トラビづくし

 昨日は「ルターづくし」だったのですが、今日はお菓子ではなく「トラビづくし」です。虎尾づくしではありません。旧東独の車、トラバントの愛称です。またまたご紹介という名の見せびらかし、お許しください。

 先日お会いした方から「東ドイツの車たち」というポストカードセットをいただいてしまったのでした。うっしっし。トラビ以外に、一回り大きいヴァルトブルクのポストカードもあります。なんと!日本のアマゾンで買ってくださったんですって。嬉しすぎます。

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懐かしの、今は亡き共和国宮殿も…!

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 旧東独時代、ミドルクラスの自動車として活躍した「ヴァルトブルク」って、ルターがこもってラテン語聖書をドイツ語に訳したとされるヴァルトブルク城から来ているんですって。製造していた会社が、ヴァルトブルク城があるアイゼナハにあったから。アイゼナハといえば、この2月に行ったところだ!ルターやバッハゆかりの街であるだけでなく、旧東独時代に自動車を生産した街でもあったんですね。知らなんだ…

 その会社は VEB Automobilwerk Eisenach (国営企業「アイゼナハ自動車製造社」って感じでしょうか)。1896年に設立された自動車製造会社だったらしい。。1926年にBMWに買収され、戦後は東ドイツ政府によって国営化。ドイツ統一後はオペルがこの会社を引き継ぐかたちで工場をアイゼナハに開いた、とあります。ナルホド…



