ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記 deutschali.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


by Alichen6
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ:ドイツのこと( 247 )



 皆様、おはようございます。ワールドカップ、昨日は残念でした。選手が頑張っただけに、後半の展開が気の毒な気がします。次は悔いのない結果になるといいなー。そして明日はドイツ対ポルトガル選ですね!これまたゴーカで楽しみです。

 さてさて、またまたお知らせをさせてください。実は~ 朝日カルチャーさんのご好意で、今月末の28日(土)に寄席…ではなくて、2時間のお話をすることになりました。場所は新宿校です。来てくださる方をガッカリさせないよう、一生懸命ネタを仕込んでおります。パワポ資料もパワーアップさせました。ほにゃく犬も今週中にトリミングに行く予定です。もし、もぉぉぉ~~し、ほにゃく犬の漫談を聴こうかなーと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、下のサイトをご覧になってくださいねー。

  「ドイツ映画の歴史」 → コチラ

  場所:朝日カルチャーセンター新宿校
  日時:6月28日(土) 13:00~15:00


  …でございます。
by Alichen6 | 2014-06-16 08:58 | ドイツのこと | Comments(2)

Er ist wieder da


 昨年の夏、ドイツの書店に生きましたら、白い本が山積みになっていました。手に取ってみましたら、どこかで見たような前髪が描かれております。そー、ヒトラー。

e0141754_2126265.jpg


しか~し。前髪だけでソレと分かるなんて、すごい髪型ですよねー。だけどその時はそれほど興味を持たなかったので買わなかったのです。その後、日本でも翻訳書が出ました。そして先日、その関連でトークセッションが開催されることを偶然知ったのです。この本の翻訳者さんと、NHK「テレビでドイツ語」のマライ・メントラインさんのトークセッションですって。これは聴きたい!面白そう!善は急げで、早速申し込んだ次第です。

 トークセッション『帰ってきたヒトラー』を語る! → コチラ
(最初は定員40名だったのですが、申し込みが殺到したそうで、急きょ大きな会場に変更となったようです。もしご興味がある方は、お問い合わせしてみてくださいねー。)

 トークセッションに行く前に、とにかく本を読んでおこうと思い、ネットで注文しました。なんと、ドイツ語の本であってもベストセラー級の本なら日本のアマゾンで扱っているんですよね。スゲー。実は先日も、フェルディナント・フォン・シーラッハのペーパーバックを買ったばかりです。日本語の書籍と同様、2~3日で届いたのでビックリです。このヒトラー本も注文してから2~3日で届きました。それで早速読み始めたというワケです。まだ最初の部分なのですが、面白い!ハマりそうな予感…。かなりブラックな皮肉満載です。ただ、第三帝国や現在のドイツに関する知識がないと「??」の部分もあるかも…。とにかく読み終えましたら、また感想をUPしますねー。

 
by Alichen6 | 2014-06-14 21:42 | ドイツのこと | Comments(2)

 マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の『ハンナ・アーレント』が中高年のお客さんを中心にヒットしたのは記憶に新しいのですが、その流れを受けて3月に中公新書から1冊の新書が出ました。著者はアーレント研究で有名な矢野久美子さん。
e0141754_14235270.jpg
 

 恥をしのんで白状しちゃいますが、私は哲学が苦手です…。読もうと思っても、どうも文章が難しくて頭に入ってこない。眠くなっちゃうし、読んだあとも結局は「???」。哲学書から「アンタ、頭ワル~い」と言われたように思えてトホホな気分になっちゃう。だけどこの本はハンナ・アーレントの一生を分かりやす~く解説してくれるので、こんなワタシでも理解することができました。アーレントの入門書みたいな本はたくさんあるけれど、この本がいちばん読みやすかった気がします。

 アーレントの思想に関する解説はもちろんですが、時代背景の説明が興味をひきました。ナチの台頭から開戦に至る緊迫した状況だけでなく、アメリカへ渡ったあとのユダヤ人の運命や、戦後のアメリカに吹き荒れたマッカーシズム(赤狩り)の様子など、彼女が生きた激動の時代が伝わってくるよう。そしてそういった時代背景が彼女の思想に大きな影響を及ぼしたことも、よく分かります。

 アーレントは「友達」を心から愛したようです。しかしアイヒマン裁判の傍聴記「イェルサレムのアイヒマン」を記したことで、その大切な友人の多くを失ってしまいます。身を切られるように辛かったに違いありません。それでも彼女は信念を曲げることがなかった。その強さはどこから来るのでしょう。この本によって彼女の生い立ちや彼女がたどった運命を知り、そのわけが少しだけ分かったような気がします。

