名プロデューサー&脚本家、ベルント・アイヒンガー氏の訃報

 1月の話ですが、ドイツの名プロデューサーにして脚本家、ベルント・アイヒンガー氏が心筋梗塞のため、ロスの自宅で急死したそうです。いつもなら映画関係のニュースもネットで追っているのですが、バタバタしていて見逃しておりました。知ったのが2月。ベルリン映画祭でアイヒンガー氏が手掛けた作品の追悼上映が行われ、それで訃報を知った次第です。

 日本ではそれほど知名度は高くないのですが、ドイツの映画関係者の間ではチョ~有名な存在。ビッグな方でした。製作だけでなく脚本執筆も手掛け、彼がかかわった作品のリストを見るとビックリいたしますです。

allcinema online に、アイヒンガー氏が関わった作品が出ております → コチラ
「ヒトラー 最期の12日間」「パフューム ある人殺しの物語」「バーダー・マインホフ 理想の果てに」で脚本と製作を担当していたのは記憶に新しいところです。古い作品では、「薔薇の名前」「ネバーエンディング・ストーリー」などの製作が有名です。あと、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」では最後のほうでカメオ出演していますよね。チンピラっぽい役だったかな?(←すみません、うろ覚え)

 実は~ 今でも下っ端ではありますが、今よりさらに駆け出しの頃、ビッグな作品が公開される際にインタビューのほにゃくをよくやりました。で、アイヒンガー氏のインタビューもちょくちょくやったのです。プロデューサーって、どれだけ現場に現れるのかよく分からないのですが、アイヒンガー氏は現場主義だったように記憶しております。本人も確か言っておりました。できるだけ撮影現場に立ち合い、出演者たちと交流するって。ただ、口を挟むと若い監督が委縮してしまうので、意見を求められない限り、口は出さないとも言っておりました。そう言われてメイキング映像などを見ると、アイヒンガー氏が現場の隅っこによく映っていたのです。

 ドイツ映画の末端にかかわる者として、アイヒンガー氏が亡くなったのはとても寂しい。まだ62歳ですもんね。安らかにお休みください。
Commented by tan at 2011-03-06 17:31 x
私もこのニュースはショックでした! まだ駆け出してもいないスタートラインの私も、アイヒンガー氏のインタビューを訳したことがあります。お若いのに、本当に惜しいですよね。
Commented by mtonosama at 2011-03-07 06:49
印象に残る映画に関わっていらっしゃいますね。

現場主義のプロデューサーということ。
去年の初夏に観た「あの夏の子供たち」というフランス映画
を思い出しました。

合掌
Commented by ありちゅん at 2011-03-07 08:21 x
☆tanさん おはようございます~ tanさんもアイヒンガー氏のインタビューを訳されたんですね! オーストリア訛りが残ってるなーと思いました。普通、映画が公開されるとインタビュー物って監督や出演者が多いですよねー。当時、「なんでこんなにプロデューサーがクローズアップされるんだろう?」と思ったりしていたのですが、そのくらいドイツでは有名人&大物ってことなんでしょうね。
Commented by ありちゅん at 2011-03-07 08:24 x
☆との様 おはようございます~。コメントありがとうございます。よくインタビューを聞いた(見た)りしていただけに、なんだか身近な人に思えて訃報が寂しかったです。家族や親しい友人を招いて自宅で食事をしている最中に発作を起こしたとの話です。突然の訃報で周囲は驚いたでしょうが、巨星墜つ、という感じがしました。「あの夏の子供たち」のサイトを見てみました。こういうことってあるんでしょうね・・・。ホント、惜しい方を亡くしました。
by Alichen6 | 2011-03-06 17:12 | ドイツ映画 | Comments(4)

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