Papierball (紙ふうせん)
2008年 07月 11日
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昨日、ドイツ人の友人からメールが届きました。体にハンディのあるお子さん対象に学校で様々な遊びを教えているんだそうですが、大昔私がプレゼントした日本の紙風船が遊びにちょうどよく、大事に使ってくれていたようなのです。ところが最後の1枚もボロボロになってしまったそうで、何枚か送ってくれると嬉しいな~という内容でした。
うっしゃ~~~ お安い御用でござんすっ
なぜ彼女に紙風船をプレゼントしたかといいますと、別のドイツ人の友人が紙風船をいたく気に入っていたので、コレはいいかも、と単純に思ったからなのです。その友人は日本に仕事で来るたびに買って帰るのです。家にお邪魔しましたら、天井から紙風船が糸でいくつもつりさげてありました。 家に遊びに来る人がみんな感心するんだそーです。こういった紙風船って欧米ではないのかな?ありそうなものだけど。とにかくその風景を見て、「コレはドイツ人にウケるかも~」と思ったわけです。いえ、紙風船だけをプレゼントしたんじゃなくて、オマケとしてつけたんですが・・・(←ケチくさく見えるので自分でフォロ~)
検索したら、japanischer Papierball ということで、ネット内で扱っているお店がいくつかありました。やっぱり日本独自のものなのかなぁ。日本の紙風船メーカーの HP を覗いてみましたところ、明治24年ごろ登場したんだそ~です。
以下、上述の HP から一部引用させていただきます:
『(新潟県)出雲崎町のある海岸地区は、日本海の漁業や佐渡との交易地として栄えましたが、海の荒れる冬場の漁業に変わる仕事として、また漁師の妻の手仕事として、当社の先先代が考えたのが紙ふうせん作りで、多くの町民が参加できる貴重な冬場の収入源となりました。』(引用終わり)
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というわけでした。ふーゆーがーくるまえに~~♪