 こちらの書評が分かりやすいです → コチラ

 もし、もおおお~しご興味がありましたら、是非。
by Alichen6 | 2014-05-19 14:22 | ドイツのこと | Comments(0)

『ベルリンでぷらぷら』


 先日、面白い本を貸していただきました。もう絶版になっているらしく、図書館か中古をゲットするしか読めないと思われる本です。しかも、もう古い。ですが、これが面白い!

e0141754_13113285.jpg『ベルリンでぷらぷら 天使の街でフツーに暮らした2年間』
市原千絵/双葉社


 著者は「植木等が昔演じたような、うすっぺらだが妙にタフな会社員になるのが憧れ」と公言する方。東西再統一直後の1992年から2年間、ベルリンの日系デパート(おそらく●越かと。今はベルリンから撤退してしまいましたが)で働いた経験を軽快(豪快?)な筆致で綴っています。

 それがですねー、すっごく面白い!フリーライターとして働いていた頃もあったとかで、とにかく文章がうまい。確かにちょっと筆が滑ってアブナイことも言っていますが、悪意はないと思います(ネットでは、職業差別では?と不快感をあらわにした書評もありましたが)。ご本人はドイツ語はできないとのことなので、時折ドイツ語の表記の間違いは見られるけれど、ご愛嬌。逆に、変なバイアスがかかっていない分、ドイツに対する見方が新鮮に思えます。92年~94年のベルリンといえば、統一は果たしたものの首都移転の前。東西分断当時のベルリンがまだまだ残っていたように思います。

 ワタクシ事で恐縮ですが、私がドイツにいたのは80年代後半。統一の前ではありましたが、私が当時のベルリンに感じた印象と、この方が書いているベルリンの印象は、それほど変わっていないのではと思えます。今でこそ、キレイでスタイリッシュで美しいベルリンですが、当時の西ベルリンはどちらかというとゴチャゴチャしていたし、東西分断の影を色濃く引きずっていたように思います。古い映画ですが、「クリスチーネ・F」や、ファスビンダーが描いた世界の印象。Zoo 駅は汚くて暗くて危険と言われておりましたし、フリードリヒシュトラーセ駅は国境駅だったこともあり、何とも寂しく、そして重苦しい印象でした。そして当然のことながら、当時の東ベルリンは今とは別世界。こちらはこちらで、西ベルリンとは違った緊張感がありました。もちろん、この本が書かれたのは統一後ですので、そんな暗さはみじんも感じられません。みんな不安を抱えながらも統一の余韻に浸っていたころだと思います。だけど、読んでいるとなぜか当時を思い出してしまいます。

 なお、90年代後半からベルリンは建設ラッシュ。「あちこち、常に工事中だった」って皆さんおっしゃいますよね。そうした段階を経て、今のような美しい姿に整っていったのでしょう。

 ところで。 これまた昔話&ワタクシ事で大変恐縮ですが、この著者の方と私には共通点があります。「現地採用」という点。私は花のデパガではなく、銀行勤めだったのですが、おそらく契約は似たような感じかと。「ドイツで働いてました~」と言うと、一見カッチョよく聞こえるのですが、実はそうではないのです。日本から駐在員として派遣されたら、「できる女」って感じでホントにカッチョいいのですが、私は誰でも応募できる「現地採用」扱い。日本の大学に求人が来て、日本で面接を受け、日本で決まったのだけれど、形式的には現地で雇ってもらった形でした。

 ああ、こんなくだらないことを書いてしまってスミマセン。もう四半世紀前のお話です。いえ、決して感傷的になっているのではなく、当時のベルリン(特に西ベルリン)を思い出し、感慨に浸ってしまったのでした。90年代のことで少々古いとは言え、なかなか楽しい本ですので、ご興味のある方はお読みになってくださいねー。若い頃にドイツへいらしたアラフォー~アラフィフ~アラカン世代は、特に懐かしく思われると思います。あと、向こうでビンボー生活をしていた方も(爆)。「そうそう、当時は日本から送ってもらったお茶漬け1袋にも狂喜乱舞したものよねー」なんてね。


web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2014-04-07 13:30 | ドイツのこと | Comments(2)

