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カテゴリ:ドイツ語

  • 和独大辞典 その3
    [ 2012-04-30 13:40 ]
  • 和独大辞典 その2
    [ 2012-04-25 22:52 ]
  • ほにゃく犬のところに和独大辞典がやってきた!
    [ 2012-04-14 18:23 ]
  • ゲーテ作「ファウスト」翻訳比べ
    [ 2012-01-07 00:21 ]
  • NHK ラジオドイツ語講座「まいにちドイツ語」 その2
    [ 2011-07-21 14:00 ]
  • sich von jm. eine Scheibe abschneiden
    [ 2011-07-19 09:51 ]
  • フランツ・クサーヴァー
    [ 2011-07-01 08:54 ]
  • 二人称の er と sie
    [ 2011-06-29 08:22 ]
  • いまさらですが・・・ NHKラジオ講座『まいにちドイツ語』
    [ 2011-06-23 07:55 ]
  • Carl Zeiss (カール・ツァイス) のプラネタリウム用投影機
    [ 2011-06-20 08:27 ]

和独大辞典 その3

 またまた辞書の話で失礼いたします。いえ、ワタシは決してこの辞書の出版社の回し者ではないのですが、オススメした以上、価格なども調べておかなくちゃと思って。(すみません、私自身はいただいたものを喜んで使っておりますのに、皆様にオススメしたりして…。)

 ネックはお値段なんですよね。このお値段ですと確かに躊躇してしまいます…。そんなことを思っておりましたら、親切な方が教えてくださいました。少しでも安く入手できないか調べてくださったそうです。ありがとうございます。

 …日本のアマゾンで購入するのが、やっぱり一番お得だとのお話でした。送料無料で27,495円ですもんね(コチラ)。マーケットプレイスに出店している洋書店ですと、さらに安いみたい。(あまりにも安いと逆に心配ですが。)ドイツのアマゾンでは278ユーロですから、日本で買うより高い。さらに、洋書を扱う日本の書店(紀伊国屋では34,677円、丸善では今のところ在庫ナシですが、提示価格は40,000円以上)ですと、軒並み30,000円以上。ご参考になったかどうか分からないのですが、今のところ日本のアマゾンが一番お得のようです。


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by Alichen6 | 2012-04-30 13:40 | ドイツ語 | Trackback | Comments(0)

和独大辞典 その2

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。すっかり間が空いてしまいました。昨日の夜、更新するつもりでしたのに、また1日経ってしまいまして・・・。あーあ、時間が経つのはホントに早いです。いつも遊びに来てくださいまして、ありがとうございます。

 先日の続きです。せっかくの「スグレモノ辞書」なので、もう少しご紹介したいと思いまして。いえ、ワタシは決して回し者なんかじゃないのですが、辞書の類が好きなので、ついつい熱くなってしまいます。各見出し語の用例として様々なジャンルの文章から引用されているのですが、それがとにかく多岐にわたり、驚いてしまいました。巻末に「Quellenverzeichnis (出典一覧)」としてまとめられております。膨大なので、ほんの一部だけワタシの独断と偏見で選んで書き出しちゃいますね。ここでは作者名を挙げるだけで、すみませんっ この辞書の出典一覧は、もちろん作者名と本のタイトルが日本語とドイツ語で併記されておりました。この↓ 書き出し方、基準がなくてめちゃくちゃですが、個人のブログなのでお許しを~。


芥川龍之介、日本聖書協会の「聖書」、太宰治、軍縮用語辞典(日本語版)、遠藤周作、現代用語の基礎知識、原色昆虫図鑑(!)、星新一、井伏鱒二、池澤夏樹、井上靖、女性セブン(!)、永井荷風、開高健、川端康成、日本国憲法、「お嫁に行って困らない毎日の基本おかず400選(!)」、菊池寛、桐野夏生、北杜夫、小林多喜二、広辞苑、国木田独歩、松本清張、三島由紀夫、宮沢賢治、村上春樹、夏目漱石、野坂昭如、大江健三郎、森鴎外、大佛次郎、尾崎紅葉、幸田露伴、「コンサイス鳥名辞典」、志賀直哉、島崎藤村、「現代風俗系用語の基礎知識」、石川啄木、谷崎潤一郎、田山花袋、寺田寅彦、寺山修司、坪内逍遥、内田春菊、吉本ばなな、などなどなど…


