震災から2か月
2011年 05月 12日
仕事柄、朝から晩までネットに貼りついている状態でして、様々なサイトを見る機会があります。なるほど~と目からウロコのサイトもあれば、「読まなきゃよかった…」と思う怪しげな情報&デマ&悪意に満ちたサイトもあり。2か月経ち、震災直後に比べて少し落ち着いてきたとは言え、まだまだ皆さん不安でいっぱいなんだなー、先行きの不透明感や不安感で何となくモヤモヤしているのは私だけじゃないんだなーと思います。
どの方も「自分に何ができるのだろうか」と考えておられるのは同じ。私もよく考えてしまいます。そして原発には強い不安感と恐怖を覚えます。ドイツのように、原発からaussteigen してほしい。エコでクリーンなエネルギーに少しずつ転換していってほしい。放射性物質は怖いです。すっごく怖い。年間被曝量の上限を引き上げるなんて、もってのほか。私も母親なので、特に現地の子供への悪影響は不安に思います。政治家や東電トップの姿勢には嫌悪感も覚えるし、不信感も募ります。でも一方で、ある学者さんがおっしゃっていた「正しく怖がる」という姿勢に強く共感いたします。「怖い、怖い、原発の周囲のものは全て汚染されている、政府が発表する数値はすべてデタラメ、都内でも被曝により鼻血を出している人が増えている、それなのに冷静でいることは愚でありエゴだ」という論調を見ると、「むむむ~」と思っちゃう。イデオロギーが先行しているような気がして、何となく腰が引けてしまうのです。これってやはり私が愚かだからなんでしょか?エゴと欲の塊だからなんでしょか…? 科学的根拠に基づかず、感情的に騒いだりイデオロギー先行で煽るのって、正しい反原発運動を行っている人たちの足を逆に引っ張ってしまいそう。そして復興の妨げにもなってしまいそう。
やはり科学的根拠に基づくデータを信用したいし(政府が出したデータを鵜呑みにするというのではなく、複数の信頼できる筋の情報を見比べるという意味です)、ただの噂を鵜呑みにして騒ぐこともしたくない。情報収集しつつも東京にいる以上は普通に生活して募金に励み、東北のものを買う。そして私は動物が大好きな人間なので、何の罪もない被災地の家畜やペットの命が少しでも助かるよう、ささやかながらも協力をする。そうでありたいなーと思うのですが…。
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先日、ツイッターで知ったサイトで会津の産品をいくつか注文してみました。お味噌をいくつかとハチミツとジャム。まだハチミツしか開けていないのですが、あっさりしていて美味しかったです!久しぶりに「ハチミツって美味しいな~♪」と思いました。甘いのにあっさりって素敵★ ショップの対応もとても親切でした。
十七市町村物産市場 会津ブランド館 → コチラ
当分、お味噌には困らなさそう。お味噌大臣と呼んでくり~。