 皆様、3連休はいかがお過ごしでしょう?私はステキなコンサートに行ってしまいました。「グラスハーモニカ」という珍しい楽器で、オーストリアの音楽家による演奏会。楽しかったです!日本では「アルモニカ」などとも呼ばれるそうですよ~。わたしゃ知らなんだ。
e0141754_1410225.jpg

写真の向かって左がグラスハーモニカ、右は30年ほど前に発明されたという「ヴェロフォン」。

グラスハーモニカとはナンジャラホイ? → 避雷針を発明したことでも知られるアメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンが1761年に発明した楽器。大きさの異なるガラスのボールを並べたもので、足のペダルを踏んでガラスを回転させます。水で濡らした指先をガラスに触れさせることで音を出すんだそうです。

 これがですねー、なかなか神秘的な音を奏でるのです。不思議な音色で非常に心地よく、癒やし効果は抜群。グラスハーモニカとヴェロフォンの二重奏もステキですが、これにヴァイオリンとチェロが加わったアンサンブルもよかったです。クリスマスにピッタリ。

 ちなみに画像右のヴェロフォンは、大きさの異なるガラス管の縁を指でなぞることで音を出す楽器。グラスに水を入れ、その縁をなぞって音を出す「グラス・ハープ」と原理は同じですねー。

 面白い動画を見つけちゃった!手元がUPで写るので、仕組みがよく分かります。幻想的~♪


 コンサートが終わっていい気分で外へ出たら、外は真っ暗。ニューオータニのイルミネーション。
e0141754_14212594.jpg


 カフェラテを頼んだら、ハートのラテアートが♡ ウレチイ。
e0141754_14225136.jpg


 皆様、ステキなクリスマスをお迎えください~♪ ワタシはこれから急いで子供へのプレゼント調達に行ってまいります~!アタフタ…

web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2013-12-23 14:24 | ドイツのこと | Comments(0)

 古い話で恐縮ですが、この夏に「オルフェウスの窓ツアー」と称してレーゲンスブルクに行った際(その時の日記は → コチラ)、下の看板が目につきました。

e0141754_12141526.jpg


 1686年にオープンした「カフェ・プリンツェス」。ドイツで最初のカフェなんだそうです。そんな由緒あるカフェがレーゲンスブルクにあったなんて知らなんだ…!是非入りたいところですが、行った日が日曜日でカフェはお休み。日曜日はほとんどのお店が閉まっているドイツですが、カフェやレストランは開いているんだけどなぁ。商売っ気がないのかな。

 ホントにドイツ最古なのか??

カフェのHPは → コチラ

 このカフェのサイトによると、16世紀初頭には既にカイロでコーヒーが飲まれていたんだとか。その後の1624年、コーヒーはベネチアの商人によってアフリカ大陸からヨーロッパにもたらされたんだそ~です。1671年になってマルセイユで、そして翌年の1672年にパリでカフェがオープン。さらにコーヒーは広まり、1652年にはイギリスへ、そして1670年にドイツへ伝わったんだそうです。ナルホド。

 ドイツ語圏で最初のカフェはウィーンでオープンしたそうです(←店を知りたい!)。1683年のことだそう。その3年後の1686年にレーゲンスブルクで、1712年にはシュトゥットガルトで、そして1721年にベルリンで最初のカフェがオープンしたのだそうです。


 店内に入れなかったので、ショーウィンドウの写真だけ撮ってきちゃいました。なかなかステキ。お金持ちだったアーレンスマイヤ家の人々やカタリーナは、きっと常連だったでしょう。フリデリーケやゲルトルートにはちょっと敷居が高かったかも。なーんて、内輪話でスミマセン。

e0141754_12315912.jpg

e0141754_1232142.jpg

e0141754_12322741.jpg


 むむ? このお菓子は?350 Jahre と書いてあります。アップしてみると…
e0141754_12391219.jpg

e0141754_12573917.jpg


「Regensburger Reichstags-Konfekt 350 Jahre」だって。「レーゲンスブルクの帝国議会菓子」。350周年?