 スゲー。大昔、中学や高校で習った「文学史」みたい。個人的には、「コンサイス鳥名辞典」が気になり、検索してしまいました → コチラ。あと、「原色昆虫図鑑」は、あまり見たくないような、怖いもの見たさで見たいような… 「お嫁に行って困らない」 素朴な疑問ですが、こういう発想って今のドイツの人は理解できるんでしょうか・・・?そういえば少し前に「einheiraten」 という言葉を知って驚きました。こういう発想って、向こうにもあるんだなぁって。

**************************

 おまけです。昨日、とある輸入食材屋さんで偶然見つけてゲット。ぬゎんと、400グラムのトブラローネ!羊のショーンもビックリでございます。画像じゃ大きさが分かりにくいかもしれませんが、羊がまたげる大きさと言えば、分かっていただけるかと。象が踏んでも壊れないアーム筆入れみたいな感じです(いや、違います)。

とにかく「しあわせ」なチョコ。えへへ。


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by Alichen6 | 2012-04-25 22:52 | ドイツ語 | Trackback | Comments(5)

ほにゃく犬のところに和独大辞典がやってきた!

 2年以上前の2009年11月、和独大辞典の第1巻が出たことはブログでも書いちゃいました。ぬゎんと、その大辞典が、我が家にやってきたのです。

  Hurra!!!  ばんざーい! 

詳しいサイトは → コチラ



『和独大辞典』
Großes japanisch-deutsches Wörterbuch Band 1: A-I
Iudicium Verlag 
Herausgeber (編者):
Jürgen Stalph (ユルゲン・シュタルフ)
Irmela Hijiya-Kirschnereit (イルメラ・日地谷=キルシュネライト)
Wolfgang E. Schlecht (ヴォルフガング・E・シュレヒト)
Koji Ueda (上田浩二)

 ワタシ、辞書の類が実は好きでして、ネットオークションなどで古い辞書を見つけると、ついついポチってしまう癖があります。これまでも明治時代の辞書やら、ワイマール時代の百科事典やら、イロイロ手に入れては喜んでおりました。眺めると楽しいのです。言葉の定義だけでなく、イロイロなものが透けて見えてくるから。そしてこのたび、前から「いいな~」と思っていた和独大辞典をいただいてしまったのです(感涙)。昨夜は嬉しくて、ずっとパラパラめくって遊びました。

 仕事ではもちろん、電子辞書やオンライン辞書を使っております。とにかく速いから。特にスラングなどの意味を調べたり、外国語を調べたりする場合、ネットの辞書は本当に便利。一方で、紙の辞書も捨てがたい。辞書のもう1つの大きな楽しみ - ぱらぱらめくって(herumblättern) プチ発見をする - は、紙の辞書ならではの遊びですよね。用語を入力する仕組みの電子辞書やオンライン辞書では、これは無理。昔、授業中の退屈しのぎに辞書で遊んだっけ(←すみません)。その楽しみを久しぶりに思い出した夜でございました。

 今回のこの和独大辞典、日独の第一人者の方々がかかわっておられるだけあって、すっごぉぉーーーーーく濃いです。「明治時代から最新現代までの用語」を扱っているそうで、知らない日本語もたくさん(恥)。日本語ってこんなに奥深いんだーと思いました。何でも載ってます。

例:(見出し語はアルファベット表記で、その後日本語が表記されておりますが、この記事ではアルファベット表記は省略させておくんなまし。文法上の用語も省略させてください。用例もチョ~豊富なのですが、これも省略させてください。ううぅ、すみませんっ。定義がいかに面白いかをお見せしたかったので、主要な部分のみを書きました。)

