Nur die Sonne war Zeuge (太陽がいっぱい)
2012年 07月 30日
もうずいぶん前の話で恐縮ですが、NHK の BS で名画「太陽がいっぱい」を放映しておりました。この映画、大好き。主演は言わずとしれた、ロミー・シュナイダーの元カレ! そう、アラン・ドロンです。
素敵ですよね…。うっとり。何度見ても、最後のシーンはぐっと来ます。すべて計画どおりに進んだと思い、満足げに微笑むトム(アラン・ドロン)。そしてズルズルっと遺体がヨットに引きずられて現れるシーン。そして物悲しいメロディ。くぅぅぅ~
なお、字幕翻訳はフランス語・英語映像翻訳者の横井和子さんでした。実はですね~~ 前からずっと仲良くしてくださっているお友達なのです。お互いに励まし合ったり、冗談を言い合ったり、ぴちぴちランチ(?)したりと、もう何年も一緒に頑張ってきた仲なので、クレジットを見ると「じーん…」とします。友達だからヨイショするというのではなく、真摯に向き合う姿勢と誠実&ワンコ好きな人柄がにじみ出た、素敵な字幕だと思いました。
ところで。 前にもブログでチラっと書いたことがあるのですが、ドイツでのタイトルは「Nur die Sonne war Zeuge」(=太陽だけは見ていた)。タイトルはいいとしても、この(↓)デザイン、もう少し何とかならなかったのでしょうか(苦笑)。アラン・ドロンが格好よく見えないよー。ただのエッチな兄ちゃんにしか見えないよ~~
<おまけ>
映画の原題と邦題、そしてドイツでのタイトルを比べると面白い!今、思いついたものを下に挙げますね。英語をそのままドイツ語に直したのもあるけど、全く違うタイトルもあって楽しい。
「風と共に去りぬ」(原題:Gone with the Wind) ⇒ Vom Winde verweht
「サウンド・オブ・ミュージック」(原題:The Sound of Music)⇒ Meine Lieder – meine Träume
「OK牧場の決闘」(原題:Gunfight at the O.K. Corral)⇒ Zwei rechnen ab
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(原題:Back to the Future)⇒ Zurück in die Zukunft
「