 350年前というと1663年。検索してみたら、それまで各地で開かれていた神聖ローマ帝国の帝国議会がレーゲンスブルクに常置されるようになったのが1663年なんですって。それはめでたい。そんなメモリアルイヤーなのに、カフェが閉まっているなんてザンネンすぎる。開いていたら絶対にこのお菓子を買ったのに。箱に描かれているおじさんたちは帝国議会の議員さんたちでしょうか。中身がチラッと見えていますが、どうやらチョコレートみたいですね。

 13世紀半ば、それまでレーゲンスブルクを治めていたシュヴァ―ベン王が特権を失い、レーゲンスブルクはに帝国自由都市となったんだそうです。ご存じのとおり、ドイツは神聖ローマ帝国というユルい枠組みの中で諸邦や諸都市が乱立しておりました。その後、何度かここで帝国議会が開催されたそうですが、上記のとおり今から350年前に常置されるようになったんだとか…。「世界史好き♪」「オル窓、命!」なんて言っていたのに、知りませんでした(恥)。

 とにかく、レーゲンスブルクって奥が深そうな町でございます。

おまけ 前にブログで薦めていただいた本があります。今回、それを思い出し、密林で注文しちゃいました。読んだらまた感想をUPしちゃいますね~。

e0141754_1354454.jpg


web拍手 by FC2



 
by Alichen6 | 2013-11-05 12:52 | ドイツのこと | Comments(4)

e0141754_23211015.jpg
 昨年、『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』という本に出会い、とってもとっても感動したことは日記に書きました(コチラ)。著者はベルリン在住のジャーナリスト、六草いちかさん。そして今月上旬に待望の第二弾が出たのです!




『それからのエリス
いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影』
六草いちか著、講談社







e0141754_23394149.jpg 前作では、「舞姫」に出てくる「エリス」のモデルとされる女性を特定するまでの過程が流麗な文章で詳しく描かれておりました。六草さんの「エリス」捜しの旅は、偶然から始まったそうです。エリスが日本を訪ねたことは確かな事実であるため、六草さんは船の乗客名簿を調べ、エリーゼ・ヴィーゲルトという女性がそれではないかと突き止めるのです。その裏付けのために教会の洗礼記録や当時の住所帳など、考えられる限りの資料を徹底的に調べ、気の遠くなるような検証を重ねておられました。

 そしていよいよ続編。今回も前作同様に丹念な調査が重ねられ、エリーゼのその後が流れるような文章で綴られております。実はご縁があって昨年今年とご本人にお会いしてお話を伺ったのですが、前作は「エリーゼのために」(←ご本人談^^)、そして今回は「鴎外のために」書かれたとのこと。エリスのモデルとされる女性については昔から多くの学者や研究者が特定を試みてきたようです。その中には、エリスにとっては屈辱的な説もあったとの話。そんな「汚名」を晴らしたい、という気持ちがあったそうです。また、鴎外についても「身ごもったエリスをポイ捨てした身勝手な男」という見方も多かったそうな(ハイ、私もそう思っていました。ううぅ、鴎外さんごめんなさい)。ところが今回の本で、それがまったくの誤解であり、鴎外は純粋にエリーゼのことを愛していたのだろう、そして身を切る思いでエリスとの関係を断ち切ったのだろうということが伝わってくるのです…。うるうる。

 新聞やネットの報道では、「ついにエリスのモデルとなった女性の写真を発見!」ということばかりが話題になっていますが、これ以外にも驚くような発見がたくさん書かれています。もちろん証拠つき。「ひぇ~~」とか「ほほう~」とか「うげっ」とか、とにかく驚愕の内容てんこもり(←ワタシは決して出版社のマワシ者ではないのですが、とにかくビックリです)。まるで推理小説を読んでいるような気分になりました。(なので詳細は書きませんね。ネタバレになっちゃうと面白さが半減しちゃう)。しかも私には、まるで六草さんがエリーゼ本人に導かれているかのように思えました…。野心も欲もなく、ただただ純粋に鴎外とエリーゼの純愛を信じて彼らの過去をたどっていった六草さんだからこそ、エリーゼの真の姿を追うことができたのだろうと心から思えます。エリーゼが垂らした細い、だけどキラキラ輝く美しい糸は、切れることなく過去へと導いてくれたんですね…。

 そして最後の文章に私はじーーんと来ました。これはネタバレにならないと思いますので引用させていただきますね。

『かつて、追い返されて帰って行ったときのエリーゼの笑顔、絶望のふちで『舞姫』をしたためた鴎外の背中。これは、ふたりの生涯の姿でもあった。』


*******************

14時追記:六草さんからコメントをいただいたので追記しますね。今日9月15日は、ぬゎんとエリーゼさんの誕生日なんだそうです!知らなんだ。まさにドンピシャの日にブログUPしちゃった!スゲー。