アルバイト:(<dt. Arbeit) ①die Nebenbeschäftigung, der Job, dei Nebenarbeit, die Teilzeitarbeit ② die Aushilfe, die Teilzeitkraft ③die Arbeit, die (berufliche) Taetigkeit ④die wissenschaftliche Arbeit , die Studie, der Aufsatz

バツイチ:das Einmal-Geschieden-Sein: die (einmal) geschiedene Person, der <die> Geschiedene

ちくる:jdn. verraten, verpetzen

大学芋:frittierte Süßkartoffelschnitze mpl mit süßer Glasur u. Sesam m(in der ersten Hälfte des 20. Jhs. unter Studenten populäres Gericht), die (süßen) Studentenkartoffeln fpl.

ゲルピン:(<dt. Geld + engl. pinch) der Geldmangel, die knappe Kasse

ぐしゃっ (meist mit to と) Zerquetschen, Zerknautschen, Zermatschen od. Zerknuellen bzw. das dabei entstehende Geräusch

はにかみ:die Scham, die Verschämtheit, die Verlegenheit, die Scheu, die Schüchternheit

いけてる:toll, gut, cool, nicht schlecht; gut aussehend; interessant, faszinierend, wahnsinnig, (Ausruf) Wahnsinn! geil! auch:machbar, zu gebrauchen (seiend).

 …などなどなど。「アルバイト」や「ゲルピン」はドイツ語から派生した言葉ですよね。それをどう定義しているのかなーと興味深く読みました。余談ですが、日本語の「アルバイト」に③④の意味があるって知りませんでした…!ドイツ語本来の意味も「アルバイト」にはあったんですね。もっとも、今はもっぱら①②の意味で使われるような気がします。「はにかみ」なんて、いかにも日本的な言葉。ただ恥ずかしがるだけでなく、そこには困惑もあります。そのあたりも盛り込まれていて感心いたしました。そして「いけてる」。上では省略してしまったのですが、辞書の説明には「いけている」の短縮形との説明書きもちゃーんと書かれておりました。ただしこれは口語なので、「いけている」とは言いませんよね。だから見出し語も「い」を省いた形になっているのでした。ナットク。「ぐしゃっ」なんて擬態語(?)、意味は分かるけれどドイツ語で説明するなんて無理。嗚呼、日本語もドイツ語も難しい。

 そのほかにも、「おお!」と思う言葉がたくさん。そして引用も豊富。これだけumfangreich な辞書を作るのは気が遠くなる作業の積み重ねなのだと思いました。背表紙に元気よく書かれた「大」が、それを物語っています^^ とにかくデカい・深い・広いの三拍子。これだけの規模とクオリティの辞書を作られた編者の方々に、心から敬意を表します。ドイツ語に興味がある方、ドイツ語でお仕事なさっている方、辞書好きな方などなどなど、皆様にオススメ。とってもとっても素敵な辞書です。



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by Alichen6 | 2012-04-14 18:23 | ドイツ語 | Trackback | Comments(8)

ゲーテ作「ファウスト」翻訳比べ

(某SNSで一度載せた日記を、こちらにも載せてしまいました。二度目の方は、申し訳ないですっ)

 実はゲーテの「ファウスト」の原典を調べることがありました。どうせなら、色々訳を比べたいな~と思って調べてみたところ、これが面白い…!「ファウスト」を最初に日本語に訳したと言われる森鴎外の訳(国会図書館のデジタルアーカイブで閲覧できます)と、ドイツ語を勉強なさった方(ただし少し古い^^;私の時代は、既に別の辞書がメジャーでしたので)なら誰でも知っているドイツ語辞書「木村相良」の相良守峯訳、そして数年前に出た池内紀訳の3つを比べてしまいました。

