日本で公開されたドイツ映画 その1

 皆様、おはようございます。先日、久しぶりに機種編と乗り換えをしたという話を書きましたが、それに合わせてインターネットのプロバイダーや電話会社も変えました。そして昨日が工事の日。●フトバン●系に変えたのです。乗り換えを決めたとき、窓口のにーちゃん(チャラいツーブロックだった)は言いました。「ショウジキ、めっちゃ速くなりますよー」

 ところが。


 …遅い。


 …遅い。


 …遅すぎるっ!!!(怒)031.gif



 なんでこう遅いんでしょう? というか、不安定なのです。ちゃちゃっと速く飛ぶ時もあるのですが、画像の表示がすごーく遅く、途中で固まったりもする… ダイアル回線だったころを思い出します。ぴ~とぅるとぅるとぅる… という時代は確かにありましたよね。画像が表示されるのにえらく時間がかかるなんて、もうすっかり忘れておりました。怒、です。


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…気を取り直しまして、本題に入らせてください。先日、とある書き物のために調べ物をいたしました。2日間、図書館で古いキネマ旬報を片っ端から調べましたでございます。何を調べたかといいますと~ 毎年、キネ旬の2月下旬号は「決算特別号」ということで、前年の様々なデータが載っているのです。日本で公開された洋画一覧もその1つ。その中から、ドイツ映画もしくはドイツが合作でかかわっている映画をピックアップしたのです。はい、アナログです。ドイツで流行るドイツ映画と、日本で流行るドイツ映画の傾向を調べたいな~と思った次第。時代は壁が崩壊してから現代に至るまで。せっかくですから、ここに載せちゃいますね。ただし、上にも書きましたようにアナログな作業です。1つ1つ書き写す…という作業なので、もしかすると見落としや書き間違いもあるかもしれません。また、キネ旬の掲載漏れだってあるかも。あくまでも傾向として見てくださいね。なお、全部ではないのですが、いくつか映画祭での上演作品もキネ旬のリストに載っていましたので、それも書き出しました。全部の映画祭を網羅しているわけではなさそうですので、本当に「あくまでも参考」程度なのですが…。


1989年(1990年2月下旬号)   

1月7日 MARLENE/マレーネ」Marlene1984

     /監督:マクシミリアン・シェル、出演:マレーネ・ディートリッヒ

3月4日 「バグダッド・カフェ」 Out ofRosenheim1987) 

     /監督:パーシー・アドロン、出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト

3月11 「罠/ブルーム事件」Affaire Blum1948、東独)

     /監督:エーリッヒ・エンゲル、出演:クルト・エアハルト

3月16 HARE TO KE <ハレトケ>」HARE TO KE1988

     /監督・レギーナ・ウルヴァー ドキュメンタリー

6月17 「東京画」Tokyo-Ga (1985、西独+米)

     /監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:厚田雄春、笠智衆

11月6日 「ライン・ワン」Line 11988

     /監督:ラインハルト・ハウフ、出演:トーマス・アーレンス

12月2日 「ヴィーナーワルツ 激しくも愛に燃えてWiener WaltzJohann Strauss - Der König ohne Krone1987、墺+西独+東独+仏)

     /監督:フランツ・アンテル、出演:オリヴァー・トビアス

12 「嫉妬」Die Venusfalle 1988

     /監督:ロベルト・ファン・アケレン、出演:ホルスト・グンター・マルクス


第3回東京国際映画祭

コンペ 「秋のミルク」Herbstmilch1988

     /監督:ヨゼフ・フィルスマイアー、出演:ダーナ・ヴァヴロヴァ


カネボウ国際女性映画週間

10月2日 「ラピュタ」 Laputa1986

     /監督:ヘルマ・サンダース=ブラームス



1990年(1991年2月下旬号)

2月3日 「コブラ・ヴェルデ」 Cobra Verde1988

     /監督:ヴェルナー・ヘルツォーク、出演:クラウス・キンスキー

2月10 「バトルドラゴン」 Laser Mission1989

     /監督:ビュー・ディヴィス、出演:ブランドン・リー

3月3日 「ロザリー・ゴーズ・・ショッピング」Rosalie Goes Shopping1989

     /監督:パーシー・アドロン、出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト

3月10 「シークレット・ラブ」 Versteckte Liebe1986、西独+ギリシャ)

