ドイツの準チョコ
2014年 05月 10日
2月にベルリンの歴史博物館へ行った際、ミュージアムショップでお買い物をしたのです。旧東ドイツ時代の板チョコ。もちろん復刻版です。慢性的な外貨不足に悩まされた東ドイツは、カカオの輸入も西ドイツのようにはいきませんでした。とーぜん、西側の板チョコのようにカカオをふんだんに入れるなんてこと、とてもできません。混ぜ物が増えるワケです。Schokolade なんて呼べないから、Süßtafel という名称で呼んでいたそうです。直訳すると「甘い板」。その、甘い板の復刻版がコレだ~~~
当時のオリジナルの画像が載っているサイトを発見。スクロールしてみてね♪ → コチラ
これ、旧東ドイツで1970年から1990年まで作られていたんだそうです。そして2000年に復刻版が出たんだとか。東ドイツ時代、カカオの含有量は7パーセントだったんだそうです。美味しくなかっただろうなぁ… 復刻版では、さすがに配合を変えているんだそうです。昔を懐かしむ人たちも、さすがに美味しくない板チョコは敬遠しちゃうでしょうから。そんなワケで、カカオの含有量も32パーセントに引き上げられたそ~です。
さてさて、復刻版「甘い板」の気になるお味は…
モソモソしてる… 美味しくないっ
カカオ含有量が増えているのに、なぜかモソモソ。ドイツの板チョコって、まずハズレがないのに、久々にやられた~って感じ。たとえて言うなら、駄菓子屋さんで売ってるピーチョコみたいなお味です(←子供のころ、遠足で買って食べたっけ)。
それがですねー、旧東ドイツの復刻版「甘い板」を食べたとたん、無性にブログで〝モソモソ感”をお伝えしたくなっちゃったのでしたー。この、ヒデキ感激☆を伝えられるのは、やっぱりブログしかないよなーなんて。
そんなワケで、また細々とブログを再開しようと思います。皆様、いつもほんとにありがとうございます。もし、もおおお~~し気が向きましたら、またお立ち寄りくださいね。