2月18日
2008年 02月 18日
今年に入ってから、ちょくちょく「今日は何の日ふっふ~♪(←分かる人には分かっていただけるネタ)」ってワケじゃないのですが、ちょくちょく「今日は何の日」かチェックしております。
今日2月18日を検索してみました。結構いろいろなことが過去に起こっていたんですね。
1943年2月18日:「白バラ抵抗運動」で知られるゾフィー・ショルが兄とともにミュンヘン大学で反体制のビラをまき、逮捕された日でありました。この2人は映画「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」で有名になりましたが、私は1982年に製作された「白バラは死なず」も好きです。ご参考までにウィキペディアから引用させていただきますと:
『ゾフィーは兄のハンスとともに、ミュンヘン大学において白バラ抵抗運動のメンバーが起草した抵抗ビラのうち、6番目のビラを屋上からばら撒いたところを大学の職員に発覚され、ゲシュタポによってハンスと共に逮捕された。尋問においてゾフィーもハンスもビラがあったことを知らずに落としてしまったと否定していたが、ハンスの住居からハンスが所有していたビラの草案とクリストフ・プロープストの数通の手紙、8ペニヒの切手数百枚が発覚し、また若い男が住居の近くの郵便局で大量の切手を買ったことが報告されため、ビラの作成は2人で行ったものであるとしてクリストフ・プロープストから嫌疑をそらそうとしたものの、プロープストは捕えられた。
逮捕の4日後の2月22日、民族裁判所長官ローラント・フライスラーは起訴されたゾフィー、ハンス、クリストフ・プロープストを感情的に怒号しながら非難する口調で尋問をし、戦時にビラをまくことで、軍需のサボタージュと国家社会主義体制の破壊とヒトラーへの誹謗中傷を行い、利敵行為を行い、ドイツの防衛力を破壊しようと試みたとして死刑判決を下した。その際に弁護人は被告の3人を弁護するどころか恥ずべき行為をしたとして非難までした。しかし、3人とも自分たちの行為は多くのドイツ人が内心では支持しているのだとして、堂々とした口調で反論をした。
判決が下されたその日の夕方5時ミュンヘン・シュターデルハイム執行刑務所においてゾフィーはハンス、クリストフ・プロープストと共にギロチンにかけられ、21歳の短い生涯を閉じた(引用終わり)』
同じく1943年2月18日、宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスがシュポルトパラストにおいて演説を行い、総力戦を宣言していたんですね…。Wollt ihr den totalen Krieg? (諸君は総力戦を望むか?)という演説はドイツ人の間でも有名らしく、この口調を真似するシーンを映画で何度か見かけたことがあります。
YouTube によるゲッベルス演説の画像は → コチラ
私は戦争は断固反対ですが、こうした過去の画像を見て歴史を知ることって大切なんだな~と改めて思います。この演説、明瞭な発音で非常に聞き取りやすく、分かりやすい内容だったんですね。「洗脳」のパワーを感じます…。