『朝の雨すごかったでしょう?
今日はエリーゼさんのお誕生日なのです。
125年前の今日、彼女は東京でお誕生日を迎えているのです。
(築地の精養軒、いまの時事通信社が建っているところ)
無念の帰国を迫られる滞在でしたから、あの雨は彼女の涙かと思ったり。』

(ほにゃく犬 注釈:エリーゼさんは、精養軒に滞在したのでした。レストランだと思っていたけど、元々はホテルだったんですねー。)


web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2013-09-15 00:29 | ドイツのこと | Comments(0)

 先日、またまた面白そうな本が出ました。その名も「ロシア・東欧デザイン」。モロ、私の好みじゃん!ってことで、さっそく買いました。
e0141754_2217205.jpg


 ね、表紙からしてステキでしょ。ぬゎんと、このブログでも時々ご紹介しているベルリン在住のライターさん(ブログつながりで仲良くしていただいています)と、「ニセドイツ」の伸井太一さんも執筆なさっているのです。ますます読むのが楽しみ♪

 …で、すぐに読みたいところなのですが、ここんところずっと忙しく(毎回同じことを書いていてスミマセン。)好きな本も読めずにおりました。そしてドイツ行きが明日に迫り、ハリそうじ(ハリネズミのケージの掃除)やらカメそうじ(カメの水槽の掃除)やら人間そうじ(人間の家の掃除)やらでアタフタ…。なので実はまだ画像をチラ見しただけで、本文は読めていないのです…orz.. 旅行へ持って行って、飛行機の中でじっくり読むことにいたします♡

目次だけご紹介しますね。

★時代を越えたデザインの巨匠たち
  ロドチェンコという天才が、発想したこと。
  マレーヴィッチが生み出した、未来の器。
  テクノでレトロな電子楽器、テルミンの謎。
  コルビュジエの先を行った、メ^リニコフ
★その名を歴史に刻む、建築
  チェコ・キュビニスムに見る、建築美。
  巨匠による、社会主義時代の名建築。
  キッチュさが魅力の社会主義時代の建築物。
★人々を魅了し続けるプロダクト・デザイン
  プラハ&ベルリンで、東欧デザインを探す。
  博物館で見る、社会主義時代の日常生活。
  ロシアカメラが、人々を魅了する理由。
★ロシア・東欧に学ぶエディトリアル・デザイン
  元祖エディトリアル・デザインの誕生
  プロパガンダという名の前衛ポスター
  歴史を変えた、東欧のクリエイター8人
  映画ポスターは、ポーランドが凄い。
  時代の熱を帯びた、力強いレコード・ジャケット
  再評価したいレトロな広告、カードカレンダー
  コースターは、チェコ文化の象徴だ。
  広告の機能を果たした、東ドイツのマッチラベル
  チャペックの装丁は、病みつきになる。
★いまなお現役、ロシア・東欧の乗り物たち
  伝統の名車、タトラを知っていますか?
  われわれは、なぜ東欧の車に魅了されるのか?
  そのフォルムにしびれる、ロシア・東欧の車。
  世界をリードした、旧ソ連の航空産業。
  ゆっくりとした時間が流れる、鉄道の旅。
  今なお愛される、東ドイツ製バイクの魅力。
  共産主義圏の有効と平和の象徴、自転車。
★モード界を牽引するロシア・東欧デザイン
  モード界を牽引する東欧出身デザイナーたち。

 わ~ こうして見てみると、面白そうな話題がてんこもり。画像もたくさん載っています。読み終えたら、また感想をUPいたしますね。

web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2013-08-13 22:07 | ドイツのこと | Comments(4)

 先日、学研パブリッシング社から1冊の翻訳書が出ました。『始まりと終わり ドイツ空軍の栄光 ― アドルフ・ガランド自伝』です。翻訳は並木均さん。じゃじゃーん!
e0141754_21301462.jpg


 私がもっとミリタリー関係に詳しければ、張り切って詳しい書評を書きたいところなのですが、いかんせん門外漢でして、どうしても素人っぽくなっちゃう。なので、ほにゃく犬らしい方法でご紹介いたしますね。

