アイフェル地方の Monschau (モンシャウ)へ
2008年 09月 01日
4泊のうち、2晩は元ホストファミリーの家でお世話になりました。もっと長くいたかったのですが、お父さんは病み上がりでしたし、リハビリや治療も続いていましたから遠慮しました。最初にステイしたのはもう20年以上前になるのですが(トシがばれる・・・)家は当時とほとんど変わらず、私が寝泊まりした部屋もそのまま。地下室へ行くと当時と変わらず、庭で採れた果物で作ったジャムや水煮野菜の自家製瓶詰めが所狭しと並んでいました。冬場に備える習慣を今もなお続けているんですね。
でもって、20ン年前と同じく、ベルギーの国境とも近い Monschau (モンシャウ)というのどかな町へ車で連れていってもらいました。Eifel (アイフェル:ライン川左岸の高原山脈地方、北はアーヘン、南はトリアーあたりまで含まれます)地方にあります。
道の上から町全体が見渡せるスポットにて。小さな小さな町ですが、オランダやベルギー、ルクセンブルクからも近いため大勢の観光客が押し寄せてくるのです。日本ではまだまだ馴染みがないかも。
木組みの家(Fachwerkhäuser、辞書には「木骨家屋」とも) が軒を連ねています。
木組みの家って、結構ニセモノもあるんだそうです。観光客目当てに、ペンキで黒い線を描いただけのものも多いんだそう。年月を経ると必ず木組みがゆがんでくるんだそうで、黒い線がまっすぐなものはニセモノが多いそーです。あと、当たり前ですがアップで見ると材質が分かりますよね。連れていってくれたドイツ人はダイタンにも、コツンコツンと叩いて調べていました・・・。
モンシャウで有名なのが Senf (マスタード)。とある有名店では約20種類ものマスタードが売られておりました。中にはハチミツ入りとかレモン味とか、激しく邪道なものも・・・(味見しましたが、コメントは差し控えさせていただきますです、ハイ)
恐ろしいことに、マスタード入りプラリネ(Senfpraline)なるものも売ってました。なんと、私ったらプレゼントにいただいてしまいましたぜ・・・。ありがたく頂戴して家に持ち帰り、家族で食べましたが、チョコの中にマスタードが入っていて・・・うぷっ これ以上のコメントは差し控えさせていただきますです、ハイ。
この付近はなだらかな高原が続いており、あちこちで牛がモーーっと放牧されていました。豚も飼育されているかどうかは定かではありませんが、瓶詰めのペーストもたくさん売られていました。見て見て、瓶がWECK! 食べたあと、瓶も使えて二度おいしい♪