ライ麦パンをホームベーカリーで焼いてみた
2013年 05月 24日
パン作りが得意な方は大勢いらっしゃると思うので、ここでエラソーに書くのは恥ずかしいのですが、初心者なので大目に見てください~。
ドイツっぽいライ麦パンを作りたい!!!
あの、酸味のあるライ麦パンがいい!
…と思い、ネットを検索。ライ麦粉って小麦粉と違い、グルテンが少ないために普通のイーストでは膨らまないんですよね。そのため、ドイツでは Sauerteig (サワー種)というのを入れて膨らませることは聞いておりました。この Sauerteig の粉末を買って帰ったこともありました。が、手でコネコネするのは面倒でねぇ…
サワー種(サワードウ)とはナンジャラホイ?(またウィキからの引用でスミマセン)
→ 『サワードウ (sourdough)又は 天然酵母 は、小麦やライ麦の粉と水を混ぜてつくる生地に、乳酸菌と酵母を主体に複数の微生物を共培養させた伝統的なパン種。パン酵母(イースト)を純粋培養したものと同様にパンの膨張剤に用いる。乳酸菌が発酵の過程で生産する乳酸のため、サワードウをつかったパン(サワードウ・ブレッド、サワーブレッド)は特有の強い酸味と風味をもつ』(以上、引用終わりです)
ところがですねー。最近のホームベーカリーは優秀で、どうやらライ麦パンも焼けるらしい。ワタシの機種には「ライ麦パンモード」はついていないのですが、「フランスパンモード」と「全粒粉モード」はあるので、このどちらかで簡単に作れるらしいのです。しかもライ麦から作ったサワー種は富澤商店で入手可能だとのこと。富澤商店って、私の実家がある町田市が本店なんですよね。パン作りに凝っていた母が昔、材料を買っておりました。今はネットで入手可能。さっそく試してみました。
富澤商店のオンライショップは → コチラ
ここで、Sauerteig 「フォルサワー」、ライ麦の全粒粉「ヘルゴラント」、強力粉などを購入。イーストは家にあったストックを使いました。配合は「フォルサワー」のサイトに載っていたものを参考にしました。
材料(1斤分)
パン用強力粉 175g
ライ麦全粒粉 50g
フォルサワー25g、
塩5g、蜂蜜またはブラウンシュガー大さじ1
水190g
ショートニング10g(私は無塩バターを使いました)
ドライイースト 小さじ2/3
ゴマ (レシピにはなかったのですが、好みで入れちゃいました)
これでライ麦粉30%の配合。私は初心者なので、いきなりライ麦粉100%は難しいだろうなぁと思って。ライ麦パンは発酵に時間がかかるという話なので、通常の食パンモードよりは発酵時間が長い「全粒粉モード」か「フランスパンモード」が適しているそうです。
そして、不格好ではありますが、こういうのが焼けました…
うまっ! (ヒデキ感激~~)
見てくれはアレでしたが、美味しかったです!Sauerteig の酸味とライ麦全粒粉の香りが何とも懐かしい。かみしめるほど麦の味がするって感じでした。張り切ってデパ地下で買ったハムやチーズとの相性もバッチリ。本場の味だ~~
実は、焼きたてを試食してみたら酸味が強くてガッカリしたのです。白いパンと違い、焼き立てよりは少し寝かせたもののほうが美味しいみたい。これにすっかり気をよくしたワタシ。ライ麦の配合を少しずつ増やしていって、いつか100%のパンにチャレンジしたいなぁと野望を抱いております。と同時に、雑穀も混ぜて Mehrkornbrot も作りたいなぁ。
なお、うちのホームベーカリーはパナソニック製。夏場、室温が25度を超えたら、水を10cc 減らすようにとの指示が書いてあります。もしお試しになる場合、その機種の取説に書いてある指示を見てみてくださいねー。