 翻訳をなさった並木さんとは、ぬゎんとこのブログを通して知り合いになったのでした。ブログを始めてすぐの頃ですので、かれこれ7年のお付き合い。しかも同い年で誕生日が11日違い!ジャンルは違いますが、ドイツ語と英語の翻訳に携わっているということもあり、勝手にクラスメイトみたいな親近感を抱いております。ご本人は本業がほかにおありなのですが(しかも激務!)通勤時間や週末を利用して、こつこつ訳してこられたようです。実際にお仕事風景を拝見したわけではないのですが、地道な作業の積み重ね&膨大な調べもので大変だったのではと推察いたします。特にノンフィクションは一つ一つ丹念に裏取りをしないといけないので、横のものを縦にする作業だけじゃないんですよね… ううぅ、タイヘンそう。

 とにかく軍事関係にお詳しいので、ナチ関係の仕事のときは、よくお知恵を拝借しておりました。もう数年前になってしまいますが、とある「潜る船(Uボートともいふ)」の仕事が来たとき、監修をお願いしました。軍事関係に詳しい人は大勢いると思うのですが、ドイツ語・英語が堪能で、原語できっちり調べられるというのは強み。お知恵を拝借すべく質問をすると、回答だけでなく、その根拠までもきっちり論理的に説明してくださるので、ホントに信頼しています。その監修の質の高さからクライアントにも信頼され、私以外の仕事でも監修のリピートオーダーを受けていらしたようです。さすが~!

 …と、1人で熱く語ってしまいましたが、とにかく何でもご存じ。そしてお仕事ぶりがとても丁寧。翻訳に「愛」を感じます。私も翻訳という作業が大好きなので、よく分かります。やはり翻訳は「愛」です、「愛」。

 さっそく「始まりと終わり」を読み始めたのですが、その間にいろいろ仕事が入ってしまい、そのたびに参考文献を優先して読まないといけないので、実はまだ全38章のうち、12章までしか読んでいないのです…並木さん、ごめんなさい。必ず丁寧に最後まで読みますね! この方の訳書は何冊か拝読しましたが、どの本もとても読みやすい文章です。こなれていて、細部にまで神経が行き届いている感じ。感覚でポンポン訳していったのではなく、何度も丁寧に反芻した上でアウトプットされたという印象を受けます。リズムを大切にして同じ語尾を続けないとか、ダラダラ長く訳さないとか、とにかく細やかに気を配っていらっしゃるのが伝わってきます。

 …と、まったく書評になっていないのですが(恥)、ほにゃく犬として感じたことを書いてみました。ちなみに、このアドルフ・ガランドさんとはどんな方? → コチラ 出撃回数705回というエースパイロットだったとか。でも、そういった栄光に酔いしれることもなく、常に組織に対する批判精神を持ち続けた人だったみたいです。そしてその批判精神は現在にも通じる普遍性があるとのこと。なおのこと、最後まで読まなきゃ!

 なお、並木さんが訳者あとがきで書いておられます(引用いたしますね):
『[Galland] の人名表記については、ドイツ語の発音一般則に従うと「ガラント」あるいは「ガーラント」となるのが普通であろうが、航空研究家の渡辺洋二氏が表音記号を本人に送って「ガランド」であると確認したという事実(光人社NF文庫[ジェット戦闘機Me262 - ドイツ空軍最後の輝き」あとがき)を踏まえて、本書でもそれを採用させていただいた。』

 …ということで、「ガランド」になさったとのこと。ガランドさんはフランスから逃れてきたユグノーの末裔とのことなので、その影響もあるかもしれませんね。実は人名表記では、私も苦労します。。。欧米の名前を日本語で100%正しく表記するのは至難の業。さらに、人によって読みが違ったりするのです。いろいろ突っ込みが入ることもあり(ツライ)、本人に確かめるというのは一番確実な方法だと思います。

 Uボートがお好きな方は必読!並木さんの本はほかにも…

e0141754_215985.jpg

e0141754_21592495.jpg

e0141754_2202633.jpg



web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2013-08-05 22:11 | ドイツのこと | Comments(8)

 先日、伸井太一さんのセミナー@欧日協会さん で教えていただいた動画です。あまりにも面白いと思ったので、こちらでご紹介しちゃいます。ヨーロッパの国境の移り変わりを10分でまとめてくれた動画です。神聖ローマ帝国から現代にいたるまでの1000年間が凝縮されております。



 お忙しい方には、短縮版もありまっせ。1000年の歴史が3分ちょいにまとめられております。



 こうして見てみると、こうして国境が変わっていく間に、戦争でたくさんの血が流れたんだろうなぁと改めて思っちゃいます。

web拍手 by FC2
by Alichen6 | 2013-07-29 00:00 | ドイツのこと | Comments(2)