 ドイツ文学を専攻なさった方なら、きっとこういうことは学生時代にたっぷり勉強されたことと思います。恥をしのんで打ち明けますが、ワタシは文学が苦手で…^^; マンガばかり読んでおりました。なので「ファウスト」もきちんと読んだことって… あの~その~ 実は、なかったのでありました。

<ファウスト>第一部より

★オリジナル
(著作権が切れているので、ネット内で読むことができます → コチラ

Wir sehnen uns nach Offenbarung,
Die nirgends würd'ger und schöner brennt
Als in dem Neuen Testament.
Mich drängt's, den Grundtext aufzuschlagen,
Mit redlichem Gefühl einmal
Das heilige Original
In mein geliebtes Deutsch zu übertragen,
Geschrieben steht: »Im Anfang war das Wort!«
Hier stock ich schon! Wer hilft mir weiter fort?
Ich kann das Wort so hoch unmöglich schätzen,
Ich muß es anders übersetzen,
Wenn ich vom Geiste recht erleuchtet bin.
Geschrieben steht: Im Anfang war der Sinn.
Bedenke wohl die erste Zeile,
Daß deine Feder sich nicht übereile!
Ist es der Sinn, der alles wirkt und schafft?
Es sollte stehn: Im Anfang war die Kraft!
Doch, auch indem ich dieses niederschreibe,
Schon warnt mich was, daß ich dabei nicht bleibe.
Mir hilft der Geist! Auf einmal seh ich Rat
Und schreibe getrost: Im Anfang war die Tat!


★森鴎外訳(1913年)
(国会図書館アーカイブ → コチラより引用いたします)

啓示がほしいとあこがれる。
あのどの傳よりも尊く、美しく
新約全書の中に燃えてゐる啓示がそれだ。
原本を開けて見て、
素直な感じの儘に、一遍
神聖なる本文を
好な獨逸語に譯して見たい。
かう書いてゐる。「初(はじめ)にロゴスありき。語(ことば)ありき。」
もうここで己はつかへる。誰の助(たすけ)を借りて先へ進まう。
己には語をそれ程高く値踏することが出來ぬ。
なんとか別に譯さんではなるまい。
霊の正しい示(しめし)を受けてゐるなら、それが出來よう。
かう書いてゐる。「初に意(こころ)ありき。」
軽率に筆を下さぬやうに、
初句に心を用ゐんではなるまい。
あらゆる物を造り成すものが意(こころ)であらうか。
一体かう書いてある筈ではないか。「初に力ありき。」
併しかう紙に書いてゐるうちに、
どうもこれでは安心出來ないと云ふ感じが起る。
はあ。霊の助(たすけ)だ。不意に思ひ附いて、
安んじてかう書く。「初に業(わざ)ありき。」 (以上、引用終わり)

★相良守峯訳(1958年)
(岩波文庫より、引用させていただきます)

その啓示は、
新約聖書に示されているものほど、
貴(とおと)く美しく輝いているものは外にはない。
あの原典をひもといて、
誠実な気持でひとつ、神聖な原文を
好きなドイツ語に訳してみたくなった。
こう書いてある、「太初(はじめ)に言葉ありき。」
軽率に筆をすべらせぬよう、
第一句を慎重に考えなければならぬ。
一切のものを創り成すのは、はたして意味(こころ)であろうか。
こう書いてあるべきだ、「太初(はじめ)に力ありき。」
ところが、おれがこう書き記しているうちに、
速くもこれでは物足りないと警告するものがある。
霊の助けだ。おれは咄嗟に思いついて、
確信をもってこう書く、「太初に業(わざ)ありき。」 (以上、引用終わり)


