フランス映画『最高の花婿』 見ました!
2016年 07月 30日
すっごく面白かった…!!!
↑ お世辞じゃありませんよ~~
予告編を見ていただければ分かるとおり、ヴェルヌイユ家の美しい4姉妹が次々と結婚するわけなのです。ところが敬虔なカトリック信者で純ジャパ…ならぬ、純フラな両親はその婿たちがことごとく気に入らない。長女はアラブ人、次女はユダヤ人、三女は中国人と結婚したのです。この両親は人種差別主義者というわけではないのですが、純粋に「カトリックでフランス語を話すフランス人婿がいい!」と思っているんですよね。保守的な世代ですからそれも分かります。そして当然、期待も膨らみます。満を持して四女が連れてきたカレシは「カトリック信者で母語はフランス語」との話。両親も「やったー!今度こそ…!」と思っていたら、現れたのはコートジボワールの青年だったのです。はたして四女は無事、結婚式を挙げられるのか…!?!
…そんな家族の右往左往ぶりを楽しく描いたコメディです。父親は堅物な印象を受けるのですが、決してそうではなく、愛にあふれる素敵な父親なのです。この父親もコートジボワールのカレシのお父さんも、とにかく憎めない。四人の姉妹はめちゃくちゃ美しく魅力的(ドイツ人女優に比べると垢抜けてるなぁ…あ、いえ、そんなことは・・・モゴモゴ)。そして4人の婿たちも、人種や宗教は様々だけど明るくていいヤツばかり。人種や宗教の違いはちょっとしたきっかけで衝突にもなりえるけれど、相手をリスペクトしてユーモアを忘れなければ乗り越えられるって思わせてくれます。小ネタ満載、随所でぷぷっと笑いながら楽しく観られました。舞台はフランスのロワール地方(フランスの地理に疎いので、調べてしまった^^;)。太陽の日差しが明るく、とても美しい場所です。
字幕はお友達の仏英映像翻訳者、横井和子さん。テンポよく軽快な字幕で、とってもとっても楽しく鑑賞できました♡ フランス語ができる方っていいなぁと思ってしまったのでした。個人的には「皮をワンコが食っちまう話」と「にっちもさっちも」がツボでした♪
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余談ですが次女の婿が、とあるドイツ人俳優およびアメリカ人俳優にソックリで「おお!!」となってしまいました。そーです、目下私のいちばんのお気に入り、Elyas M’Barek。「Fuck Ju Göthe!」でブレイクした俳優さん。
アメリカ人俳優とは、そーです、ジョージ・クルーニー。
ワタシ的には、次女の婿<エリヤス<G・クルーニーって感じで、基本的には同一線上にいると信じています、ハイ。濃い目だけど、決して濃すぎない。イケメンでした❤
機会がありましたら、ぜひご覧になってくださいねー♪
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