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日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


by Alichen6
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2017年 03月 12日 ( 1 )



 またまた長文すみません。今回の旅で観た映画のメモです。某所にUPした記事なので、二度目の方は申し訳ありません。この作品は昨年12月に公開されたそうで、ベルリンの小さな小さな映画館でかろうじてまだ上映していたものです。


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「Vier gegen die Bank」(直訳すると「4人vs.銀行」ですね)
監督:ヴォルフガング・ペーターゼン
出演:ティル・シュヴァイガー、マティアス・シュヴァイクヘーファー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒ、アンテェ・トラウエ、アレクサンドラ・マリア・ララ



 クリス(ティル・シュヴァイガー)はいつか自分のジムを開くことを夢見る元ボクサー。マックス(マティアス・シュヴァイクヘーファー)は、独立を夢見るチャラい広告マン。そしてペーター(ヤン・ヨーゼフ・リーファース)は落ち目の俳優。それなりに売れた時代もあったけど、今じゃすっかり「あのひとは今」状態。かつての栄光を取り戻そうともがいています。まったく接点のない3人でしたが、共通点がありました。ベーレン銀行になけなしの虎の子を預け、資産運用してもらっているのです。いや、いたのです。運用していたのはベーレン銀行に勤めるトビアス(ミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒ)。有能ではあるけれど、人とのコミュニケーションが極端に苦手な人物。今風の言葉でいうと「陰キャラ」。銀行の頭取は経営不振の責任を彼に押しつけ、彼を不当に解雇するとともに彼の顧客の資産も“没収”してしまいます。3人の資産も消えてしまいました。
 虎の子をなくした3人は銀行に押しかけ、そこで意気投合。最初はトビアスからお金を奪い返そうとしますが、トビアスも仲間に入れて銀行から現金を強奪するほうがよいとの結論に達します。なにしろ、トビアスは銀行を知り尽くしていますから。銀行の構造、何曜日に現金が銀行に到着するのか、金庫の番号を知る頭取の“右腕”は、いつトイレに行くのか、などなどなど…。計画を練った4人はベーレン銀行へ。はたして4人は現金を強奪できるのか?!?


 「U・ボート」のペーターゼン監督が久々にドイツで撮ったコメディです。前回、ドイツで撮った作品は「ネバーエンディングストーリー(1984)」というから、30年以上ドイツでは撮っていなかったんですね。大物が監督しただけあって、キャストも豪華。ティル・シュヴァイガーは言わずもがなですが、マティアス・シュヴァイクヘーファーはドイツでは超売れっ子。チャラ男を演じさせたら彼の右に出る者はいないという気がします。ヤン・ヨーゼフ・リーファースやミヒャエル・“ブリー”・ヘルビヒは国民的俳優というポジションかも。この作品、「ドイツのオーシャンズ11」と呼ばれているんだそうです。あれに比べるとさすがに地味かもしれませんが(汗)ティル・シュヴァイガーには「ドイツのブラピ説」もあったので、まあ、そういう例えもアリかなとも思えます。
 今回、主役の男4人は、みんなどこか抜けているという設定。ティル・シュヴァイガーが演じるクリスに至っては、ボクシングのやりすぎで頭がもう機能していない…。それに対し、彼らの恋人や奥さん、そして彼らを捜査する女刑事は超美人で才媛という、これまたよくありがちな設定でした。下ネタあり、ドリフのようなドタバタありで、あっという間の96分でした。すっごく楽しかったけど、「U・ボート」~「ネバーエンディングストーリー」と来て、33年後に満を持してドイツで撮った作品がこっち系?と、思ったりもした作品でした。ま、楽しければいいのだ❤


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こんな映画館でした。お客さんが少なくて、ほとんどプライベートシアター状態。

大都会ベルリンの片隅にひっそりと営業する小さな映画館 - これはこれで趣があって楽しかった♪



by Alichen6 | 2017-03-12 09:00 | ドイツ映画 | Comments(4)