★池内紀訳(2004年)
(集英社文庫より、引用させていただきます)
啓示を切望する。新約聖書ほど啓示のあふれた書物がまたとあるだろうか。原典をひもといて、その語るところを、ごく素直な気持で好みのドイツ語に訳してみるのはどうだろう。
これはどうだ、「初めに言葉ありき」。はやくもこだわってしまうのだが、さて、どうしたものか。初めに言葉とは、うなずけない。べつのものに変えなくては。これでどうだ、「初めに思いありき」。ゆっくり落ち着いて、みだりにペンを走らせぬこと。「思い」ですべてがあらわせたのか。何であれ生み出して動かすのは「思い」であろうか。むしろ、これはどうだ、「初めに力ありき」。書いたとたんに、ぴったりしないのがよくわかった。霊が助け船を出してくれたのか、ひらめいたぞ、つまり、こうだ。「初めに行為ありき」。

*******************************************

 あらためて感心してしまったのは、森鴎外訳。すごいっ すごすぎますっWortを「語(ことば)」、Sinnを「意(こころ)」、Tatを「業(わざ)」だなんて。当時はインターネットはおろか、辞書もろくになかったでしょうに、正しく意味を取るのは大変だったのでは。これ以外にも、「へぇ~」と感心しちゃう表現てんこもり。やはり明治の文豪はハンパない。語彙が違うんですよねー。もっと文語文語しているかと思っていたのですが、思いのほか新しい文体で驚きました。
 相良さんは、鴎外訳を相当参考になさったのではないでしょうか。現代語なので読み易いですね。名訳だと聞いていましたが、納得です。原作の重厚さもよく出しておられるような。こんな素晴らしい訳、ワタシには逆立ちしたって無理。そして池内さんの訳は、若い人にも読めるように、との配慮で「超訳」に近いような気がします。原作は難解だけど、翻訳はとっつきにくいこともなく、すんなり頭に入ってくる印象。何よりも字が大きくて助かりました(←結局、ソレかいって感じです。やーね、老眼って。)3つとも、その時代その時代のニーズを反映した、見事な訳です…。脱帽。

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by Alichen6 | 2012-01-07 00:21 | ドイツ語 | Trackback | Comments(2)

NHK ラジオドイツ語講座「まいにちドイツ語」 その2

 先日、NHKラジオ講座「まいにちドイツ語」の応用編がすっごく面白いという日記を書きました(コチラ)。すっかり気に入ってしまったワタシは、早速NHKのサイトからバックナンバーをお取り寄せ。「君が代」誕生にはドイツ人が深く関わっていた話とか、トロイの遺跡の発見で有名なシュリーマンが、江戸の公衆浴場について書いていた話とか、目からウロコの裏話満載。毎回取り上げられるのは膨大な資料のうちのごく一部なのでしょうが、この短い文章から当時の日独関係が透けて見えるのがホントに興味深いのです。先日は6月号の内容だけご紹介したので、4、5、7月号の目次だけざざっと書いてしまいますね~~。




★4月号
1.Engelbert Kaempfer (1) 江戸城に初めてドイツ語が響いたとき
2.Engelbert Kaempfer (2) 「鎖国」という言葉の起源
3.Immanuel Kant 哲学者が評価する日本の鎖国政策
4.Karl August von Hase プロテスタントから見たキリシタン殉教者
5.Philipp Franz von Siebold (1) 「山オランダ人」はオランダ語が苦手
6.Philipp Franz von Siebold (2) 国家機密漏洩容疑で捕らわれる!
7.Karl Gützlaff 打ち払われたモリソン号
8.Heinrich Schliemann シュリーマンが覗いた江戸の風呂

★5月号
9.Henry Heusken und Hori Toshihiro あぶなっかしい条約締結
10.Guido von rehfues 難航する条約批准
11.Japanische Gesandtschaft in Berlin サムライに大騒ぎするベルリン子たち
12.Max von Brandt 北海道はドイツの理想的な植民地!?
13.Franz Eckert (1) 日本音楽と西洋音楽のはざまで
14.Franz Eckert (2) 君が代が誕生するまで
15.Hermann Roesler 明治憲法草案を書いたドイツ人
16.Lorenz von Stein 伊藤博文がヴィーンで教えを請うた法律顧問

