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by Alichen6
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カテゴリ:ドイツのこと( 247 )



 某所で教えていただきました。NHKの「100分 de 名著」、9月はハンナ・アーレントの「全体主義の起原」だそうですよー。


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 この本、何年か前に読みかけて挫折したことが… 難しくて「????」だったのです。結局、つまみ食いならぬつまみ読みして終わり。この番組が当時あったら…💦 テキストは kindle 版もあるみたいですよー。あとでポチるぞー!






by Alichen6 | 2017-09-04 18:16 | ドイツのこと | Comments(8)

ハンペル夫妻の住居跡


 2月にドイツへ行ったとき、とある場所を見てきました。何かといいますと~~ 第二次大戦中、ナチやヒトラーへの批判を書いたポストカードをベルリン中に撒いた夫妻が住んでいた家の跡です。夫妻の名はオットー・ハンペルとエリーゼ・ハンペル。筆跡を隠すため、わざと角ばった文字で書いていました。見つかったら国家反逆罪で死刑は避けられない。恐怖心と闘いながらも夫妻はカードをあちこちに置き続けたそうです。国民がドイツの勝利を信じて疑わず、破滅への道へ突き進んでいた頃。そんな中で冷静に事態を見つめていた人がいたんですね… しかし夫妻はゲシュタポに逮捕されてしまいます。1943年4月8日、プレッツェンゼー刑務所内の処刑場でギロチンにより処刑されてしまいました…。


場所は Wedding という地区にある Amsterdamer Straße 10番。

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当時の建物は爆撃で焼失したみたい。今は団地になっていました。10番地にプレートが掲げられています。



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プレートには、「ここにオットー・ハンペルとエリーゼ・ハンペルの家があった」とあります。

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 ハンス・ファラダという小説家が、この夫妻をモデルに「ベルリンに一人死す(原題:Jeder stirbt für sich allein)」という小説を書いています。小説では、オットー・クヴァンゲル、ハンナ・クヴァンゲルという名前になっています。

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 また、この原作を元に映画化されたのが、現在公開中の「ヒトラーへの285枚の葉書」。どこにでもいるような、ごくごく普通の労働者がナチ体制の本質を見抜き、稚拙な文章ながらもペンでヒトラーを批判していた…。重い事実ですよね。





by Alichen6 | 2017-08-19 23:00 | ドイツのこと | Comments(0)

コール元首相死去


 皆様、おはようございます。毎朝、まずスマホでニュースを確認するのですが、最初に飛び込んできたのがこの訃報でした。高齢だったのでそう遠くない将来に来ると思っていましたが、やはり寂しい… コールさんが首相の座についたのは1982年。トシがバレますが、私がドイツ語の勉強を始めたのも1982年でした。なので、私にとって西ドイツの首相=コールさんというイメージが強いのです。その前のシュミット政権は私にとっては歴史。リアルタイムで見聞きしたのは、やっぱりコールさん以降なのです…。晩年は気の毒でしたね。あれだけの功績だったのにドイツ社会は晩年のコールさんに冷たかった、という追悼文をネットで読みました。

 東西冷戦のあの大変な中、何度も難局を乗り越えてきたドイツの政治家がここ数年でバタバタと亡くなりましたね。とにかく寂しい。また一つの時代が終わったな、という気がします。2015年にはヴァイツゼッカー元大統領とシュミット元首相が、2016年にはゲンシャーさん(私にとって、外相といえばこの人)が、そして今度はコールさんが…  ううう。皆さんご高齢だから大往生とも言えますが…。 コールさん、お疲れ様でした。どうかやすらかに。





by Alichen6 | 2017-06-17 08:36 | ドイツのこと | Comments(8)

馬蹄型住宅の一角に…


 皆様、おはようございます。昨夜は私の仕事で「シマッタ…!」というのが発覚。モンモンとしながら床につきました。こういうのってイヤですよね。自分が情けなくなると同時に、「その部分、やり直させてください」と言ったらどれだけ周囲に迷惑をかけてしまうのだろうか…などと考えて頭がぐるぐる… あーあ、ホントに自分が嫌になります。

 ところで。ベルリンでご活躍のライターさんから教えていただきました。この2月に行った、ブルーノ・タウトによる馬蹄型住宅の一角に、宿泊スペースがあるんだとか。詳しくはその方がお書きになった下の記事をご覧になってくださいね。室内の配色は、当時の塗料を調べて再現したんだそうです。このこだわり、ドイツ人らしいですよね~。