     /監督:ゴットフリート・ユンカー、出演:ペーター・シエスリンスキ

3月31 「ミー&ヒム」Ich und er1988

     /監督:ドーリス・デリエ、出演:グリフィン・ダン

4月14 「ブルックリン最終出口」Letzte Ausfahrt Brooklyn 1989西独+米)

     /監督:ウリ・エーデル、出演:ジェニファー・ジェイソン・リー

4月21 「カラカス」Caracas 1989、墺)

     /監督:ミヒャエル・ショッテンベルク、出演:レグーラ・ビル

7月21 「ペテルブルグ幻想」 The Prisoner of St. Petersburg (オーストラリア+西独)

     /監督:イーアン・ブリングル、出演:ノア・テイラー

1027 「マグダレーナ 「きよしこの夜」誕生秘話」 Magdalene1988

     /監督:モニカ・トイバー


東欧映画祭90

1020 「カミングアウト」Coming Out (1989、東独)

     /監督:ハイナー・カーロウ、出演:マティアス・フライホフ


1991年(1992年2月下旬号)

2月1日 「ステップ・アクロス・ザ・ボーダー」Step Across the Border1989スイス+西独)

     /監督:ニコラス・フンベルト、出演:フレッド・フリス、ドキュメンタリー

3月21 「侍女の物語」The Handmaid’s Tale (1990、米+独)

     /監督:フォルカー・シュレンドルフ、出演:ナターシャ・リチャードソン

4月19 「愚か者の日」Tag der Idioten1981、西独)

     /監督:ヴェルナー・シュレーター、出演:キャロル・ブーケ

5月17 「秋のミルク」Herbstmilch1988

     /監督:ヨゼフ・フィルスマイアー、出演:ダーナ・ヴァヴロヴァ

9月20 「ナスティ・ガール」 Das schreckliche Mädchen1990

     /監督:ミヒャエル・フェアヘーフェン、出演:レナ・シュトルツェ

10月5日 「イカレたロミオに泣き虫ジュリエット」 Du Mich Auch 1986、西独+スイス)

     /監督・出演:アンニャ・フランケ、ダニー・レヴィ

11月2日 「ボイジャー」 Voyager 1991、独+仏+ギリシャ+米)

     /監督:フォルカー・シュレンドルフ、出演:サム・シェパード


第4回東京国際映画祭

ヤングシネマ1991コンペティション

「ハート・イン・ザ・ハンド」Herz in der Hand1991

     /監督:ウーヴェ・ヤンソン、ミヒャエル・ディック

特別招待作品

「夢の涯てまでも」Bis ans Ende der Welt 1989、日+米+独+仏+豪)

     /監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:ウィリアム・ハート

山形ドキュメンタリー映画祭

「閉ざされた時間」Verriegelte Zeit1990

     /監督:ジビレ・シェーネマン、


1992年(1993年2月下旬号)

2月1日 「パラダイス」Paradies1986

     /監督:ドリス・デリエ、出演:ハイナー・ラウターバッハ

3月28 「都市とモードのビデオノート」 Notebook on Cities and Cloths1989、仏+独)

     /監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:山本耀司

3月28 「夢の涯てまでも」Bis ans Ende der Welt 1989、日+米+独+仏+豪)

     /監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:ウィリアム・ハート

4月18 「コレット・水瓶座の女」Becoming Colette1989、独+仏+米)

     /監督:ダニー・ヒューストン、出演:マチルダ・メイ

4月25  「カティの愛した人」RAMA DAMA1991

     /監督:ヨゼフ・フィルスマイアー、出演:ダーナ・ヴァヴロヴァ

6月6日 「愛と欲望の銃弾」All Out 1990、独+仏+スイス)

     /監督:トーマス・コーファー、出演:デクスター・フレッチャー

10月3日 「彼方へ」Schrei aus Stein1991、独+仏+カナダ)

     /監督:ヴェルナー・ヘルツォーク、出演:ヴィットリオ・メッツォジョルノ

1114 「美しき獲物」 Knight Moves (1992、米+独)