★7月号
25.Franz Baltzer 日本人以上に日本人的なドイツ人
26.Hugo von Hofmannsthal オリエントに向けてふくらむ期待
27.Max Dauthendey 日本に故郷を見た詩人
28.Die kaiserlich japanische Regierung 三国干渉の恨みを晴らした日独戦争
29.Deutsch Kriegsgefangene in Bando ドイツ人捕虜が板東の第九に聴いたもの
30.Karl Florenz ドイツ人が書いた初の日本文学史
31.Fritz Haber und Hoshi Hajime 美談になりそこねた友情
32.Hannes Schneider スキーの革命児が引き起こした来日フィーバー

 どの記事も面白かったです★ もしご興味がありましたら、是非。既にお読みになった方は、二度目ですみませんっ

ドイツ在住の方にいただいたアスパラガス柄ナプキンと、息子さんがくださった「ぐ~ちゃんカード」♪ どちらも素敵♪♪ 



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by Alichen6 | 2011-07-21 14:00 | ドイツ語 | Trackback | Comments(4)

sich von jm. eine Scheibe abschneiden

 今頃恐縮ですが…

なでしこ スゴいっっっ

 いや~ スゴかった。ちまたは「なでしこ」一色なので、今さらワタシが書いたところで出遅れ感たっぷりなのですが、とにかく感動しましたーーー! これまた言い尽くされて陳腐な表現ですが、「感動をありがとう~」でございます。 

 ドイツニュースサイトもいくつか目を通してみましたが、どこも好意的ですね。原発事故関連でネガティブなニュースばかり読んでいただけに、ポジティブな報道はとても嬉しい♪「diszipliniert (規律正しい、よく訓練された)」といった類の形容が多いような気がします。さらに、それに寄せられた読者のコメントが面白い。

『von der Disziplin dieser japanischen Frauen können sich viele hochbezahle Kicker eine Scheibe abschneiden』
『Von den Japanerinnen mit guter Technik und Tempo in den Spielen- können sich die Männer der deutschen Nationalmannschaft eine Scheibe abschneiden. Die sind nämlich oft sehr lahm auf dem Spielfeld.』

高い報酬をもらっている(男性の)サッカー選手たちは、日本の女子選手の爪の垢を煎じて飲んだほうがいい~みたいな類いのコメントをいくつか見かけました。欧米の選手に比べると、体格的にはどう見ても劣勢の日本の女子選手ですが、決してあきらめることなくひたむきに走り回る。そんな様子に感動してくれたみたいです。「sich von jm eine Scheibe abschneiden」という表現を使う人が結構いるんですよねー。由来を知りたかったのですが、ざざっと検索した限りでは見つけられなくて。具体的には何を切り取るんだろ? まさか肉?

 この記事も面白かったです → コチラ 連続写真につけられたコメントが分かりやすくて楽しかった♪ 各国の主要紙のコメントもドイツ語訳で出ています。さらにスクロールしていただくと、下のほうにコール元首相も写っています。大病をしたって聞いていましたが、この写真では元気そうですね。ただ、おじいちゃんっぽくなったなーとは思いましたが…。

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by Alichen6 | 2011-07-19 09:51 | ドイツ語 | Trackback | Comments(14)

フランツ・クサーヴァー

 先日もチラっと書きましたが、NHKラジオ講座「ドイツ語が見てきたNIPPON」シリーズにいたく感激し、バックナンバーを取り寄せてしまいました。で、さっそく届いたテキストを読んでおりましたら、「Franz Xaver (フランツ・クサーヴァー)」という人が出てきました。誰?そんな人、いたっけ?