 いいなあ、2月は寒い時期だったので、次は暖かい時に行ってみたい。

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このブルーと同じ色ですね。



2月の珍道中については、コチラ(↓)を。






by Alichen6 | 2017-06-06 08:49 | ドイツのこと | Comments(4)

シュタージ


 皆様、おはようございます。ここ数日、ずっと喉がイガイガしていて声がヘン。連日、気温差が大きいからかなぁ。皆様もお気を付けくださいね。

 ところで。昨年からちょこちょこシュタージの政治犯収容所を見学しておりました。先日、お詳しい方から下の記事を教えていただいたのです。Stasi-Knast (シュタージ監獄)の記事です。もしよろしければ、いちばん上の動画をチラ見してみてくださいね。シュタージの収容所に入れられると、こういう扱いをされるというのが疑似体験できるみたい。 映画にも出てきますが、とにかくシュタージの係官は威圧的。しかもそのあと、別の係官が手にゴム手袋をはめ、「服を脱げ。ズボンを下げてかがめ。足を開け」と命令しますよね。女性も男性も、こうして屈辱的な身体検査を受けたそうです。人間は尊厳を奪われるような扱いをされると弱いそうで、海千山千の詐欺師でない限り、これで心がぽっきり折れてしまうんだそうです…(涙)

 検索して見つけた動画を貼らせてください。壁崩壊から25年とありますので、2014年の番組ですね。背筋が寒くなります…。
 こちらはさらに5年さかのぼり、壁崩壊から20年目。2009年のもののようです。この女性は西への出国を希望してシュタージに目をつけられ、拘束されたようです。裸にされて屈辱的な身体検査を受け、それがトラウマとなって今も後遺症に苦しんでいるそうです。その女性が「オスタルギーといって盛り上がるのが理解できない」といった内容の話をしています…。
 
 私は旧東ドイツが好きで(あの体制は嫌いだったけど、東部の独特の雰囲気や東の人たちの素朴さが好きなのです)ついつい東のものを買い集めたりしてしまうのですが、被害者の方々のことを忘れてはいけないですね。東独の軍服を着て喜ぶ人がいますが、あれもなぁ~。私もついつい気軽にDDR❤なんて書いてしまったりするので、もっと気をつけようと思いました…。




 西への亡命を希望したことで当局から屈辱的な扱いを受ける…と聞くと真っ先に思い出すのが映画「東ベルリンから来た女」。セリフは抑え目、ただ淡々と物語は進んでいきます。主人公の女性は頑なで心を閉ざしているのですが、上の動画(女性が出てくるほうです)を見ると、そうなってしまうのがよく理解できます。

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それにしても…。ニーナ・ホスは顔が小さすぎ!!! そして出るところはばーん!と出ていて、手足が長くてほっそり。浦山C!


by Alichen6 | 2017-05-16 09:16 | ドイツのこと | Comments(19)

 またまたとっても素敵な本をいただきました♡ カフカが遺したメモ書きや手紙といった文章を数々のエピソードとともに紹介した作品です。99の章立てになっていて、1つ1つからカフカのお茶目な人間像が浮かび上がってきます。お恥ずかしい話ですが、カフカは「変身」くらいしか読んだことがないのです。あと、仕事でカフカが原作の作品を訳すことになったので、慌ててそれを読んだのみ。そんな私が読んでいいのか?ブタに真珠では?とも思ったのですが、著名な編集者・書評家も「本書はいわば『初心者のためのカフカ』、より広く、より深く読んでいくための手引きである」と書いているんだそうです(あとがきより)。おお!まさに私にうってつけ! カフカと聞くと、私はどうしても「難解」「変身…もとい、変人」「ほにゃく犬にはとても理解できない」というイメージで敬遠してしまいがち。しかーし。この本を読んでカフカのイメージが変わりました。

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『この人、カフカ? ひとりの作家の99の素顔』(白水社)
 ライナー・シュタッハ著
 本田雅也 訳


 …イメージがどう変わったかといいますとね。カフカって「愛すべき変人」なのではないかと。(変人というイメージ自体は変わることなく、むしろ確信に変わりましたが・笑) とにかくお茶目なんです。もっとも、本人の目の色については諸説あるそうで、「黒」と形容されていたり「灰色」だったり「青」だったり「茶色」だったり(第13章より)。ネタバレするといけないので詳しくは書けないのですが、章のタイトルをご紹介するだけで、とにかく雰囲気は伝わると思います。