     /監督:カール・シェンケル、出演:クリストファー・ランバート

1219 「ジミー・クリフ/ボンゴ・マン」 Jimmy Cliff Bong Man1980

     /監督:シュテファン・パウル


ゆうばり国際ファンタスティック映画祭~ 92

2月15 A Demon in My Viewのちに「わが目の悪魔」としてビデオ発売)(1992、米

     /監督ペトラ・ハフター、出演:アンソニー・パーキンス


キンダー・フィルムフェスト

8月11 「サマーアルバム」Das Sommeralbum (独+リトアニア)


第5回東京国際映画祭

コンペティション

 「シュトンク - ヒットラーの贋作者たちSchtonk!

     監督:ヘルムート・ディートル、出演:ウーヴェ・オクセンクネヒト (最優秀脚本賞を受賞)









Commented by eastwind-335 at 2017-01-29 08:24
おはようございます!
私がドイツ語を本気で(?!)習い始めた頃(第二外国語時代は単位のために勉強していた)から始まるリストに、まさに「青春」の頃を重ねてしまいました・・・。
が、このリストの中で実際に映画館で見たのは、春休みに行った語学学校から帰国したばかりで気が高まっていた(笑)時期に母を無理やり連れて渋谷まで見に行った「バクダッド・カフェ」と有楽町の映画館で見た「秋のミルク」「カティの愛した人」です。
映画館に母世代は一人もいなかったので気恥ずかしかったそうですが、母は以来マリアンネ・ゼーゲブレヒトの作品がテレビで放送されるたびに、私と一緒に行ったことを思い出すと電話をくれます。
「秋のミルク」は、地味な映画でしたが、常々私がもう一度見たいと願っている作品です。加えて「秋のミルク」が国民的食品を指す言葉とは!主人公を演じた女優さんは監督の奥さんとパンフにあった記憶があります。「カティの愛した人」も最後ドキドキしながら「どうするんだろう?!」って思いました。しかし、一方で、「この監督、「夫を待つ女」ばかり撮ってるんじゃ?」と小生意気なことも思ったのでした。
そして私の周りは「バブリーな毎日」を過ごす人が多く、地味なドイツ映画を語り合う心の友がいなかったなーと思い出したりもしました。
リストの続きが楽しみです!
Commented by Alichen6 at 2017-01-29 09:59
★東風さんっ おはようございますー。嬉しいコメントをありがとうございます❤ こんなリスト、載せてもつまらないかなぁと思っていただけに、嬉しかったです♪ ありがとうございます。実はワタシ、92年くらいから子育て期間に入ってしまい、映画をま~ったく見られない日々が続き増して・・・・。90年代は「空白の時期」となってしまいました(涙)。あの頃はテレビでドイツ映画が放映されるなんてことも、ほとんどなかったですよね。というわけで、最後に見たのは「バグダッド・カフェ」。しかもあれは大人の映画すぎて、当時のワタシはよさが分からず… 2、3年前、久しぶりに「バグダッド~」を見て、あの音楽にシビれました。ゼーゲブレヒトさん、魅力的ですよね。「秋のミルク」は、原作が話題になったと聞き、ドイツにいる知り合いに頼んで文庫本を送ってもらいました。当時はアマゾンもなかったしなぁ。フィルスマイアー監督は当時、ヒットメーカーだったみたいですね。日本でもずいぶん公開されていて「おお!」と思いました。(分割します)
Commented by Alichen6 at 2017-01-29 10:06
★東風さんっ(続きです)

>地味なドイツ映画を語り合う心の友がいなかった

分かります!90年代は私個人の事情で見られなかったのですが、その前後はなんとなーく自分が異端に思えたりしました^^;バブル華やかなりし頃でしたもんね。前髪をばっちり立てて、ボディコン来ているお姉さんは、まずドイツ映画は見ないし(苦笑)
リストは2015年まで続きます。2016年のデータは、キネ旬2017年2月下旬号が出るまでUPできないのですが、出たら見るつもりです❤ よろしければ、お付き合いくださいね!!!
by Alichen6 | 2017-01-28 10:02 | ドイツ映画 | Comments(3)

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


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