 ・・・と思ったら、かの有名なフランシスコ・ザビエルさんだったんですねー。コレ、コレ ↓


 ドイツ語だとフランツ・クサーヴァーになっちゃうとはビックリですぜ。ドイツ語って、スペインやフランス、イタリアなどの名前もドイツ語の綴りに変えちゃうことってよくありますよね。以前、Ludwig XIV って人が出てきたことがありました。「ルートヴィヒ14世なんて王様、ドイツにいたっけ?」としばらく悩んだのですが、フランスのルイ14世だと分かって脱力しまぴた~ 最初からそう言ってよーー。ルイ、ルイ♪ (← これが分かる人は、間違いなく昭和世代です)

 ちょっと話はそれますが、学生の頃「聖書のジョンが~云々」と英語で出てきたときも、「ジョンって誰?まさかのジョン万次郎?」とか思ってしまったのですが、「ヨハネによる福音書」の「ヨハネ」のことだと分かって、やはり脱力。万ちゃんじゃなかったのね。

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by Alichen6 | 2011-07-01 08:54 | ドイツ語 | Trackback | Comments(6)

二人称の er と sie

 普通「er」は「彼」、「sie」は「彼女」と解釈しますが、二人称で使うケースもあるんですねー。知らなかったのはワタシだけでしょうか?今さらでございますが、書いちゃいます。

 18世紀とか19世紀が舞台の映画で、偉い人が下僕に向かって「er」で話しかけているシーンに何回か遭遇しました。最初、「え?“彼”って誰のこと?」と面食らったのですが、どう考えても下僕に話しかけているのです。ヘンだなーと思って辞書を調べたら、「(男性への敬称として、のち下僕・職人などへの2人称として)お前」という意味があるんですねー。sie も同じ。

Wenn es schief geht..... er hat mir seinen Kopf verpfändet.
(もし計画が失敗したら・・・ お前の首をはねるからな(直訳:お前の首は預かったからな))

こーんな例がありました。最初、「だ、誰の首?彼って誰?」とか思ってしまったのでした。領主が下僕に向かって言った言葉です。「お前」だったんですねー。これって、かなり「上から」の言葉だそうです。先日ゲーテのことを調べておりましたら、「見習いとして裁判所に勤めた際、"er"で話しかけられて屈辱感を覚えた云々」というくだりがありました。領主様から er で話しかけられるなら仕方ないでしょうが、職場でそう話されるとムカつくんでしょうね。

 なーんて、知らなかったのはワタシだけでしたらずびばぜんっ 

      花を愛でるワンコ(単に、食べ物かどうか調べただけかも・・・)


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by Alichen6 | 2011-06-29 08:22 | ドイツ語 | Trackback | Comments(8)

いまさらですが・・・ NHKラジオ講座『まいにちドイツ語』

 先日、本屋さんに行きました。NHKのテキストコーナーを通りかかったので、何気なく(表紙のブレーツェルに惹かれて)ラジオのテキスト「いまさらまいにちドイツ語」を手に取ってぱらぱらめくったところ・・・


       おお! 面白いっ   


 実はワタシ、以前はラジオ講座のテキストの愛読者だったのです。講座自体は一度も聴いたことがないというトンデモなヤツですが(毎日同じ時間に忘れずスイッチを入れる、ということがど~してもできない^^;)テキストは長く愛読しておりました。応用編が面白いんですよ、毎年。だけどそれも昔の話。もう20年以上、手に取ったことはありませんでした。昔に比べて、テキストのレイアウトもおしゃれになったな~ しみじみ。

 今年前半のお題は『ドイツ語が見てきたNIPPON』。日独友好150周年を記念し、江戸時代から現代に至る日独の交流の歴史を、ドイツ語で書かれたテキストを通してたどるというコンセプト。昔の文書なので、ドイツ語も古いです。言葉遣いや綴りが昔のまま。なので少々難解な部分もありますし、紙面や放送時間の関係で量も少ないですが面白いです!日本史の授業では、日本人の立場から見た歴史を習うのですが、これは逆。お雇い外国人など、日本に来たドイツ人の目を通して幕末なり明治なりの時代を見ていくのって新鮮です。気に入ってしまったので、4、5月のバックナンバーも頼んじゃおうかな~。9月まで毎月買おう!

