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これ見たい!② 『Frau Müller muss weg!』

 これ見たい!と思ったドイツ映画の第2弾です。勝手にシリーズ化しちゃってます。昨年、「ゲーテなんてクソくらえ」を見て、学園モノの懐かしい面白さに再び目覚めたワタクシです。

『Frau Müller muss weg!』 (直訳:ミュラー先生を追い出しちゃえ!) ←我ながらセンスのない直訳…。

監督:Sönke Wortmann (ゼンケ・ヴォルトマン)
出演:
Gabriela Maria Schmeide (ガブリエラ・マリア・シュマイデ)
Justus von Dohnányi (ユストゥス・フォン・ドホナーニ)
Ken Duken (ケン・ドゥーケン)
公式サイトは → コチラ



 公式HPのあらすじによると、ドレスデンのとある小学校(初等教育を行う学校)が舞台だとか。「子供の成績が悪く、このままではギムナジウムに進めない!担任が悪いに違いない!」と焦るモンスターペアレンツたちがミュラー先生を辞めさせようと画策するんだそーです。ひとクセもふたクセもある親たちと、これまた個性的な先生が繰り広げるコメディのようです。

 主演のガブリエラ・マリア・シュマイデって、日本ではあまり知られていない女優さんなのですが、名脇役としていろいろな作品に出ています。アンドレアス・ドレーゼン監督の「Halbe Treppe (階段の途中で、2012)」で準主役を演じていました。この作品はなかなかよかったのですが、日本語版がソフト化されていないのが残念!ガブリエラさんは旧東ドイツのバウツェン出身で、ソルブ人の両親のもとに生まれたんだそうです。バウツェンを含むラウジッツ地方はスラブ系少数民族であるソルブ人が多く住むことで知られていますよね。モンスターペアレンツの1人を演じるのは、ユストゥス・フォン・ドホナーニ。クセのある人を演じさせたら、この人の右にでるものはいないんとちゃうかーってくらい、イヤな演技がうまい俳優さんです。

 監督のゼンケ・ヴォルトマンは、「ベルンの奇跡」で知られています。戦後の復興期、ワールドカップで優勝したドイツサッカーを描いた作品です。
by Alichen6 | 2015-01-17 16:52 | ドイツ映画

日本にいながらドイツする♪  ドイツ・ドイツ語・ドイツ映画を愛してやまない下っ端字幕ほにゃく犬「ありちゅん」が字幕ほにゃく見習い眉毛犬「Milka」と一緒に書く日記


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