 このポストカードは眺めていて飽きない…!当時のファッションも含め、なんともオスタルギーな味わいのある素敵なポストカードです。





Commented by falan at 2017-05-13 12:36 x
国際色ゆたかな車がそろってますね。共和国宮殿前の水色の車はソ連のヴォルガ、もう一枚の黒はチェコのタトラ。コングレスハレ前の白はルーマニアのダチアでしょう。
エライ人たちが乗っていたボルボやホーネッカーが訪日した際に買い付けたマツダファミリアなんかも東ベルリンでは見かけました。
6月にキューバに行きます。クラシックなアメ車が有名ですが、旧ソ連車もけっこう残っているそうです。なつかしい車たちと再会できるのではと楽しみにしています。
Commented by Alichen6 at 2017-05-14 08:52
★ふぁらんさん おはようございますー。コメントをいつもありがとうございます。さすが、お詳しいんですね!ポストカードの裏に簡単に説明が書かれているのですが、Trabi と Wartburg 以外は建物の名前や地名が書かれているだけで、車の名前は出ていませんでした^^;そうですか、チェコやルーマニアの車だったんですね。確か、クーダムの元地下壕がミュージアムになった Story of Berlin にDDRの幹部が乗ったボルボが展示されていました。(違う博物館だったかもしれません。。記憶が曖昧で)それを見たとき、「西側の物はタブーだったくせに、幹部はこんなのに乗ってたんだ…!」と思った記憶があります。そういえば最近TVで観ましたが、北の将軍様はベンツに乗っていましたね。6月にキューバへいらっしゃるのですか!それはまたすごい… 濃ゆ~い旅となりそうですね。またゆっくりお話をお聞かせくださいね。お写真も拝見したいなぁ。そしてキューバの音楽も堪能できそうですね。いいなあ。お気をつけて行ってらしてください。
Commented by falan at 2017-05-14 13:07 x
東ドイツの人たちは暗くきびしい表情で暮らしていたと信じている日本人に会うたびに「キューバを見てごらんなさい。社会主義で貧しくてもみんな元気で明るいでしょう。東ドイツはヨーロッパのキューバだったんですよ」とよく話します。根拠もなく、行ったこともないのに。やはり一度は行って自分の目で確かめなくては!というのが旅の目的です。
キューバの人たちは通りでも店のなかでも陽気に踊っている、という印象(テレビの影響)なので、私も一緒に踊りたいと思ってサルサダンスのレッスンに通ってます。もちろん基本ステップが精一杯ですが。先生によると向こうの人たちもいい加減に踊っている人が多いから、真似して身体を動かしていればいいとのこと。年を取るほどにこわいものなしというか、思い切り恥をかいてこようと思います。
Commented by Alichen6 at 2017-05-16 09:23
★ふぁらんさん おはようございますー。コメントをありがとうございました。遅くなってすみません!! キューバと聞くと、私も「陽気」「音楽」「ダンス」というイメージが浮かびます。サルサを習っていらっしゃるのですか!それはステキですね。奥様と一緒にいらっしゃるのでしょうか?いいなぁ。「自分の目で確かめなくては」というのは本当に大事ですよね。いいなぁ、お話を楽しみにしています!6月ということはもうすぐですね。どうぞお気をつけて行ってらしてください!!
Commented by falan at 2017-05-19 17:51 x
西側の物はタブーだったのになぜボルボが?という話ですが、やはり西側の技術力との格差は認めざるさなかったんですね。フリードリヒ通りにあったインターホテルの旗艦店メトロポールもスエーデン企業が建てました。パラストホテルもかな。私が働いていた製鉄所EKOの製鋼工場はオーストリアの企業が建設しました。圧延機は日本製。西側の技術力を導入するにあたっては西独英米仏は避けて、北欧やオーストリア、日本など微妙なあたりからが多かったようです。気持ちはなんとなくわかります。
ほんとうはホーネッカーもベンツに乗りたかったかもしれませんが、さすがにそれは…ちょっと、だったんでしょう。ホーネッカーがオーストリアの首相と製鉄所の視察に来たときもボルボの車列をつらねてやってきました。金日成と視察に来たときも見物しました。
メトロポールに泊まってホテルのハイヤーでEisenhüttenにもどるときは、私もボルボの後部座席に。東ドイツは信号が少なくて警官が交通整理をしていることがよくありました。幹部の車と勘違いされて優先で通してもらったり、敬礼されるたりすることも。私も鷹揚に手をふります。気がついて「しまった」という顔をされるのも楽しかったです。
Commented by Alichen6 at 2017-05-20 08:25
★falanさん おはようございます。こちらにもコメントをいただいてありがとうございます。お返事が遅くなってすみません!!そして楽しい(そして貴重な)エピソードをご紹介くださって、ありがとうございました。外貨が貴重だった旧東独にとって、外国のもの=贅沢品でしたもんね。みんなが手にできるわけではなかったでしょうから、上層部が乗る外車はまぶしく見えただろうなぁ。昔、マイセンの友人を訪ねたとき、西側の観光客のものと思われるアウディがSemper Oper の前に停めてありました。友人やその同僚たちと、あたかも自分たちの車のごとく(苦笑)その車の前で記念写真を撮りました。日常的に西の車に接していた私は、なんとも申し訳ないような気分になったのをよく覚えています。

大昔、ブログにコメントを寄せてくださった方がいたのですが、その方は旧東独とのお仕事で(建設関係みたい)しばらく東に滞在していらしたそうです。滞在中はいちばんいいホテルに泊まり、待遇もすごくよかったようで、「東ドイツはとてもいい国だった」とおっしゃっていました。と同時に、私がブログでインターショップやシュタージのことで辛口のことを書いていたものですから、それがその方のお気に召さないようでした。「悪口を書くな」と。高級ホテルに滞在して厚遇されていらしたのだから、ベルリンではない、地方の小都市に暮らす庶民の生活などは想像もつかないのかなぁなんて、その時私は思ってしまいました…が、よくよく考えてみますと私も旅行者として訪れただけですので、本当のことは私もまったく見えていなかったのだと思います。別の方からも、「よく知らないのに書かないで」に近いことを言われたことがありました。結局のところ、一面しか見ていないのに分かった風なことを書いてしまうのはよくないことなのかなぁと・・・すみません、ブツブツと。 
by Alichen6 | 2017-05-12 12:48 | ドイツのモノ | Comments(6)

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


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