ご参考までに6月号の目次をご紹介しますね♪

6月2日 Jacob Meckel 日本陸軍育ての親の戦争論 1885~88年
6月3日 Ottmar von Mohl 欧化に反対するお雇い外国人 1887~89年
6月9日 Edmund Naumann ナウマンゾウ発見者による辛辣な日本批判 1886年
6月10日 森鴎外 反論する鴎外:「欧州に学んで何が悪い!」 1886年
6月16日 田中正平 ドイツ皇帝を驚かせた日本人音楽学者 1890年
6月17日 Justus Brinckmann 日本工芸美を発見したハンブルクの博物館長 1889年
6月23日 Felix von Gutschmid 日独関係を一変させた三国干渉 1895年
6月24日 Erwin von Bälz 冷え切った日独関係を憂うベルツ 1904年

 すでにご存じで、欠かさず読んでおられる方がいらっしゃいましたら、今更でずびばぜんっ 

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by Alichen6 | 2011-06-23 07:55 | ドイツ語 | Trackback | Comments(11)

Carl Zeiss (カール・ツァイス) のプラネタリウム用投影機

 今朝の日経に、渋谷の五島プラネタリウムで長年解説者を務めた村松修さんの手記が載っておりました。懐かしい~五島プラネタリウム。そうでした、そうでした。あれってナマ解説でしたよね。「東の空をご覧ください。オリオン座が昇ってきました~」みたいな。実はワタシ、プラネタリウムが結構好きでして、時々行っておりました。2001年に閉館すると聞いてすっごく残念で、慌てて子供を連れて見に行ったものでした。そんな五島プラネタリウムの投影機が実はカール・ツァイス社のものだと今回知って「へぇ~」と感心。顕微鏡やカメラのレンズで有名なカール・ツァイス社はプラネタリウムの投影機でも有名だったんですね~知らなんだ。なんでも、7000万円もしたんだそうですぜ。大卒初任給が1万円の時代。高っ (開館は1957年です)

 日本でも各地のプラネタリウムがカール・ツァイスの投影機を導入したそうです。名古屋市科学館とか(←コレはワタシも見ているハズ。小学校の頃は名古屋に住んでたので。)、旭川市科学館とか、明石市立天文科学館とか。明石は日本で唯一、今もカール・ツァイス社の投影機が現役で稼働しているプラネタリウムなんだそ~です。(ウィキからの情報です)

 が!伝統あるカール・ツァイス社は戦後、東西の分断に伴い、東ドイツのカール・ツァイス・イエナと、西ドイツのカール・ツァイス・オーバーコッヘンに分かれてしまったのでした。今日の日経新聞によると、五島プラネタリウムが導入したのは西ドイツのカール・ツァイス社製。一方、ウィキによると、明石や旭川市の投影機は東のカール・ツァイス・イエナ製。うーん、日本の中でも東西のカール・ツァイス製投影機が存在したんですねー。このカール・ツァイスの社史をざざっと見ると、モロ波瀾万丈。また改めて日記に書かせてくださいっっ

<おまけ>
ツイッターで教えていただいた動画です。1989年頃の東ベルリンの地下鉄。懐かしいっ ワタシも乗りました。途中(3分39秒~)、ドアが開いたまま走っているシーンも・・・。ダ、ダイジョウブか?!?(4分45秒あたりで閉まり、なぜかホッとする(笑))  町の風景も懐かしい。看板やネオンがあふれたカラフルな西ベルリンに比べ、モロ共産圏だった東ベルリンは灰色だったんですよね・・・。モノがあふれてカラフルならいい、というワケではありませんが、当時まだ若かった私は当然、カラフルな町並みのほうがホッとしました。乗客たちの雰囲気も、当時の東ベルリンを彷彿させます・・・。nob_deさん、教えてくださりありがとうございました。



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by Alichen6 | 2011-06-20 08:27 | ドイツ語 | Trackback | Comments(12)