ヴィジェ・ルブラン展 行っちゃいました♪
2011年 04月 16日
同業のすーさんが書いていらした感想もナルホド~と激しく同意 → コチラ
ヴィジェ・ルブラン夫人ってナンジャラホイ? 公式サイトから引用させていただきます。
→ 『音楽の都ウィーンからフランスに嫁いだマリー=アントワネットは、同じ年に生まれた一人の女性画家エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブランと意気投合し、王妃の肖像画家として重用しました。彼女が描く、華やかで最新流行のドレスをまとった肖像画は、王妃のみならず、ヴェルサイユの宮廷の女性たちをも瞬く間に魅了し、ヨーロッパ中にその名を馳せていったのです。
ヴィジェ・ルブラン(1755-1842)は、フランス革命の足音が迫る中、絶対王政最後の華やかな宮廷を活写し、革命で断頭台の露と消えた王妃マリー=アントワネットのイメージを決定づけた重要な画家です。その卓越した技量や作品数の多さにも拘らず、回顧展はかつて一度だけアメリカで開催されたのみで、我が国はおろか、祖国のフランスでさえ実現されたことがありません。』(以上、「ヴィジェ・ルブラン展 公式サイトより引用)
「ベルばら」を読まれた方なら覚えておいでですよねー。身重のヴィジェ・ルブラン夫人がアントワネットの肖像画を描いている際に絵の具を落としてしまい、それをアントワネットがかがんで拾うシーン。当時、私はてっきり架空の人物だと思っていたのですが、実在だったんですねー。感動です。
しかも!貴婦人から肖像画の注文が殺到したのもうなずけます。どの女性も、すっごくキレイ。女性が「こう描いてほしい」と思うポイントを全て押さえてあるのです。性格がよさそうで健康的なほほえみ、血色がよく透き通るような美肌、済んだ瞳、柔らかい巻き毛、上等でお洒落なドレス、ゼツミョ~な差し色使いが光るファッション。娘と2人で観賞したのですが、どの肖像画も気に入ってしまいました~。でもって、「ワタシもこんな風に描いてもらいたい…」と思ってしまったのでありました。間違っても目が充血してたり、クマができていたり、髪の毛がボサボサだったり、ドレスの趣味が悪かったり、肌が荒れていたり、意地悪そうな顔をしていたりといったマイナスポイントは全くナイ。羨まし杉です。
しかも!ヴィジェ・ルブラン夫人の自画像がチョ~魅力的。大きな声では言えませんが、マリー・アントワネットより絶対にキレイ!特に感動的だったのが、コレです → コチラ(実物は、もっと色鮮やかです)
関東限定の話ですみません。この展覧会、巡回しないのかなー。素敵なのに。じゅっこさん、いろいろありがとうございました~♪