茶道体験 行っちゃいました
2009年 02月 14日
茶友倶楽部 空門 → コチラ
どんなところか少し不安だったのですが、外国の友人に茶道を体験してもらうのにはうってつけ。すごおぉぉ~~~くいい所でした。事前に3名で予約しておいたところ、和服を着た男性(店主さん?先生?)が前で出迎えてくれました。入口は打ち水でホコリもチリもなく、中に入るとほのかにお香が漂っています。和服を着た女性(お師匠さん?)が流暢な英語で説明してくれたのですが、友人は英語があまり理解できなかったので(東ドイツ出身なので、学校ではロシア語を習った世代なのです)ワタシが「なんちゃって通訳」をば。
建物の中には落ち着いた茶室(畳が青くてキレイでした。女房はともかく、畳は新しいほうがいいですな)がありました。靴を脱いで順番に入り、茶道の精神から「わびさび」の世界、季節感を楽しむ和の心、日本の伝統文化についてなど、いろいろ説明していただきました。
今日のお茶菓子は、梅の干菓子とウグイスの落雁。2月っぽくて素敵。お茶の道具についても具体的に詳し~く説明していただき、2人とも感心したりビックリしたり。
午前中にお茶をずびずびっと飲み、お昼は八重洲の地下街で回転寿司(ちょっと恥ずかしいけど、これも彼女たちの希望でした)、食後は皇居を散策。彼女たちは「和の心に触れてリフレッシュできて、今夜はいい演奏ができそう」と言ってリハーサルに出かけていきました。夜はまたサントリーホールでベートーヴェンてんこ盛りなんだそうです。
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余談ですが、彼女たちのオーケストラは来日のたびに全国津々浦々でコンサートを開いています。ベルリン・フィルやウィーン・フィルみたいに超ビッグなオーケストラというわけではないので、経済的にもアレでして・・・。そんな彼女たちいわく「日本はどんな小さな町に行っても、すごーーく立派なホールがあるので感心しちゃうわ~。音響もバッチリ。建設に相当お金がかかってるんじゃないかしら」 ・・・これもハコモノ行政の結果かいな?と複雑な気分になったのでした。