ここ数日の記録 (その2)
2015年 05月 22日
★以下、ネタバレ含みます!!!!
あらすじについては、あちこちのサイトで書かれているので省略しますね。第二次大戦中、ドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に成功した天才数学者が主人公。コンピューターの基礎を作った人でもあるそうです。彼は自閉圏にいる人だったんでしょうね。少し前は「アスペルガー症候群」と呼ばれました。最近は診断基準が変わり、この言い方はしなくなっているのですが…。身近に自閉圏の人がいるので、見ていてぐっときました。そして彼にはもう1つ、秘密がありました…
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あらすじについては、あちこちのサイトで書かれているので省略しますね。第二次大戦中、ドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に成功した天才数学者が主人公。コンピューターの基礎を作った人でもあるそうです。彼は自閉圏にいる人だったんでしょうね。少し前は「アスペルガー症候群」と呼ばれました。最近は診断基準が変わり、この言い方はしなくなっているのですが…。身近に自閉圏の人がいるので、見ていてぐっときました。そして彼にはもう1つ、秘密がありました。同性愛者だったのです…。当時、同性愛はタブーだったとのこと。イギリスでも禁止されていたとは知りませんでした。ナチ・ドイツでは同性愛者は収容所へ送られましたもんね。世界的にタブー視されていたのでしょうか。人とのかかわりが苦手な主人公が仲間と打ち解け始めたシーンでは心がぽっと温かくなり、暗号解読のシーンは手に汗を握り、そして後半からジーン…。 わたくし、ラストで涙が出ちゃいましたでございます。とってもいい映画でした。映画館で見られてよかった!上映終了まであと少しみたいです。ご興味のある方は、映画館へGO! 字幕は松浦美奈さんです。すごーく難しいセリフもたくさんあるのですが、スッキリしていてテンポがよく、ぐいぐい映画に引き込まれました。
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同性愛者+イギリスということで、少し前に試写で見た映画を思い出しました。これもまだ、公開中なんじゃないかしら。『パレードへようこそ』というイギリス映画です。時代は80年代。炭鉱労働者たちがストを始め、それを同性愛者の活動家が紆余曲折を経ながらも支援するというストーリー。当時は不治の病として恐れられたAIDS も話にからんできます。いつの時代でも、マイノリティの人たちは社会の偏見や無理解に苦しむんですよね。80年代というのは、私にとってはまさに青春の時期(遠い目)。当時を思い出しながら、そして時折ほろ苦い思いをかみしめながら鑑賞しました。面白かったです。字幕は、齋藤敦子さんです。こちらもぐいぐい引き込まれてしまいました。。。
なお、同性愛がテーマということで、同じくイギリス映画「マイ・ビューティフル・ランドレット(1985)」も思い出しました。なぜか全部イギリスが舞台だなぁ。
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マイノリティとしての同性愛を扱った映画って、ドイツにあったかなぁ?ちょっと思いつかない…。イギリスのほうがその点では進んでいるのかしら。
…そう思っていたら、ドイツにもありました、ありました。以前、ブログでチラッと書いたことがあります。ぬゎんとワイマール期のサイレント映画 『Anders als die Andern』!当時の日記は → コチラ。 これはヒジョ~に進歩的&啓蒙的な内容でした。ちょっとカタいけど。
…とりとめのない日記ですみません 皆様、よい一日を。