ・・・。
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中にドロ~リとしたジャムが入っております。左からオレンジ、マンゴー、ラズベリ~。

こちらは、フル~ツ果汁を増やしたグミ熊。近所のカルディで買いました。そう言われてみると、確かにスタンダードのものより果物っぽい感じはします。
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この形、やっぱりなごみますね♪ ワタシってば、実は味よりも形が好きだったりします。
by Alichen6 | 2009-04-17 10:01 | ドイツのお菓子 | Comments(0)

 実は先日、ロベルト・シューマンやクララ・シューマンのことをしこしこ調べておりました。ロベルト・シューマンはデュッセルドルフの音楽監督を務めていた時代があったんですよね。でも精神に異常をきたし、オーケストラの団員ともうまくいかなくなって辞することになるのですが・・・。歴代のデュッセルドルフ音楽監督の中にアウグスト・ブルクミュラーという人がおりました。ピアノ教本ですごぉ~く有名な、あの「ブルクミュラー」のお父さんですって。知らなんだ。そういえばデュッセルドルフに「Burgmüllerstrasse(ブルクミュラー通り)」という市電の停留所があるのですが(何を隠そう、私はそこでいつも乗り降りしておりました)、これもアウグスト・ブルクミュラーにちなんで名づけられた可能性がありますな。

 そんな偉大な父を持つフリードリヒ・ブルクミュラーでしたが、才能を惜しまれつつ早世した弟と違い、本人はイマイチぱっとしなかったんだそうな。26歳のときにパリへ移住し、そこでピアノ教師として活躍しつつ、練習曲を数多く書いたんだそうです。だからか~。子供向け練習曲のバイブル「ブルクミュラー25の練習曲」や「ブルクミュラー18の練習曲」では、小曲のタイトルがすべてフランス語ですよね。「子供のバイエル」から始め、あんまし楽しくないツェルニーの練習曲を終え、「ブルクミューラー25の練習曲」の教本を手渡されたときは、うれしかったなぁ・・・。ようやく曲らしい曲になり、ちょっとやる気が出た気がしたのですが(気のせいでした)・・・。

 ソミレドソミレドドラソファドラソファ・・・の「すなおな心」から始まり、「アラベスク」(←これは確か、子供のバイエルにも収録されてましたよね)で大人っぽい曲になり、パストラル(牧歌)、小さなつどい(当時は「子供の集会」って曲名でしたよね~)などなど、当時のワタシも「素敵~♪」と思ったものでごじゃりました。

 全音の「ブルクミュラー25の練習曲」の巻頭に解説が載っておりました。一部、引用させていただきますね。以下、引用です:
『本格的な作品では認められず、また、19世紀、ロマン派のキャラクターピース全盛の時代にありながら、サロン音楽の作家としての地位を築くこともなく、唯一、有能なピアノ教師としてピアノ教育用作品を多く書いたことで名を残すことになった珍しい作曲家です』(以上、引用終わり)

ちなみに、ブルクミュラーさんはこんなお顔 → コチラ チャ~ムポイントは、おちょぼ口♪

子供のころ、「ブルミュラー」と呼んでいたような記憶があるのですが、記憶違いでしょうか?原音に忠実な表記は「ブルクミュラー」です。
by Alichen6 | 2009-04-16 11:10 | ドイツのこと | Comments(4)