2 カフカ、高校卒業試験でカンニングする
6 カフカ、システムに則り体操する
11 カフカ、バルコニーから痰を吐く
19 カフカはお上品でない
33 カフカは詩を一編書き、自分でも気に入っていた
37 カフカ、書き間違える
56 カフカ、ネズミを怖がる
57 人間と豚
61 カフカ、オリンピックでの勝利を夢見る
63 カフカが文学賞をほぼ受けたときのこと
67、68 カフカ、サインを偽造する
70 カフカ、ゴーストライターになる
73 カフカはアメリカに詳しくない
84 カフカ、人生相談にのる

などなど…

ね、興味をそそるタイトルですよね。個人的には「システムに則り体操する」「人間と豚」「カフカ、オリンピックでの~」のエピソードがツボでした。カフカったら長年にわたって「ミュラる」ことを続けていたんですね(謎)。そのシーンを想像すると笑っちゃう。

ところでドイツ語では、よく「Schwein!」と言って相手をけなすことがあります。直訳すると「ブタ野郎」。この罵り言葉が現代の映画にもやたら出てくる。「ゲス」とか「ゲス野郎」とかってバリエーションをつけることもあるけれど、イマイチなんですよね。翻訳者泣かせの言葉です。本書の翻訳をされた本田さんは、おそらく「Schwein」という言葉が使われているであろう箇所を「お下劣」とし、さらに「ブタヤロウ」とルビを振っておられました。思わずそこでぷぷっと噴いちゃいました。

 カフカが遺した文章の独特の味わい、それを集めて面白いエピソードとともにユーモアたっぷりに紹介した原作者の言葉、そしてそれをさらに絶妙な日本語に置き換えた翻訳者さんのセンス。この3つが溶け合って一つの世界 - カフカワールド - を作っている、そんな印象を受ける本でした。難解だと決めつけないで、読んでみようかなぁと思わせてくれる本です。

追記:紙の材質と色、フォント、そしてレイアウトも素敵です♪






by Alichen6 | 2017-04-25 10:04 | ドイツのこと | Comments(4)

 過去に撮った画像を整理していましたら、Topographie des Terrors 【トポグラフィー・オブ・テラーと日本では呼ばれている模様。あえて直訳しますと「テロの地勢図」)で撮った画像も出てきました。2012年8月と、2016年2月に撮ったものです。お詳しい方や、すでに行かれた方も多いと思います。今さらでスミマセンっ。ここは元々、ゲシュタポ&親衛隊(SS)&国家保安本部(RSHA)の本部があった場所なんだそうです。本部の建物は戦争中に空襲で破壊されたとのこと。ベルリンの壁がすぐ近くに建設されたため、ここは長い間放置状態だったそうです。その後、1987年に(ベルリン市制750周年の記念で)この場所で展覧会が開かれたんですって。これを皮切りに展覧会が続けて開催されるようになり、本格的な展示施設となっていった模様…。つい最近、仕事でゲシュタポを調べることがあったので、撮りためた画像を改めて見てみて「おおお…!ここだったのか…!!」となった次第です。


入り口はこんな感じ。ベルリンの壁が残っています。
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 地図はコチラ(↓)をご覧ください。ポツダム広場やチェックポイント・チャーリーにもほど近い場所にあります。通りは Niderkirchnerstraße (ニーダーキルヒナー通り)となっていますが、昔は Prinz-Albrecht-Straße (プリンツ・アルブレヒト通り)という名称でした。

ベルリンの壁の位置を詳しく知りたいと思い、検索したところ下のサイトに行きあたりました。ベルリンの壁がどこを走っていたかが一目瞭然。便利なのだ。

 ベルリンの壁の地図を見て分かりましたが、まさにゲシュタポの本部があったプリンツ・アルブレヒト通り沿いに壁が走っていたんですね。だから現在のニーダーキルヒナー通り沿いに壁が残されてたんだ…!納得。その旨も入り口に立てかけられた看板に書かれていました。

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施設入り口。

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展示の中心は、もちろんゲシュタポ。彼らが行った非人間的な行為(蛮行)や時代背景などが詳しい説明とともに展示してありました。徹底して自らの過去と向き合うドイツ人の姿勢には、やっぱり頭が下がります…。
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当時のゲシュタポ本部。
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 気分が重くなりましたが、外へ出るときれいな青空。思わず、Der Himmel über Berlin(直訳:ベルリン上空の空、「ベルリン・天使の詩」の原題です)という言葉を思い出しました。さらには、「Der geteilte Himmel (直訳:分断された空、「引き裂かれた空」というクリスタ・ヴォルフの小説、および同名の東独映画)という言葉も。今は分断されてなくてよかった。
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建物の中だけでなく、その周囲でもよく特別展として様々な展示がなされています。5年前の夏は、「1933年」というテーマで、ナチが政権につくまでの過程が様々な写真と共に解説されておりました…。







by Alichen6 | 2017-04-17 21:29 | ドイツのこと | Comments(4)

e0141754_08472478.jpg 実は私、半年に一回開かれるドイツ語翻訳の勉強会のメンバーに入れていただいています。実務翻訳者さんたちの勉強会なので私は実は門外漢。ドイツ語翻訳者さんと”横のつながり”が欲しいなぁと思っていた矢先、大学時代の友人が入っている勉強会の存在を知り、入れていただいた次第です。

 そこに大大大先輩がいらっしゃいます。技術系の翻訳がご専門なのですが、歴史にも大変お詳しい。そしてこのたび、新しい翻訳本を出されました。私も1冊いただきましたので、ご紹介しますね。


『ナポレオンとバイエルン - バイエルン王国の成立』(銀河書籍)
マルクス・ユンケルマン著
辻 伸浩訳

詳しくはHPをご覧になってくださいね(↓)
<HPより引用いたします>

ナポレオンとその時代を振り返ることは、すぐれて現代の問題を考えることでもあるのである。

     京都大学大学院文学研究科教授 杉本淑彦 (本書序文より)




 ナポレオンによってヨーロッパの地図が塗り替えられ、歴史が大きく変わったことはよく知られていますが、私も細かいことは実は知らないのです。池田理代子さんのマンガ「栄光のナポレオン エロイカ」で読んだだけ。(青池保子さんの「エロイカより愛をこめて」とは別のマンガです) 特にバイエルン王国との関係は、お恥ずかしい話ですがほとんど知らないのです。ドイツといえばプロイセンが連想されますが、1871年の統一前は大小様々な国々が乱立する状態だったんですよね。バイエルンはその中でも有力な勢力。ドイツ=プロイセンと考えるのではなく、もっと各国の歴史にも目をやらないと…と常々思っているのですが、なかなか時間がなくて。これを機会に、バイエルン史も勉強しなきゃーと思います。


 バイエルンといえば(時代は少しあとになりますが)…

コチラとか


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コチラとかも…

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by Alichen6 | 2017-01-25 08:55 | ドイツのこと | Comments(0)

 とっても楽しいカードをいただいてしまいました♡ もうクリスマスは過ぎてしまいましたが、カワイイので載せちゃいます。

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マスに言葉を入れていき、数字が書いてあるマスの文字を下に書き移すと、ある言葉が出てくるというもの。




…やってみました。
左の Christuskind と書いたところが、実は自信がない…。「Christkind」とか「Christkindl」なら聞くのだけど…
ただ、検索すると Christuskind という言葉もヒットするんですよね…
どこかで間違えているのかなぁ?
「そうじゃない、こうだよ~」というのがありましたら、教えてくださいね。

(12月31日追記)
うわっ 間違えた…! 天使は Engel なのに、ワタシったら Angel って書いてる…
今日見直して気づきましたorz...  見なかったことにしてちょ♪

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by Alichen6 | 2016-12-30 23:06 | ドイツのこと | Comments(0)

皆様、Frohe Weihnachten!  クリスマスをいかがお過ごしでしょうか?
ワタシは昨日、日比谷のクリスマスマーケットへ行ってしまいました。
先日、ドイツであんな惨劇が起きたばかりで何となく気がすすまなかったのですが
萎縮してはいけないんですよね。
ということで、日比谷のクリスマスマーケット初体験!







…ところが~~

人、人、人、人…



・・・・こんなにも混雑していたとは!
最初、カリ~ヴルストでもばくばくいっちゃおうかな~なんて思っていたのですが
人の多さに断念。
お友達がやっているスタンド(先日ご紹介したシュトレンを扱う会社「ドイツ・センター」)へ行き
お菓子を少しだけ買って退散。

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巨大なピラミッドは見ごたえがありました。
本物のエルツ山地産。
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戦利品たち。
レープクーヘンの小鳥マークがカワイイ。

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…というわけで、とにかくメリークリスマス❤








by Alichen6 | 2016-12-25 13:05 | ドイツのこと | Comments(2)